日本語の歴史についての音声系の動画がすごい!(2020年11月24日)
オンラインでのコミュニケーションも私にとってはかなり日常と化してきました。また、YouTubeの動画やチャンネルの検索をすると、欲しい情報が何でもあるというすごい世界になってきたとも思います。
私も自分でチャンネルを持って動画もアップしていますが、本格的に動画を作成している方はその労力は半端ないとおっしゃっています。そうした中、日本語の歴史(国語史)の音声の分野のクオリティの高い動画もたくさん作成されていることを最近知りました。
「いろは歌で追う日本語の音変化の歴史 【ゆっくり解説】 History of Japanese Phonology」
芸軌社 (Geikisha)
※自分ではわからない部分を正直に知識がないとおっしゃっている点が好感が持てます。
「いろはうた 古代→近代の発音で a Japanese poem through time」
minerva scientia
※いろいろな言語に興味のある方のようです。言語に限らず動画がたくさんあります。
「国語」(「古典」)の文学的な面や読解が苦手な生徒でも、言語学的な内容に触れ、国語に興味が持つことができたということもかつてありました。
YouTubeの動画は玉石混交ですが、生徒が興味を持って自分で調べるきっかけになればそれでいいとも思います(最低限のところを教員でチェックして(授業内で)紹介するのであれば問題ないのではないでしょうか)。
コメント
2古代の発音なんて、どうやって調べたんだろうと思いながら、以前似たような動画を見た記憶があります。1000年たつと、言葉ってこんなにも変わるんだなぁーって
お経などに記されている声点や半切、声を出す芸能のテキスト類の中にある音声に関する注意書きなど……日本で残っている文献にはどのように発音するかの記号・記載が数多く残っているそうです。
最近、昭和のドキュメンタリー番組の動画を見ましたが、アナウンサーの語りは今よりもずっとゆっくりで丁寧な印象を受け、数十年でもこれだけ違うんだなと実感します(個人的には、昭和の語りの方が落ち着きます)。