DeNA・牧秀悟「1軍の世界で戦うには中途半端じゃ駄目」 戦列復帰の見通しについて言及
左手親指の付け根を痛めて戦線離脱しているDeNA・牧秀悟内野手(27)が16日、神奈川・横須賀市の球団施設でリハビリに臨み、戦列復帰の見通しについて「何とも言えない。しっかり打って、守れるところまでいかないと。1軍の世界で戦うには中途半端じゃ駄目」と言及した。 【写真】母の散髪でビシッと決めたDeNA・牧 8月1日に離脱し、同7日に患部の手術を受けた。打撃練習は約1週間前に再開。この日は左右の手で交互にバットを握り、室内で軽めのティー打撃を行った。屋外でのノックは、捕球面が平らなグラブで実施。攻守ともに左手への負荷が少ないメニューを続けている段階だ。 今季は開幕から7月までの全93試合に出場し、打率・277、16本塁打、49打点。レギュラーシーズン途中での手術に「葛藤はあった。だいぶ迷った」と打ち明けたが、ポストシーズンでの戦列復帰も視野に入れて決断した。「(離脱した時点でレギュラーシーズンは)残り2カ月だったので、無理してでもやるところではあったと思うけど、無理ができなかった」と率直に語った。 リーグ優勝を逃したチームは、10月11日に始まるクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージを本拠地で開催する権利を得られる2位につける。その輪の中にいられず「歯がゆい。悔しさはある」と語りつつ「順調に来ている。後は自分次第」とプレーへの意欲も口にした。(鈴木智紘)