6月12日、ドイツ銀行のクリスティアン・ゼービング最高経営責任者(CEO)は、企業が米国の関税政策の影響で意思決定を遅らせているため、資金調達支援・M&A(合併・買収)助言部門は期待していたほど好調ではないと明らかにした。写真はドイツ銀行のロゴ。2024年4月、スペイン・マラガで撮影(2025年 ロイター/Jon Nazca)
[フランクフルト 29日 ロイター] - ドイツ銀行(DBKGn.DE), opens new tabが29日発表した第1・四半期決算は、利益が前年同期比39%増加し、アナリスト予想を上回った。市場のボラティリティーが拡大する中、グローバル投資銀行部門の債券・為替トレーディング業務が大幅な増収となったことが寄与した。
レバレッジド・ファイナンス取引に関連した評価損や、関税が顧客に与え得る影響に絡んだ追加引当金の計上にもかかわらず好調な決算となった。
株主帰属純利益は17億8000万ユーロ(20億3000万ドル)。前年同期は12億8000万ユーロ、アナリスト予想は16億4000万ユーロだった。
クリスティアン・ゼービング最高経営責任者(CEO)は「2025年の目標全ての達成に向けて順調に進んでいる」と述べた。
第1・四半期の業績により、ドイツ銀は過去10年間の累計利益が損失を上回り、2015年から19年にかけて計上した多額の損失を回復した。
債券・為替トレーディング業務は17%の増収で、予想の10.3%増収を上回った。
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過去数四半期に大きく伸びていたオリジネーション・アドバイザリー業務は8%の減収となった。
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