競馬を上手に撮影にする方法
カメラが好きで競馬を撮影したくても、撮り方がわからないから二の足を踏んでいる……という方は少なからずいるかと思います。
しかし、最適なカメラとレンズを選び、設定や撮影方法を学ぶことで、誰でも簡単にベストショットを撮影可能です。
そこで、今回は「競馬を上手に撮影にする方法」をご紹介します。ぜひ、この記事を参考に競馬撮影に挑戦してみてください。
撮影機材は購入する以外にも、まずはレンタルして試してみるという方法もあります。
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目次
競馬の撮影にオススメな機材

まずは、競馬撮影にオススメの機材をご紹介します。
各項目の詳細に関しては、リンク先でご覧ください。
カメラ
競馬撮影に最もオススメなのはミラーレス一眼カメラです。競馬場は三脚の使用が禁止されているため、手持ち撮影が必須。
小型・軽量ボディのミラーレス一眼カメラであれば、長時間の撮影でも腕への負担を抑えられます。
また、一眼レフカメラもオススメです。
大きなグリップで安定感があることや、レンズの選択肢が豊富というメリットがあります。
レンズ
撮影場所から被写体までの距離にもよりますが、望遠ズームレンズは必携です。
一般的に広角端70mm~望遠端300mmまでのレンズを指し、パドックやラチ(柵)からコースを撮影する際に活躍します。
会場全体を撮影したい場合は広角ズームレンズや標準ズームレンズ、観客席から撮影したい場合は超望遠ズームレンズもオススメです。
競馬の撮影にオススメな設定

続いては、競馬撮影をする際の設定について解説します。
始めに以下の設定を試して、徐々に好みの設定に変更してください。
シャッタースピード
シャッタースピードは、パドックの撮影をするか、レースの撮影をするかによって変わります。
パドックでは競走馬はゆっくりと歩いているため、1/100秒以下の遅めのシャッタースピードで構いません。
レース時は、主に競走馬の脚や蹴り上げられた砂などが被写体ブレの原因となるため、1/640秒以上のハイスピードシャッターに設定しましょう。
一度試し撮りをして、臨機応変に値を調整してください。
F値
F値は、被写体の背景をボカしたい量によって変更します。
ズームレンズを使用する場合は、一般的にフラグシップモデルの開放F2.8が最も明るいため、開放で構いません。
ただし、単焦点レンズを使用する場合は開放F1.8以下のものもあり、開放で撮影するとピント面である「被写界深度」が薄すぎてピンボケを起こす可能性が高くなります。
そのため、レース時の競走馬を撮影する際には、最低でもF2.8以上には絞り込むようにしましょう。
ISO感度
ISO感度は、シャッタースピードとF値に合わせて調整します。
しかし、晴れの日の撮影であれば、基本的に最小値で問題ありません。例外はありますが、ほとんどの一眼レフカメラ・ミラーレス一眼カメラの最小ISO感度はISO100です。
曇っている場合は調整が必要な場合もあるため、ISO100から徐々に上げて最適なISO感度に設定しましょう。
手動でISO感度を調整するのが手間な場合は、カメラが自動で調整してくれる「ISO感度オート」で設定するのがオススメです。
オートフォーカス
オートフォーカスは、動く被写体に追従する設定にします。
コンティニュアスAF・AF-C・トラッキングAFなど、メーカーによって名称や被写体検出の方法が異なるため、事前に確認しましょう。
また、レース時はメインの被写体の手前に他の競走馬が割り込んでくる場合もあります。
中級機以上では「AF時の横切り対応」といった項目が設定できる機種があり、割り込んできた被写体にオートフォーカスを切り替えないようにできるため、設定しておくのがオススメです。
競馬のシーン別オススメ撮影方法

競馬撮影と一口に言っても、さまざまなシーンがあります。
その際にオススメの撮影方法について紹介しますので、ぜひお試しください。
パドック
パドックは出走前の競走馬が周回し、観客が下見をする場所です。
スタッフに引かれながらゆっくりと回るため、カメラ初心者の方でも簡単に競走馬を撮影できます。
競走馬と騎手を縦構図で全身撮影、それぞれを横構図でクローズアップ、少し引いた場所から後ろを歩いてくる競走馬をボカしてなど、さまざまな切り取り方が可能。
また、ゆっくり回っており距離感が取りやすいため、開放F1.8以下の単焦点レンズで作品撮りもオススメです。
ゲート
競走馬がレース開始直前に並ぶのがゲートです。
第1コーナー付近から真正面に撮影したり、少し斜めに場所を取って競走馬が整列している姿を撮影したりします。
特に望遠レンズを使って撮影すると、遠くのものが近くに写る「圧縮効果」により1枚の写真にたくさんの競走馬が写りオススメです。
ゲートが開いたら競走馬が一斉に飛び出すため、先頭もしくはお目当ての競走馬に絞ってフォーカスし続けましょう。
コーナー
コーナーでは、レース中の競走馬を真正面から捉えられます。
コーナーに進入してきたら競走馬にオートフォーカスし、高速連写を開始。
コーナー中盤あたりでベストショットを狙います。縦構図でメインの競走馬を大きく切り取ってもよいですし、横構図で集団の広がりをもたせるのもオススメです。
第1コーナーでは集団のまとまりがある写真、最終コーナーではラストスパートをかける緊迫感のある写真が撮影できます。
ゴール前
レースで最も盛り上がるのが、ゴール前のラストスパートです。
最終コーナーをまわり、直線的に駆け抜けていく姿を真横から横構図で捉えるのがオススメ。
レースは基本的に高速シャッターで撮影しますが、慣れてきたら真横からの撮影に限り1/200以下のシャッタースピードで背景の流し撮りにも挑戦してみましょう。
背景と脚がボケることで疾走感が表現できます。
人気の撮影スポットは、情報が表示される「ターフビジョン」やゴールの真正面です。
ウイナーズサークル
レースに勝利した競走馬と騎手がインタビューや記念撮影を行なう場所がウイナーズサークルです。
勝利騎手の晴れやかな表情や関係者の安堵した表情を撮影できます。
パドック同様、被写体が激しく動くことはないため、カメラ初心者の方にもオススメの撮影スポットです。
競馬の撮影にオススメなレンズキット
ここからは、GOOPASSでレンタルできる競馬撮影にオススメのレンズキットをご紹介します。
GOOPASS Canonプロ仕様ボディ & 大口径望遠ズームレンズセット EOS R3 ボディ + RF70-200mm F2.8 L IS USM

フラグシップセットでベストショットを逃さない。
「EOS R3」は、フルサイズセンサーを搭載したミラーレス一眼カメラです。
ミラーレスEOS初の縦位置グリップ搭載フラグシップモデルで、構図の位置を入れ替えながら撮影したい競馬に最適。
目の動きを検知してフォーカスポイントを移動させる先端技術「視線入力」も搭載されているので、周りに競走馬がたくさんいる状況でも、お目当ての競走馬にピントを合わせ続けられます。
セットのレンズは「RF70-200mm F2.8 L IS USM」。
フラグシップレンズならではのキレのある描写と開放F2.8の明るさで、バツグンの描写力を誇ります。
質量1070gの軽量ボディで、長時間の手持ち撮影も十二分に可能です。
| 製品名 | EOS R3 |
|---|---|
| マウント | RFマウント |
| センサーサイズ | フルサイズ |
| 有効画素数 | 2410万画素 |
| 常用ISO感度 | ISO100~102400 |
| 高速連写 | 電子シャッター時:最高約30コマ/秒 電子先幕・メカシャッター時:最高約12コマ/秒 |
| 幅×高さ×奥行き | 150×142.6×87.2mm |
| 重量 | 1015g |
| 製品名 | RF70-200mm F2.8 L IS USM |
|---|---|
| マウント | RFマウント |
| 対応センサーサイズ | フルサイズ |
| 焦点距離 | 70-200mm |
| F値 | F2.8 |
| 絞り羽根枚数 | 9枚 |
| フィルター径 | 77mm |
| 最大径×長さ | 89.9×146mm |
| 質量 | 1070g |
■購入する場合は、ボディ692,056+レンズ334,000=1,026,056円(税込 ※2023/4/21現在 カカクコム調べ)となっているようです。

Canonプロ仕様ボディ & 大口径望遠ズームレンズセット EOS R3 ボディ + RF70-200mm F2.8 L IS USM
GOOPASS Nikon 万能フルサイズ一眼レフ & 高倍率ズームセット D780 + AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR

軽量上級機と何でも撮れる高倍率ズームレンズのキット。
「D780」は、フルサイズセンサーを搭載した一眼レフカメラです。
手の大きな方でもしっかりとホールドできるグリップの安定感と質量840gの軽さで、長時間の手持ち撮影ができます。
オートフォーカスシステムはフラグシップカメラ「D5」から引き継ぎ、横幅が広く51点ものフォーカスポイントがあるので、ラストスパートをかける競走馬でも的確に追従可能。
光学ファインダーにこだわりがある方に、ぜひ使っていただきたい一台です。
キットレンズは「AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR」。
レンズ交換なしでパドック撮影とコース撮影の両方をカバーできるので、ミラーレス一眼カメラより重い一眼レフカメラのキットとして最適です。
| 製品名 | D780 |
|---|---|
| マウント | Fマウント |
| センサーサイズ | フルサイズ |
| 有効画素数 | 2450万画素 |
| 常用ISO感度 | ISO100~51200 |
| 高速連写 | 約7コマ/秒 |
| 幅×高さ×奥行き | 143.5×115.5×76mm |
| 重量 | 840g |
| 製品名 | AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR |
|---|---|
| マウント | Fマウント |
| 対応センサーサイズ | APS-C |
| 焦点距離 | 18-300mm |
| F値 | F3.5-5.6 |
| 絞り羽根枚数 | 9枚 |
| フィルター径 | 77mm |
| 最大径×長さ | 83×114.5mm |
| 質量 | 800g |
■購入する場合は、ボディ207,647+レンズ45,000(中古)=252,647円(税込 ※2023/4/21現在 カカクコム調べ)となっているようです。

Nikon 万能フルサイズ一眼レフ & 高倍率ズームセット D780 + AF-S NIKKOR 28-300mm f/3.5-5.6G ED VR
GOOPASS FUJIFILM 本格ミラーレス&TAMRON高倍率ズームセット X-T4 ボディ[シルバー] + 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD

カメラもレンズも性能のバランスがとれたレンズキット。
「X-T4」は、APS-Cセンサーを搭載したミラーレス一眼カメラです。
薄型ながら上部に複数のダイヤルが搭載されているので、直感的に操作できる点が特徴。
激しく動く競走馬には0.02秒の高速オートフォーカスと、前モデル「X-T3」から約2倍の精度に進化した「トラッキングAF」で的確にピントを合わせ続けます。
小型・軽量ボディで気軽に持ち運びできるので、初めて競馬撮影に挑戦するカメラ初心者の方にもオススメです。
キットレンズは「18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD (Model B061) [フジフイルム用]。
35mm判換算24-450mm相当の幅広い焦点域をもち、遠く離れた観客席からでも、しっかりと競走馬の姿を捉えられます。
| 製品名 | X-T4 |
|---|---|
| マウント | Xマウント |
| センサーサイズ | APS-C |
| 有効画素数 | 2610万画素 |
| 常用ISO感度 | ISO160~12800 |
| 高速連写 | 電子シャッター使用時:約30コマ/秒 メカニカルシャッター使用時:約15コマ/秒 |
| 幅×高さ×奥行き | 134.6×92.8×63.8mm |
| 重量 | 607g |
| 製品名 | 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD (Model B061) [フジフイルム用] |
|---|---|
| マウント | Xマウント |
| 対応センサーサイズ | APS-C |
| 焦点距離 | 18-300mm |
| F値 | F3.5-6.3 |
| 絞り羽根枚数 | 9枚 |
| フィルター径 | 67mm |
| 最大径×長さ | 75.5×125.8mm |
| 質量 | 620g |
■購入する場合は、ボディ210,800+レンズ74,200=285,000円(税込 ※2023/4/21現在 カカクコム調べ)となっているようです。

FUJIFILM 本格ミラーレス&TAMRON高倍率ズームセット X-T4 ボディ[シルバー] + 18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD
まとめ

今回は競馬撮影の設定や方法について紹介しました。
競馬場は200円以下で入場でき、日に12レースおこなわれるため、1日中撮影を楽しめます。
リーズナブルに動く被写体の撮影ができるため、カメラ初心者の方の練習にも最適です。
ぜひ、足を運んで撮影を楽しんでください。
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