河合塾グループの学校法人河合塾学園(名古屋市、河合英樹理事長)は2027年4月、一関市花泉町の旧油島小に広域通信制高校「ドルトンハイブリッド高等学校(仮称)」の開設を計画している。生徒は県内や国内外に設ける拠点を移動しながら、地域探究や教科学習に取り組む。現地での活動とオンライン学習を融合させ、グローバルとローカルの視点を併せ持つ人材を「岩手発」で育成する。
18日、盛岡市内で行われた県私立学校審議会(菅野洋樹会長)で設置計画が了承された。県によると、3都道府県以上から生徒を募集する「広域通信制高校」は県内唯一となる。
計画では鉄筋コンクリート造り2階建ての旧校舎を活用し「実施校」と位置付ける。募集は普通科で定員1学年150人程度を予定する。1年次は基礎固めや心技体を養成。2年次からは国内外の各拠点に滞在しながら、社会の中で大人と一緒に学ぶ地域探究に取り組む。拠点滞在中は午前中はオンライン授業、午後は探究活動を中心に行う。
記事全文は9月19日付の岩手日報をご覧ください。