ハンターハンター403話考察
裁判延期!?堀口英利くん!?
仮病!?裁判再開の目処が立たない!?堀口くん!?
は置いといて、今回のハンターハンターも本当に最高でしたね。
というわけで今回はハルケンブルグの念能力、グリマル・レ・ディソナンス”少年は残酷な弓を射る”について考察してみましょう。
ちなみに、グリマル・レ・ディソナンスはグリマルという音楽家が編成した「指揮者の居ない音楽隊」だそうです。
平等にハルケンブルグも同じ条件を持つ、王としてではなく。この能力からいって、ハルケンブルグは絶対に最後まで残れないだろうなと思いますね。
ちなみにもう一つの能力名「少年は残酷な弓を射る」については小説と映画があるようです。僕は映画を見ました
「トガちゃんみたいなぶっ壊れた子どもを生んでしまった母親の物語」として描かれるが、母親視点なので本当は母親がヒスってたのかもしれない。「なぜセックスした」という言葉の意味を知りたければこの映画を是非見てほしい。
85点
2時間くらいで最悪に嫌な気分になれるので、「なぜセックスした」という言葉の意味が知りたい人にはおすすめです。その答えは映画のラストシーンで語られます。
話を戻しましょう。ハルケンブルグの能力、「グリマル・レ・ディソナンス」は以下のような能力だと思います
・「刻印持ち」ものが一定数居ないと発動できない
・発動すると、「ターゲット」に当てるまで解除できないし、「ターゲット」に避けられたりして外すと命を落とす。
・同レベルの防御に特化した念能力(効率が悪すぎるが)でもない限り、念や物質での防御をすべて貫通する
・命中すると、「刻印持ち」のなかからランダムで抽選された一人の魂が「ターゲット」に憑依する
・「ターゲット」が死亡すると憑依していた「刻印持ち」は元の体に戻る
では何故こう予想したのか説明していきます
「戦闘とは相手の意志を消すこと」
「武力とは自らの死をも覚悟して使用するもの」と言っています。
ハルケンブルグはアーチェリーの世界大会銀メダルなわけですが、アーチェリーという競技がまさに「的を外したら負ける」競技なわけで、そのうえ「他者を攻撃する武力の行使に覚悟を伴う」わけですから、外したらハルケンブルグが死亡する能力だと思います。
あらゆる防御を貫くは説明されてますね。そして、「回避不能」とは説明されていないので、防御せず回避するのが正解でしょう。
シカク(スミドリ)がバンザイしたときのときの鳴動は、モモゼに黙祷を捧げたときと同じように、実験に命をかけたスミドリに対する祈りによるものでしょう。
ではこの実験、シカク(スミドリ)が死亡したとき、スミドリはどうなるのか。スミドリが意識を取り戻した時、シカクだったのかスミドリだったのか。
これが、鳴動で宣戦布告し、的に当てるかの一発勝負の武力行使で、相手の領地(肉体)を占領する能力だと考えると、相手の領地を奪ってそこに首都を移したあと、奪った領地を捨てても、元の領地に戻れば良いと思うからです。
また、ハルケンブルグの性格から言って、「スミドリが意識を取り戻した時シカクだった」場合、つまり「矢になった刻印持ちは相手の体で生きていくしかない」という覚悟が必要なとき、それを他者にまで強要することはしないタイプだと思うからです。特に、私設兵ならまだしも、法務省で共感してくれた一般人を巻き込むなんてのは。
刻印が刻まれる条件は「ハルケンブルグの思想について説明されること」、共感すれば刻印が残り、共感しなければ消える。とかでしょうか。
ちなみに、乗っ取った相手の記憶や能力までは奪えないんじゃないかなと思います。つまり、バルサミルコ(ハルケンブルグ)になっても、バルサミルコの記憶は共有できてないし、ハルケンブルグの能力しか使えないんじゃないかなと。
壺中卵の儀で念能力や念獣が覚醒するという、特殊すぎる発動方法であるため、念獣の能力は「王子の性質」に関係する能力ではあるが、解析して使いこなせるかが各自に求められる。それはまさに、自分の本質と向き合い、その強弱を飲み込み使いこなせるかという意味でもある。というか、能力者が自分の能力を試すところからじっくりやるなんて、なんて面白いんだこの漫画・・・
というわけで次週またおあいしましょう



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