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『チ。』の原点。漫画家・魚豊がデビュー作『ひゃくえむ。』を経て貫く信念とは?

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『ひゃくえむ。』 (C)魚豊・講談社/『ひゃくえむ。』製作委員会

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劇場アニメ『ひゃくえむ。』が9月19日(金)から公開になる。本作は『チ。―地球の運動について―』などで知られる魚豊の連載デビュー作をアニメ映画化した作品で、タイトルのとおり、100m走に魅了された者たちのドラマを描いている。本作の冒頭で、生まれつき足の速い少年・トガシは、転校生の小宮にこう告げる。

「100mを誰よりも速く走れば、全部解決する」

この言葉は本作の核心であり、また呪いでもある。なぜなら本作は一方でセリフにはしないがこうも語っているからだ。

「100mを誰よりも速く走ったところで、一体、何になる?」

それでも彼らは走る。なぜ? 原作者の魚豊は語る。

「自分のやりたいことがあって、何としてでもやり抜くとなったときに、自分のやりたいことをなんで“正しい”と言えるのか?」

彼の創作の根幹をなす思想、想い、そして次回作に向けた思考……映画公開を機に話を聞いた。

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