ホン雑記 Vol.793「芸人くずれ」
メッセンジャーの黒田が…あ、関東の人はあまりしらんかもだけど、彼が「上岡さんがピークで引退したことがどれほどのことなのか」って語ってる動画を観た。
一般の人にはなかなか想像がつかんやろなと。
プロ野球選手が野球やめる、ミュージシャンが音楽やめるのもそりゃ大変だろうけど、芸人にとっての「芸人」というのはまたちょっと違う気がすると。
昨日も上岡龍太郎の「芸人とヤクザは根が一緒」説に触れたけど、やっぱりはみ出し者の血が芸人はその他の芸能人よりも少し濃いのだとオレも思う。
黒田が言うには吉本には在籍してる芸人が6000人もいるという。このうちわずかにでも仕事がある人間が1000人ぐらいのもんで、あとの5000人は籍をおいてるだけらしい。
だからそのほとんどはバイトなんかがメインの生業になるんだけど、かといってアルバイターです、フリーターですという自意識はない。やっぱり自分は芸人だと思ってるというんだな。
吉本に在籍してても、会費を取られるわけじゃない。逆に、やめたところで本当は何も失うわけじゃない。食い扶持はバイトがあるんだから。それだったら、別にわざわざ「芸人やめた」って公言することはないよな、となる。
そんなC調(古すぎ)な理由を言いわけにしたような「やめる・やめない」の判断基準だけど、本当のところは怖くて怖くてやめたなんて言えないのだ。黒田は芸人の中では成功者も成功者だけど、そのなんの役にも立ってない「芸人」の肩書きを捨てることが、もう自分の人格を捨てることに等しいとわかるんだろうね。
その「芸人」を上岡龍太郎はピークで引退する。
スポーツ選手ほど下り坂のハッキリ見えるものでもない、自分からわざわざ身を引かんでも誰に責められるわけでもない芸人を、奥さんに「あんた最近オモロなくなってるで」と言われたそのひとことで(オンドレに芸の何が分かるねん! とブチ切れそうなイメージだったが)。
その潔さを黒田はえっらい褒めてたわ。
この話がやたら刺さったのも、当然オレがオレだからだろな。
売れないミュージシャンどころか、全然やらないミュージシャン…なんて自嘲を昨日もまたしたけど、そんなん言うてでも「自称音楽家」のセルフ肩書きを外せないんよね。
それは前職の工場で6年間社員やってた(やれてた)時もそうだった。「オレはここの人じゃない」っていつも思ってた。
このnoteなんかでも「音楽(クッソちょろっとだけ)やってますー」なんてやってることは、実は自己紹介や宣伝の皮をかぶった自分自身への隠れ蓑なんかもしれん。
ってか、そうなんだろな。自分に言い聞かせてるんだ。うはは。
だからビートたけし作曲の「浅草キッド」は、聴くたびにいつも泣いてまうのかもしれん。
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【今日の過去曲】
「かたこい」と読みますー。
セルフカバーなんで、動画群の下のほうに本家がありますー。いやー、ようでけた曲やわー。いまこんなん書かれへんわー。いやーよう出てきたわこんな歌詞ー。ホンマすごいわー。
もうええか。
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コメント
4芸人崩れ…うーんなるほどです。
崩れと言われようと、芸人発想とか、音楽家発想とか、芸人家発想とか、人それぞれの持ってる発想があると思うんですよぉ。
別の発想で生きてって言われても、そこは仲大輔さんの言う様に性格の特徴だから、変えられないところの気がします。
なのでいいんじゃないそれでって、思ってしまう。
ズレてたらスミマセン。
やり続ける事。やり続けられる事。それが自然体ならばいいのかな。
瑜伽さん
いえいえ、ズレてないですよー☺️
おっしゃるとおり、どーせ変えられないところだと思います。思ったくらいで変わるなら、みんな自分の思う高さまで変われるでしょうし苦労しないですよねー😝
これでいいのだ、だとは思うんですが結局いつも同じこと繰り返してます( ˊ̱˂˃ˋ̱ )
若林さん
いろっっっんなことがすべて中途半端な人生ですが、微量にしろ、音楽だけは戻ってくるので自然体なのかもしれません。
ありがとうございます🥺