カーク氏射殺事件 訴追のロビンソン容疑者「ヘイトを広げすぎる」と家族に犯行理由説明

米国の保守系政治活動家が射殺された事件で拘束されたタイラー・ロビンソン容疑者(ユタ州知事室提供・AP=共同)
米国の保守系政治活動家が射殺された事件で拘束されたタイラー・ロビンソン容疑者(ユタ州知事室提供・AP=共同)

【ニューヨーク=本間英士】米国の保守系政治活動家、チャーリー・カーク氏(31)が西部ユタ州で射殺された事件で、地元検察は16日、タイラー・ロビンソン容疑者(22)を殺人など7件の容疑で訴追した。検察は記者会見で死刑を求める方針を表明した。

検察によると、容疑者は10日、大学のキャンパスで討論中のカーク氏を建物の屋上から銃撃して殺害。犯行後に逃走したが、11日に捜査当局に拘束された。

銃撃に使われたとみられるライフルの引き金から容疑者のDNAが検出された。容疑者は交際相手の同居人に事件への関与を明かした上で「1週間ほど前から計画していた」と説明。銃撃の理由については容疑者の家族に「あの男(カーク氏)はヘイトを広げすぎる」と話したという。

また、家族は検察に対し「(容疑者は)この1年ほどで左派的になり、トランスジェンダーの権利を支持していた」と説明。容疑者は男性から女性に性転換中の交際相手と同居し、トランプ大統領を支持する父親との間で口論もあったという。

カーク氏はトランプ氏の熱烈な支持者。保守系の若者に影響力を持つ一方で、トランスジェンダーには否定的だった。

容疑者は16日、州地裁にオンラインで出廷。訴追内容の説明を受けた。ユタ州は死刑制度を採用している。

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