堀ちえみを中傷、有罪判決を受けた女が控訴 偽計業務妨害罪を否認か
歌手でタレントの堀ちえみ(58)のブログにSNSで誹謗中傷を繰り返して偽計業務妨害の罪に問われ、一審東京地裁で懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を受けた無職の女が判決を不服として控訴したことが21日、分かった。控訴したのは東京都多摩市在住の中島早苗被告(48)。 堀は19年にステージ4の舌がんと診断されて以降、闘病生活と芸能活動を続けてきたが、中島被告は堀のブログに23年4月から約2年間にわたって「うそ八百」「顔が歪んでいる」「舌を引っこ抜かれたいのか」などと1万6004件もの誹謗中傷のメッセージをスマートフォンて送信し続けてきた。 東京地裁は8月29日、中島被告に対し「被告の行動は重い」としながらも懲役1年、執行猶予3年の判決を言い渡した。 中島被告は公判で、誹謗中傷などの事実についてはおおむね認めたが、偽計業務妨害罪に関しては「そのような意図はありませんでした」と否認していた。