阿蘇カラクリ研究所

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阿蘇カラクリ研究所
@asokara
世界に一つのモノづくり・阿蘇カラクリ研究所(通称アソカラ)です。その他の仕事は巨神兵の夫、四人娘の父親、旅人です。活きてる瞬間を愛してます。建前嫌いの呑み会好きです。ツイッターは書く専門で一日一回文字数制限いっぱいで投稿してます。ご意見ご感想はメールでお願い致します。今日も楽しい事を探してます。
熊本県阿蘇郡南阿蘇村asokara.comJoined January 2011

阿蘇カラクリ研究所’s posts

イタリア人とサイゼリアで呑んだ。1.5リッター1000円のワインをガブ呑みし、これが正しいワインの呑み方だと力説する。フレッシュという種類の最も安いワインを水みたいに飲むのが正しい飲み方でグラスをクルクル回してウンチク語る奴はクルクルパーだそう。同感だ。異国の庶民と固い握手を交わした。
「ねずこの箱つくって」久しぶりに子供から作ってと言われた。プライスレスだ。金も時間も無視して作る。似てるのは造形屋に任せたい。カラクリ屋は機能と実用性を重視、頑丈に作った。「恥ずかしいから出るな」嫁の声を振り切り集落を歩いた。娘の体重16kg。腰が痛くて死ぬかと思った。炭治郎すごい。
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南阿蘇は村からランドセルが貰える。4月から小学生の四女も頂いた。で、何度も何度も自慢するから隙を見て父もからった。するとギャン泣き。汚れた、もう嫌、小学校なんて行きたくないと叫び始めた。珍しいパターンだ。入学前に登校拒否。でも一つだけ大人になって気付いて欲しい。泣きたいのは父だ。
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臨時休校三日目。三女が「体なまるー」と暴れ出した。で、嫁が思い付き、ゴミの山からDVDを掘り出した。「ビリー隊長に入隊しなさい」夕食後4人入隊、汗だくでビリーと向き合った。「割れてる腹筋は最高だぜ!イェーイ!」「長ぇーおえー死ぬー」最高だ。学校は宿題を出すよりビリーを配った方がいい。
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スーパーの客が「除菌スプレー押すのやだー」と叫んでるのを見た。店側もセンサ付きスプレーを置きたいけど物が売ってないし置いても直ぐ持ってかれるらしい。よし作ろうという事で足踏み式除菌スポットを製作し、作り方も載せた。全国DIYファンの力を結集し、営業中の店、及び潔癖症の人を救いたい。
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スーパーで駄々をこねてるおばちゃんを見た。孫にお菓子を買ってあげたいけれど娘にすごい怒られてた。「かわいがるのと育てるのは違うの!お母さん子育て経験者のくせに忘れたの?」「忘れた!すっかり忘れた!買ってあげたい買わせてくれー!」両方の気持ちが分かる。なぜだろう年末って感じがした。
学校に発電水車を売った際「田舎は水路が豊富だけど都会はどこで発電すんの?」という話になり一人の子が雨樋と言った。屋根で受けた水を垂れ流す、それがもったいないと言う。感動した。おじさん中年の自由研究やるぞ。梅雨幸いと実験したら続々課題が出た。1円にもならない研究を3部に分けて報告す。
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娘が通う高校の文化祭に何か出展してと言われた。「先生が選んで」お願いし色々見せた。で、選ばれたのはコレ。爆笑しながら「これシュール」を連発。思った。弊社代表としてコレが文化祭に?そもそもシュールて何?調べた。超現実主義、奇抜、難解、ぜんぜん誉め言葉じゃなかった。娘が心配になった。
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駅で戸締りしてたら目の前をタヌキがのそのそ通り過ぎていった。何という堂々たる四つ足。そこに邪悪な人間様がいるというのにまるで無人の野をゆくよう。も一度見たい。防犯カメラを見て笑った。色んな獣が映ってた。犬もキジも猿もいた。GWなのに人は来ず、人よりも獣が堂々住まう駅。桃太郎気分だ。
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娘に乗用遊具を与えながら思った。父も乗りたい。イチから作るべく図面描いたけど20万以上かかる。シニアカーを改造しようと探すも中古が高い。いいの見付けた。セグウェイのジャンク品。3000円で買い、電源周りを外し鉛バッテリーを突っ込んだ。超楽しい。娘も乗りたいと言うから収穫かごを連結した。
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駅に欲しいモノを近隣に聞いたら自販機が欲しいと言う。確かに個人商店が続々閉まって近場にない。作ると決めて設計着手。が、普通に作っていいものか。ダメだ。生きてきた年輪がそれを許さず好きなの買えない自販機を作った。早速知らない人が困惑してた。「はー?これじゃなーい!」心地よい叫びだ。
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ザワザワしてる。娘が通う学校の野球部が何と2回勝った。部員が足りず4校合同で出たけど隣がなかなかの距離で一周歩くと24時間かかる。校歌はどうなるのか?笑った。4校全部歌った。尺とり過ぎだ。ユニフォームも4校ゴチャゴチャオールスターみたいだ。色んな意味で斬新。うっかり甲子園行って欲しい。
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県が開示してる1万円の鳥獣対策システムを知った。罠作動でスマホに通知がいく。僕も作ろうと思って客に紹介したらガッカリされた。「まさかお前もIOT?」ハッとした。客は皆そういうのが嫌いで僕の所へ来てる。猛省し、罠作動で法螺貝が鳴り響くシステムを提案した。「それでこそお前だ」と言われた。
駅舎の縁に10mのロープLEDを付けたら観光客に笑われた。「お金が足りんと?」悔しいけど当たってる。駅舎は24mある。半分も照らせないってのは確かに貧乏臭い。その日一口城主の申し込みがあり「有意義に使って」と言われた。即50mのLEDを買い、昨日配線した。城主の皆さん、こういう風に使ってます。
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台風一過の集落を散歩してたら初見の物体が遠くの茂みをビューンと滑り去った。「なんあれ?」ダッシュで追うも既にいない。線路だ。ほぼ線路の高さで黄色い頭の人影が高速ビューン。「あれなーん?気になるー!」そうだ、駅へ走り防犯カメラをチェック。笑った。南阿蘇鉄道のドクターイエローだった。
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駅に設置した昭和のひそひそ黒電話ボックスで老夫婦が遊んでた。「懐かしかねぇ」おじいちゃん受話器を上げると隣の呼び鈴が鳴る。「あらあら鳴ってる」おばあちゃん慌てて受話器を取る。何を喋るんだろう。事務所で息を殺して聞いてたら「おつかれさま」と言った。最高だ。これだけで作った甲斐ある。
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四女3歳の頃サンタから貰ったレジスターが床に転がって邪魔。せめて遊べと言ったら「もういらん」と言う。「腹立つ、俺が遊ぶ」という事でまずは嫁とその友達で近々開店するであろうキャバクラのレシートを作った。作ったら気が乗って弊社の領収証も作った。これ楽しいぞ。半日暮れた。もう返さない。
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色んな苦労を説明した後「でも自分以上に楽しい仕事してる人いない」TVでそう喋ったら「でも」より後だけ使われた。これを見た高齢者がうらめしそうに「よかなぁ」って言う。皆、我が身の辛さを嘆きつつ「嗚呼オラも遊んで暮らしたい」て言う。「違う!これは編集によるもので」僕の叫びは全く響かぬ。
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四女は刺激が欲しいと言う。観覧車はゆっくり回るもので、この観覧車は昭和歌謡と絶景、そして今なら春の風が楽しめる。が、5歳児はそれ一切いらないそう。「電気つながんでいい、手で回して、ビューン落として、音も遅いのもいらん」こんな事なら手動で作ればよかった。僕の設計思想を全否定された。
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子がタブレットを買うと言う。「お願い、絶対9時までしかせんけん」約束すると言うので許した。が、初日から約束を破り、叱っても「は?約束した?」とか言う。「むかつくー!」即無線RANに光センサとタイマー噛まし日没終了にした。「父の怒りを父のムダ使いで知れ」こういう事には財を惜しまぬ。
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高校生が興奮していた。「おいケンチキ30%オフてぞ!」「マジ?2個買ったら60%オフか?」「だごお得ー!」死ぬほど笑った。君たちのせいで僕はこれから10年ぶりにケンチキへ行き、30%オフを2個買って60%オフになるか実験しなきゃならない。少年に言いたい。「大志を抱け、そして少しだけ算数学べ」
つづき。四半世紀試作屋をやって気付いた。意識高い系が論じてる間に低い系は勝手に作る。実験で勘を整え落とし所を導くというやり方で高い系が愛してやまないシミュレーションより10倍速い。高いは低いを叩き台に理屈とオシャレでカネにする。低いは思い付いたら全部作る。ゴミ屋敷は低い系の誉れだ。
集金箱に千円入ってて何が売れたのかと防犯カメラをチェックしたらストラップが売れてた。で、その人、おみくじマシンで腹を抱えて笑い、駅の歓迎システムでは床を叩いて悶絶、最後ありがとうと言って千円入れてた。礼を言うのはこっち。嫁に動画を見せ「な、こういう事があるけん俺生きてる」泣いた。
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炎上の件。嵐のような通報を受け現在公的機関の調査中だ。むろん家族全員個別調査、パソコンも調べられた。それでクロなら従う。投獄、村八分、何でもいい。己の不適切が大元なのは理解してる。その上で問いたい。シロだったらどうするのか?140文字では足りんから文章書いた。asokara.com/d157.html
顧問は電電公社の元技術者。黒電話を渡し「ベルが鳴るようにして」お願いしたら通話可能になって返ってきた。「だけんそういうのはやめて下さい」常に言ってる。娘と遊んだら楽しくなって駅に置く昭和の密談用黒電話ボックスの設計に入った。設計したら作る。作るにはカネがいる。ほら、また悪循環だ。
同級生が家族連れで泊まりに来た。うちの次女に避妊の重要性を語りに来たと言う。裸の付き合いがいいだろうという事で風呂に入り次女を待った。次女は年頃だ。脱がなかった。服を着たまま洗い場に座り全裸44歳の説教を黙って聞いた。みんな笑った。壁越しに声が聞こえる。全裸44と着衣17の哀れな密談。
家に観覧車が欲しいと製作着手した事は前に書いた。で、初実験をした。娘と同じ18kgの荷重を乗せて耐久試験。ちゃんと回ったけど子供は想定外が多く何度もケガさせた事ある。今回は高さが3mもあるからケガじゃ済まない。ドキドキわくわくスイッチオン、娘が昇った瞬間ロケット打ち上げぐらい父喜んだ。
運動会に狼の面を被ったロックバンドが来た。有名人らしい。が、誰も知らずキョトーン。慌てた司会者が「手を振られたら振り返して下さい」皆を諭した。老人も慌てた。「中は役場ん人?北島三郎?」好き勝手言いつつ兎角有名と人が言うので写真を撮って握手。で、「おたく誰な?」笑い死ぬかと思った。
若い子がやたら水を飲む。1セット1点も取れず3分で終わっても水筒に手を伸ばす。おじさんの若い頃は水を飲むなと教わった。飲んだら負けだ。水は堕落の象徴だと殴られた。そんな話をしていたら「だから今その反動でバカみたいに酒飲むんですよ」て言われた。うん。悔しいけど何も言えず空を見上げた。
これは日記だから書いたら翌朝まで見ない。が、昨日は見た。僕をカラクリさんと呼ぶ後輩が炎上さんと呼んだ。煉獄さんみたいでいい。が、見てビックリ、炎上てそういう事か。一生分の罵声を浴びて読まぬつもりが少し読んだ。見た目は大人、頭脳は子供、その通り。昨日も酒を呑み呑み娘と全力で遊んだ。
僕の製作物にめちゃ詳しい青年がいて、おみくじ小屋のマシンを一々製番で呼ぶ。現在476も載せてるから無論こっちは憶えてない。「凄い、参考までに何が一番よかったか教えて」「267です」それが何か分からんけど家に帰って調べた。「267…四女か」昨日から保育園が休みらしい。丸一日製番267と遊んだ。
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