Perfume、2025年末を持って活動休止へ メジャーデビュー20周年記念日に電撃発表、「それぞれにパワーアップしてカムバックしたい」と再始動への意欲も
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かしゆか(36)、あ~ちゃん(36)、のっち(37)の3人からなるテクノポップユニット「Perfume」が12月31日をもって活動を休止することをメジャーデビュー20周年記念日の20日深夜、オフィシャルファンクラブサイトで電撃発表した。 ◆のっちの誕生日を祝うかしゆか&あ~ちゃん【写真】 メンバーは「今、自分たちが胸を張って“輝いている”と思えるこの瞬間を刻むため、私たちは2026年からPerfumeを一度コールドスリープします」と宣言。最新のツアーの演出にも使われていたこの言葉で活動休止を表現した。 その上で「長く人生を共にしていくなら、より良くかっこいいPerfumeでまた新しい挑戦へ進むため、一つの区切りを持とうということになりました」と説明。1999年の結成から25年の節目となる記念イヤーを締めくくる上で、メンバーが話し合い、それぞれがさらに成長し、自分の人生と向き合うため、期限を設けずにグループ活動を休む決断を下したとみられる。 ただ、「”新しいPerfume”になるため、それぞれがそれぞれにパワーアップしてカムバックしたいと思っているので、またみなさんに巡り会える日まで、温かく見守っていただけたら嬉しいです」とも記しており、将来の再始動への意欲もにじませた。 この発表を受け、SNSでは「カムバックしたいと思っているのだから 信じて待ちます」「Perfumeの活動休止じゃなくてコールドスリープって言い方なんか素敵だな」などさまざまなコメントが集まっている。 広島で結成し、20年前のこの日にシングル「リニアモーターガール」でメジャーデビューしたPerfumeは、中田ヤスタカ氏のプロデュースのもと、エレクトロなビートとシンセサイザーを駆使した斬新的なサウンドで独自の地位を確立。07年に発売したシングル「ポリリズム」でブレークし、翌年にNHK紅白歌合戦に初出場。10年11月には初の東京ドーム単独公演を実現させた。 以降も「チョコレイト・ディスコ」「レーザービーム」「Dream Fighter」「TOKYO GIRL」など多数のヒット曲を生み出した。13年に世界最大の広告祭「カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバル」で日本人歌手として初めてパフォーマンスを披露。19年には米国で開催された世界最大級の音楽フェス「コーチェラ2019」に出演するなど、海外でも多数のファンから支持されている。 昨年にグループ結成25周年とメジャーデビュー20周年を記念したアルバム「ネビュラロマンス 前篇」をリリースし、同作を引っ提げた全国ツアーを年末から開催。あす22日と23日には5年ぶりとなる東京ドーム公演を開催予定。
中日スポーツ
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