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引退の美馬学ロッテ・楽天時代の思い出吐露 澤村拓一が試合直前ユニフォーム姿でサプライズ登場に「今かよ」と破顔 日本一星野仙一氏への思いも

2025年9月18日 20:08
引退の美馬学ロッテ・楽天時代の思い出吐露 澤村拓一が試合直前ユニフォーム姿でサプライズ登場に「今かよ」と破顔 日本一星野仙一氏への思いも
左から澤村拓一投手、美馬学投手、元ロッテの井上晴哉氏、松田進氏
ロッテ美馬学投手が18日、引退会見を開きました。その中でプロ入りから9年間在籍した楽天と、その後、6年目を過ごしているロッテでの思い出をそれぞれ語りました。

美馬投手は藤代高から中央大、東京ガスと社会人野球を経て2010年にドラフト2位で楽天に入団。2年目から先発ローテーションを守り、2013年には球団史上初の日本一に貢献し、日本シリーズMVPにも選出される活躍を見せました。

美馬投手はその日本シリーズでの活躍がキャリアにおいて重要だったと振り返り「MVPを取ってから自信がついて、野球人生がここまで長くなったと思う」と語りました。

そして当時の監督で2018年に70歳で亡くなった星野仙一氏へは、15年間もプレーできたことを感謝の気持ちも込めて報告したいと明かします。その理由については「1年目もケガであまり戦力になれなかった時もあったので、星野さんも(長くプレーできるとは)思ってなかったと思うので」と話しました。

またロッテ時代の一番の思い出を聞かれた美馬投手は、一年目に10勝目を挙げた試合が深く印象に残っていると言います。「本当に大事な試合で、8回途中まで投げて後輩の澤村につないで、勝った試合ですかね。最後、益田が締めて勝った試合。自分の中でもいいピッチングで、試合としてもチーム一丸となったベストゲームだったかなと思います」と話しました。

すると会見の最後にはサプライズで元ロッテの井上晴哉氏と松田進氏、さらに試合前でユニフォーム姿の澤村拓一投手が花束を持って登場しました。

美馬投手は中央大時代の1学年後輩である澤村投手には「今かよ」と笑ってツッコミを入れるなど、笑いで包まれる和やかなムードで会見の幕を閉じました。
最終更新日:2025年9月18日 20:23
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