(正式イベントタイトルは「Nalidumu Letu Pendo 1985 Kwako」AWAKED and METAL BLITZKRIEG presents「JURASSIC JADE 35th Anniversary Gig」の模様。)
いや~正に、8ヶ月ぶりのライヴハウス…両国SUNRIZE。
この日と前日(は行けなかったが。)はVeppy氏企画のJURASSIC JADEの35周年…何周年という記念のライヴでは、20周年のイベント以来ということになる。それにしてもJURASSIC JADEの場合、35年(本当はその前のREBEL POWERの頃がある。)全く活動を停止した事がない。そういったバンドはシーンでも数えるほどであろう。
入ると、VAN HALENがBGMでかかっている。"Hot For Teacher"。さすがに先週の訃報はショックであったなぁ。追悼の意味だろう…。
トップは、DRESSED TO KILL。元VELVET WORMのJunkさんが新たに昨年から始めたバンドである。
ドゥーミーなリフから始まり、攻撃的なフィルインから三連のリズムへと。これはインストで、続いて80年代的なリフで疾走。サウンドは重いが、往年のノリが支配している。次の2曲目も速い。ギター・ソロ部は三連でスローに。さらに激速で短い3曲目を経て、ミドル・テンポの4曲目へ。
5曲目は激速ツーバス連打からスタートするが、パンク的な雰囲気も漂う独特の曲。ラストはスローなイントロからスピーディーに展開。ベースソロ的な見せ場もあった。
義狼魑武掟羅亜(GUILLOTINE TERROR)。
「おい!行くぜ!!義狼魑武掟羅亜!!」とKurumi(吼流魅)さんが一喝!すぐに速い"仁義ノ契リ"がスタート。途中三連になる部分もある。さらにミドル・テンポに移行して、"竹林ノ虎 蒼天ノ龍"。こちらも独特の「メロディアス」な側面が特徴的である。ギター・ソロも素晴らしい。
「コロナの中、みなさん、元気でしたか?」と挨拶のMCをして、物販のことと10/20に新作をリリースする事を告げた。タイトルは「『吼えろ』~SOUL FROM RISING SUN~」(一瞬、BOW WOWのファーストを思い出してしまった…。)「新作持ってきてない代わりに新曲をやる。バラードもある。バラードだぜ?義狼魑武掟羅亜が…。」と自虐気味に言って、まずは、"花ハ桜木 男ハ度胸"。速めの8ビートだが、そこに乗るKurumiさんのヴォーカル・ラインには、日本人にしか出せない演歌の味が…。そして、スローでブルージーなイントロから、ついにバラードの"月下の桜花"!う~~む、沁みる!ミラーボールが回る…。ラストのソロもシブい。
「和製ブルーズだよ。俺達はハードコアだけど…日本の音楽の色々な素晴らしい要素を入れてやっていきます。」続いてまた新曲、"旭日ニ糺ス"。こちらは速い8ビート主体。「みんな、新曲どうだった?俺達ハードコアだけど、もう、演歌とも対バンするし、歌謡曲とも、俺は弾き語りもやっているから、もちろんフォークとも、なんでもやるから。」とジャンルは問わずに色んなバンドと共演する事を宣言した。「全方位の中で最強のロックをブチかますからな!」義狼魑武掟羅亜の今後の展開はとても楽しみだ!
6曲目は代表曲となった"流れ星"。パワーコードで7曲目へ移行し、テーマ曲である、"義狼魑武掟羅亜"!この曲のリフ構成はシンプルだが、すごく個人的にツボである。「このSUNRIZEの天井ぶち破るぐらいの気合いで!」とラストの"一刀両断"!
で、「Veppyからのリクエストがあってね。」と言って、一度舞台袖に消えるKurumiさん。その間は他のメンバーさんがMCをとる。アコギを持って再び登場のKurumiさんは、「加藤登紀子さんのカヴァーで。」と言い、熊谷の夏のイベントでも恒例になりつつある"酒は大関"を披露。オーディエンスは手拍子で応える。いつもならマスクもなくみんなで大合唱、というところだが…そんな自由なステージにもうそろそろ戻りたいところである。ウィズ コロナ?ウィズアウト コロナじゃなきゃ!
義狼魑武掟羅亜@両国SUNRIZE 2020.10.11
SET LIST:
1. 仁義ノ契リ
2. 竹林ノ虎 蒼天ノ龍
3. (New Song)花ハ桜木 男ハ度胸
4. (New Song)月下の桜花
5. (New Song)旭日ニ糺ス
6. 流れ星
7. 義狼魑武掟羅亜
8. 一刀両断
-Encore-
1. 酒は大関(吼流魅弾き語りソロ、加藤登紀子のカヴァー)
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JURASSIC JADE。
今年初…ということになる。仕方がないけど。いつものSEがかかり、またフロア側から来るかな?と思ったが、さすがにソーシャル・ディスタンス的な事もありそれはなく、左手の舞台袖からHizumi女王登場。舞を披露して、「ガキ共行くぞ~~~!」ハイハットのカウントで1曲目が何かが分かった。"ドク・ユメ・スペルマ"!ラストのフィードバック音から強力なコーラスが入り、"The Only Song, The Last Song"へ。ラストの長谷川さんのアルペジオにフランジャーがかかったベースが絡み、空間をノイズが埋めていく…。
「イヤッホー!」といつものようにおどけるHizumiさん。「声を出したいのはお互い山々ですね。」う~ん、やはり特殊な環境と呼ばざるを得ない…。「Veppyの企画2Days…昔あったかな?2Daysの企画って。」実際は、20周年の「20th ANNIVERSARY PARTY『成人式』」の時は、1日目が目黒LIVE STATION、2日目がつくばPARK DINERという形で2Daysをやったが、場所がそれぞれ違うのと、バンドの企画の1日目とそうでない2日目という形であったので、今回のように同じ会場で2Daysは初かもしれない。
「こんな時期にステージに上がれるなんて、感謝しかありません。」と述べ、"この日が来るのを待っていた"をタイトルコール。ストレートなスラッシュ・ナンバーで気持ち的には血沸き肉躍る…のだが、とりあえず心の中で暴れるしかない。さらに不気味なアルペジオの上で、Hizumiさんが"Pain in my heart..."とスキャットすると、独特のリズムの"Chaos Queen"が始まる。90年代のJURASSIC JADEはストレートなスラッシュ・メタルからよりリズム遊びが多いプログレ的なスタイルのものに変化していった時期ともいえ、現在のようにストレートな楽曲と複雑な構成のリズムの楽曲が共存するようになるのは、2000年代中期からといえる。それだけに、ときたま演奏される当時の楽曲には珍しい表情を持つ物も多い。
「いいぞ!いいぞ!」を連呼するHizumiさんだが、「アルバムを作りました。12月9日リリースです。…間違ってないよね?」と言って、タイトルの「id」について「アイ・ディー」と書いて「イド」と読むと語った。色んな意味がこの言葉には含まれていると言っていたが(個人的には「禁断の惑星」を思い出してしまいました…それは入ってなかったけど。)、全部は覚えきれなかった…。
「じゃあ、新曲をやります。昨日とは別の曲を。"遼かなるペシャワール"。」スティール・ギター的(?)な音色のアルペジオのイントロにベースが絡む。そこから超へヴィなバンド・サウンドへと移行するが、へヴィでスロー…今までにない感じの楽曲である。(ここまで書いて、あんまりリリースされていない新曲の内容を書きすぎるのもなんだから、後はご想像にお任せします。(笑))
さらに「文字通り、井戸を掘る歌」と言うHizumiさん。その場面でなんらかのツッコミを入れた長谷川さんは「君が話せばいいじゃない。」とHizumiさんに逆に振られる。久々にマイクで話す長谷川さんは、「最後のアルバムになると思うから。」と。「そんなことしか言えねーのかよ…。(苦笑)」とHizumiさん。個人的には最後のアルバムになるかどうか?は神のみぞ知るだが…まだまだ(永遠に)やっていってほしいバンドだから、最後とかそういう事は今は考えない。2曲目の新曲は"Never Child Mother Land"。これも、あ~書きたいことが多いリフのこととかいっぱいあるけど、割愛!すみません。
短いMCがあり、"そこから"。へヴィなコードとハーモニクスから成るイントロのリフはいつ聴いてもそれだけで世界観が出来上がっている。さらに"恋するアトミックボーイ"。中間のスローなパートはかなりへヴィに思えた。
「ある先輩(想像はついているが。)の昨年の2Daysのライヴを見て、新しいアルバムをもう1回作るというきっかけになりました。」と述べるHizumiさん。10曲目は"触れてはいけない"。そして、次の曲が最後の曲と述べ、「ニューアルバムに日本語で入れ直しました。」ライヴでは昨年も日本語でやっていたので、その曲が何かは分かる。しかし、今回のレコーディングでも、色々な事があったようだ。(下記リンクを参照。)
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そのアナザー・ヴァージョンたる"22nd Hemiplegia"(何故22番目なのかな?)が演奏され、「これにてJURASSIC JADE、一巻の終わり。」と言ってステージを去っていくメンバー…。
もちろん、それで終わるわけはなく、まずは長谷川さんが戻って来た。強力な刻みリフが放たれる。"The Individual D-Day"!さらに途中からメドレーで"精神病質(Seishin-Byo-Shitsu)"だが、どちらの曲でもギター・ソロが入って来る。ラストはもちろん、"鏡よ鏡"!最後にドラムのフィルが入って終了した。
撮影は今日は禁止(おそらく、前に集まって「密」な状態になるのを防ぐためだとは思うが…理由は不明。)だが、ここで撮影タイムでメンバーが前に出て来る。もちろん、オーディエンスはギュウギュウにはならないように注意して写真を撮っている。
30周年だった2015年は何もイベントはなかったし、25周年の2010年にも特に何も(三部作全曲演奏と銘打った企画があったけど。)なかったが、本当の意味でずっと35年も活動してきたJURASSIC JADEはさらに走り続けていく事だろう!
JURASSIC JADE@両国SUNRIZE 2020.10.11
SET LIST:
1. SE~ドク・ユメ・スペルマ
2. The Only Song, The Last Song
3. この日が来るのを待っていた
4. Chaos Queen
5. (New Song)遼かなるペシャワール
6. (New Song)Never Child Mother Land
7. そこから
8. 恋するアトミックボーイ
9. 触れてはいけない
10.22nd Hemiplegia
-Encore-
1. The Individual D-Day~精神病質(Seishin-Byo-Shitsu)
2. 鏡よ鏡
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