名古屋市“観光プロモ事業汚職事件”広告会社役員に有罪判決

名古屋市が発注した観光プロモーション事業をめぐる汚職事件で、市の元担当課長に賄賂を渡した罪に問われた広告会社の役員に対し、名古屋地方裁判所は、懲役1年、執行猶予3年の判決を言い渡しました。

名古屋市の広告会社「ニック」の役員、桑原清美被告(54)は、おととしから去年にかけて、市の観光プロモーション事業を受注するなどの便宜を受けたことの謝礼として、市の元担当課長におよそ43万円の賄賂を渡したとして贈賄の罪に問われました。

17日の判決で、名古屋地方裁判所の森島聡裁判官は、「被告は、元担当課長から私的な支出について現金を渡すことなどを持ちかけられた。市の業務の受注実績というはくづけと、営業先の開拓への好影響を期待して賄賂を繰り返し渡した」と指摘しました。

その上で、「市の業務の公正さや市民からの信頼を損ねた」などとして、懲役1年、執行猶予3年を言い渡しました。

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