横浜市で選挙人名簿の登録者が急増? 県選管が確認求め、異例の事態

足立朋子

 神奈川県選挙管理委員会は2日、同日公表予定だった県内市町村の選挙人名簿定時登録者数の9月分のまとめが遅れ、公表時期のめどが立たないと発表した。1日付で市町村から報告を受け、翌日に公表するのが通例だが、横浜市の報告数が数万人単位で増えており、再確認を求めているため。休日を除き、定時登録数を翌日に公表できないのは異例という。

ADVERTISEMENT

 選挙人名簿は、選挙を正しく行うために自治体選管がつくる名簿で、3・6・9・12月の1日時点を基準日として公表するのが「定時登録」数。選挙人名簿登録者は、満18歳以上の日本国民で、転入してから引き続き3カ月以上住む人の数だ。

 横浜市選管によると、県の指摘を受けて報告した数を精査しているが、管理するシステムの検証も必要な可能性があり、時間がかかっている。「週内には確認を終えたい」という。

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます

今すぐ登録(1カ月間無料)

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません

ログインする
アプリで開く
この記事を書いた人
足立朋子
横浜総局
専門・関心分野
保育・教育 労働、子どもの権利

PR

関連ニュース