【DeNA】竹田祐7回1失点好投ビジター4戦4勝!履正社時代のセンバツ決勝以来の甲子園で躍動
<阪神1-4DeNA>◇20日◇甲子園 DeNAが今季のリーグ戦の甲子園最終戦で白星で締めた。 【写真】阪神対DeNA DeNA先発の竹田 前日に3位以上を確定させ、4年連続でのCS出場が決定。それでも2位でCSホーム開催の権利を得るべく、CSファイナルの地で白星を収めた。 先発のドラフト1位ルーキー竹田祐投手(26)が好投で試合を作った。2回には四球と不運な内野安打で無死一、二塁のピンチを招くも、無失点で切り抜けると勢いに乗った。3回から4イニング連続で3者凡退。7回1死に阪神大山にソロを浴びるも、7回3安打1失点と圧倒的な投球で4勝目を挙げた。履正社(大阪)時代の17年、春のセンバツ決勝で大阪桐蔭に敗れて以来8年ぶりの甲子園のマウンドで躍動し、プロ初登板からビジターでは4戦4勝となった。 打線もルーキーを援護した。4回2死二塁から山本が先制適時打を放つと、5回2死二塁ではこの日が28歳の誕生日だった蝦名が中前適時打で追加点。1点差に迫られた8回1死一塁ではオースティンが左翼席への11号2ランで援護した。 ◆竹田祐(たけだ・ゆう)1999年(平11)7月5日、大阪府生まれ。履正社入学時は遊撃手で、2年春から投手。2年秋に神宮大会V、3年春はセンバツ準V。明大でリーグ戦通算39試合で11勝5敗、防御率2・54。三菱重工Westでは24年都市対抗8強。同年ドラフト1位でDeNA入団。8月16日中日戦で初登板初勝利。今季推定年俸1600万円。184センチ、96キロ。右投げ右打ち。