官民2病院 統合方針 安来市立と安来第一 市「厳しい経営環境」 来年度目標に基本構想 /島根

経営統合の方針が示された安来市立病院=島根県安来市広瀬町広瀬で、上野宏人撮影
経営統合の方針が示された安来市立病院=島根県安来市広瀬町広瀬で、上野宏人撮影

 島根県安来市は18日、安来市立病院と民間の安来第一病院を経営統合する基本方針を公表した。人口減少に伴う患者数減や、医師や看護師など医療従事者の確保の困難さなど、厳しい経営環境が背景にある。田中武夫市長は報道陣に「二つの病院が(ともに)生き残るのは難しい。今後、具体的にどう統合するか検討する」と述べた。【上野宏人】

 市によると、安来市立病院(水田正能院長、同市広瀬町広瀬、22診療科148床)は、市南部の中山間地に位置。へき地医療などを担うが、施設の老朽化が進み、常勤医師が7人と、2015年度の18人から大幅に減少した。

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