お笑い芸人に向いている人
最近、様々な配信アプリに手を出してことごとく
「面白くない」という簡単な言葉に傷つき精神に少しダメージが残るほど売れていない芸人が
普段思っていることを一方的に文体に残して満足するだけのもの
お気に召さない方はスキとフォローだけして閉じてください。
さて、今回は現在自分も目指しているであろうお笑い芸人に向いている人について話さしてもらう
先に言っておくが
あくまで『向いている人』であって『売れる』訳ではない
この芸人という華々しく残酷な
貧富の差が一番大きいこの世界に向いている人だ
結果を残すとは また別の話になる
仮にこの記事を見て、当てはまる人が周りにいて、
さらにその人が芸人を志しているのであれば
是非その時は言っていただきたい
「芸人だけはやめた方がいいよ」と
では早速いつものように長々と書いていこうとする
メンタルが強い人
こういったメディア関係の業界では当たり前なのだが
芸人は恐ろしくメンタルが削られる瞬間が多い
ネタで滑った時や当然ライブシーンのお客さんが少ないというものだけでもなかなかメンタルに来るものだ
何故か一般の方々は
芸人=奴隷のようなもの
と考えている人が多数いる
俳優や声優とは違い、簡単に批判が言いやすく
そして何故か知らないが「面白くない」と言うことでカッコいいと思っている馬鹿が大勢いる
別に本人に言わなくてもいいのだが、簡単に言えちゃうのが今の時代だ
誹謗中傷でお金が簡単に取れる時代が来れば
ほとんどの芸人が大金を得るだろう
あとは板挟みにあうことが多い、苦しい話だが芸人には作家と言われる
ネタの先生的立場の人にお世話になることが多い
これは私自身の経験談でもあるが
ネタの先生によって言われることが全く違う
180度違うことを言われることが多々ある
取捨選択を上手にこなさないいと客に対して笑いは起きないが
作家のみ笑いが起きると言った直しようもない状態に陥りやすい
あとは私含め最初に出るであろうライブにはフリーという事務所に所属できていない人たちが多くいるので
当然性格の悪いやつや簡単に悪口を言うやつ、金の無ささから物を盗むやつ等まるで日本とは思えない治安の悪さだ
そこに慣れたら一生涯売れることがないと思ってしまうが
続いては
媚び上手
これも当たり前なのだが事務所がプッシュするまでに時間を短縮したいならば当然の技法だ
媚びて媚びて媚びまくって手に入れる仕事もある
大手の事務所ではわざわざ地方営業を手に入れるためだけに
権力者との飲み会を盛り上げるということを事務所総出で行っていたりする
媚び上手というよりかは
可愛がられる要素が沢山ある
と言ってもいいかもしれない
続いて
お笑いが好き
まぁ当然のことだがお笑いが好きでなければやりようがない
中にはお笑いを全く知らないというスタンスで活躍されている芸人さんもいるが、それはあくまで細かい技術面(ネタ構成など)の事だと思ってほしい
志したときは勿論お笑いが好きでお笑い芸人という職業に憧れを抱いてきたに違いない、そうであった欲しい部分もあるが、、
とにかく現在活躍されている芸人さんは総じて芸人が好きだ
まだまだたくさんあるのだが、代表して最後に一つ
計算上手
売れている人ほど頭がいいくらい
一筋縄ではいかないのがこのお笑い芸人という職業だ
あくまで私の考えなのだが面白い事柄はすべて計算上に基づいたものだと思える
すべらない話であれば話の構成 声色 ワードセンス 顔の向き 感情の持って生き方などたくさんの要素が見事なバランスで保って笑いに繋がっている
フィギュアスケートみたいに話の後に芸術点発表するのも取り入れたいくらいの番組だ
勿論芸人といえばネタになるのだがネタこそ計算をしなければならない
詳しくは過去の記事を見てほしい
あとはバラエティ番組での立ち振る舞いだってそうだ
アンガールズ田中さんやハライチ澤部さんやメイプル超合金カズレーザーさんなどを見ていると、惚れ惚れしく感じるほどの立ち振る舞いだ
では今日の記事についてそろそろまとめていこうと思うのだが
ここでちゃぶ台をひっくり返すようなことを言いたい
述べた要素が全くと言っていいほど無い方
それは芸人を目指すべき存在なのだ
おそらく、頭の中にハテナマークが浮かんでいることだろう
何回も言うが芸人というのは出来ないことが武器になりうる世界だ
メンタルがボロボロになるほど弱いものだって武器になるし
物凄く媚びるのが下手な人だって武器になるし
お笑い芸人が嫌いな芸人だって少し興味をそそられる
計算が物凄くできないのもそれはそれで愛嬌として捉えられる
極論になるが今回まとめさせてもらうと
お笑い芸人が向いている人は
どんな職業でも完璧に成功をおさめれる「天才」か
お笑いしかできない犯罪者予備軍のような「変態」か
だと思える
何においても中途半端な人間は向いていないのだ
「そこそこ」もしかしたらこの言葉が
芸人を一番けなしている言葉なのかもしれない
賞レースでもぶっちぎりの一番かぶっちぎりの最下位が目立つ
その間の順位の人が一番目立たないものだ
私の「天才」の道は閉ざされたようなものだ
あとは「変態」を目指すしかない
今日まで私は売れていない、しかし明日はもっと面白い私に出会える、明日は売れる、明日から売れる。
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