藤岡市官製談合事件 元副市長ら2人が初公判 起訴内容を認める 前橋地裁

藤岡市が発注した公共工事の一般競争入札で、官製談合防止法違反などの罪に問われている元副市長ら2人の初公判が16日、前橋地裁で開かれました。2人は起訴内容を認めました。

官製談合防止法違反などの罪に問われているのは、藤岡市の元副市長 塚本英夫被告(58)と、藤岡商工会議所の元会頭で藤岡市の建設会社多野産業の元社長 小坂裕一郎被告(70)です。起訴状によりますと、市が去年7月に行った体育館の改修工事の一般競争入札で当時副市長の立場にあった塚本被告が最低制限価格を小坂被告に漏らし、落札させたとしています。

前橋地裁で開かれた初公判で塚本被告と小坂被告は「間違いありません」と共に起訴内容を認めました。検察側は冒頭陳述で2人が2019年から親しくなり、地元の民間団体の代表者らとともに3カ月に1回程度食事に行く関係性だったと指摘しました。

また、小坂被告が塚本被告に最低制限価格を事前に漏らすよう頼んだ動機については、小坂被告の会社が落札対象の体育館を建設していて、思い入れが強かったとしました。このあと小坂被告の審理が分離して行われました。

検察側は商工会議所の会頭としての立ち場を悪用し、動機も身勝手であるなどとして懲役1年6カ月を求刑しました。一方、弁護側は情状酌量の余地があるとして執行猶予つきの判決を求めました。なお塚本被告の審理は今月19日に行われる予定です。

© 群馬テレビ

あなたにおすすめ