虚構戦記 第一の手記

嘘の多い生涯を送ってきました。自分には、どうしても人間というものが理解できないのです。ですが、ここに自分が送ってきた人生の真実を記します。 私は、都会とは呼べない程度の田舎に生まれました。父と母はルーツを済州島に持つ、在日韓国人でした。

あなたたち日本人は知らないでしょうが、在日韓国人は出身した地域で貴賤を決められるのです。私は望んで済州島をルーツに生まれたわけではありません。これは明確な人権侵害であり、きちんと法が照らすならば、済州島以外の在日韓国人は全員人権侵害の罪で逮捕されるべきなのです。

済州島をルーツに持つ分際でセックスした私の両親は、あろうことか二人の子を設けました。私と2つ下の弟です。なぜ自分たちが差別されるルーツを持ちながら、本能を抑えられずセックスを繰り返したのか。これが犯罪的行為であることは言うまでも有りません。私と弟は望まず生み出されたのです。

小学生の頃でした。その頃弟は私の後を「にいに」といってついて回るおチビちゃんでした。私の両親は、弟には何の苦難も与えず、私にだけ、他人であれば発狂せんばかりの重荷をおしつけました。私の親戚には京都大学出身の名士が多いのですが、私にも京都大学に入り、家を継ぐよう命じたのです。

小学生に大学の進路を決める行為が、いかに犯罪的であるかはおわかりのことでしょうが、小さき時の私は純真に「わかった、絶対に京都大学生になるよ」と両親の期待に応えようとしたのです。小さき子が、両親の期待に応えようとして、その犯罪的な責任の押し付けすら受け入れてしまったわけなのです。

そうすると、私は小学3年生の頃から進学塾に通うことになりました。当時の私はそれがいかに歪んでおり、小学生として不幸のどん底にあるかが理解できていませんでした。それどころか、そんな片田舎で3年生から塾に通っているのは私だけでしたから、勉強で先に進みすぎてしまったのです。

テストで100点を連続して取って称賛されることもまた、気持ちよく、私が幼い恋心を持っていた子から注目されるかもしれないと、そんな下心もあったことをここに正直に述べます。ですから私は受験科目だけに専念して、図画の授業は欠席していました。小学校は単位制ではないから、問題はないはずです。

またこれも正直に述べますが、私は両親の期待に応え、塾で特進クラスにあがるために、遮二無二勉強する必要があったのです。つまりこうして、両親の期待は私から正常な小学生の人生を奪いました。

ですから私が使わなくなった色鉛筆を弟にくれてやると、弟はただの中古のお下がりであるというのに嬉しそうに礼を言っていました。同じように、音楽の授業も出席せず勉強に専念していましたから、使わなくなった鍵盤ハーモニカもくれてやったと思います。

そうして勉強に励む私の、唯一の癒やしが、見ることを許されたテレビ番組でした。そう、私は、テレビを見るくらいしか楽しみのない小学生だったのです。こんな奴隷以下の仕打ちを受けていたのです。私のお気に入りは世界まる見えテレビ特捜部でした。毎週その時間だけが楽しみだったくらいです。

しかし、弟は、くれてやった色鉛筆で遊んでいればいいのに、家を継ぐために勉強に励む私に、裏番組の水戸黄門が見たいと口答えをしてきたのです。とても許せるものではありませんが、私はいかに水戸黄門が残虐でくだらなく、世界まる見えが素晴らしいかを説いて聞かせましたが、弟は理解しません。

それを見ていた父親が、「ちょっとお前ら」と言うので、ざまあみろ、家を継ぐ僕に逆らうからだと弟を見下ろしていると、なんと、父親は、「チャンネルで喧嘩するならジャンケンで決めなさい」と言うのです。苦難を与えられていない弟と、苦難のみを与えられた私を同列に扱うなんて信じられません。

そして、私はジャンケンで敗れました。きっとあれは弟の後出しだったに違い有りません。助けを求めるように父親を見上げると、「では今日はお前も水戸黄門を見なさい」と信じられないことを言ってのけました。私が世界まる見えを見られないなんて、明日から何を支えに勉強をせよというのでしょうか。

私は眼の前が真っ白になり、どこかに落ちていくような感覚に襲われ、必死にもがきました。そしてハッと気がつくと、私は父親に無理やり押さえつけられており、弟が泣き叫んでいて、額から血が流れ出ていました。父親が言うに、私が力いっぱい爪で引き掻いたというのです。あいにく記憶がありません。

そもそも、私と弟とを平等に育てないのに、チャンネルでだけ平等にジャンケンをさせた父親が悪いのは明白です。それで絶望に打ちひしがれてもがいた爪先が当たった責任を私に問うのは、失当と言う他ないでしょう。しかし、大人の父親に力で敵うわけがありません。私はWICに閉じ込められました。

この仕打ちに、私は気の狂わんばかりに泣き叫び、自分は故意ではないこと、勉強を強要されている自分がチャンネル権を持たないことの理不尽さを必死に訴えましたが、父親には聞く耳がありませんでした。きっとこの時、私の人格は毒親に壊されてしまったのです。

そして、これも自明なことですが、正当な扱いを受けられなかった私が、それから勉強に身が入らなくなったのは、全てこの時の父親と弟のせいだと言えるでしょう。私はその後、この父親の扱いのせいで、小学校の卒業まで、一度も特進クラスにあがることができませんでした。

私は最終模試で、父親の母校である中高一貫校のE判定を受けました。合格率は0%ですが、受かるかは受けてみないとわかりません。しかし、両親は、私に別の劣る中学を受験するようすすめました。私は一層絶望に打ちひしがれ、身が入らず、両親のせいでその中学にさえ落ちてしまったのです。

あろうことか両親は、それまで勉強をさせていなかった弟を私が通っていた塾に通わせると言い出しました。なんという侮辱、いえ、これはもはや精神のレイプといっていいでしょう。私が耐えられたのは、ひとえに私の精神が通常よりも強靭であっただけに他なりません。

ああ、ここからは昔のことなのではっきりと覚えていないのです。弟はカンニングをしたのか、どんな手口を使ったのかは不明ですが、特進クラスに進み、両親は、どうやら家を継ぐのは私ではなく弟にしようと思ったようなのです。はっきりとそう言われたわけではないのですが、聡い私にはわかりました。

なぜなら、家を継がない弟は私のお下がりしか与えられるべきでなかったのが、この頃から、弟にも新品を買い与えるようになったのです。父親が出世して収入が増えたせいもあるのでしょうが、家を継ぐのが私であるのならば、私に2倍投資するべきなのは言うまでも有りません。

このような理不尽な育てられ方をした私は、点数が私より低いので「あなた達は私より点数が低い」といった趣旨の、当然の事実を指摘しただけであるのに、それを根に持った同級生は自転車で遠出する遊びばかりを選び、私は塾で早く帰らないといけないため、それに参加できませんでした。

私に友達ができなかったのも、父親のせいなのです。そのくせ、私の友達ではないというのに、こいつらは図々しくも、私が勉強を頑張るためにと買ってもらったゲーム機を目当てに、私の家に押しかけてくるのです。これほど図々しいのは、どれだけ貧乏な家なのでしょうか。親の顔が見たいというものです。

私は父親に、ゲーム機を目当てに遊びに来るのだから、けして入れないでくれと言ったのに、父親は無分別にも、塾のない日は友達と遊べと言って彼らを招き入れました。どこの世界に、遊ぶに値しないやつらと遊べと強要する親が居るというのでしょうか?本当に私の小学生時代は地獄だったのです。

私は、地獄から逃れるために、ベランダに逃れたこともありました。父親は仕事で不在ですから、この家の持ち主は将来それを継ぐ私です。しかし、その私はベランダに逃れ、下卑た団地生まれ達は私の菓子を貪り、私のジュースに舌鼓をうち、私のゲームを楽しんでいます。それは無法の饗宴でした。

聞き覚えのある声がしたので、窓から覗いてみると、許されざることに、弟が団地生まれ達に混ざって嬌声をあげています。弟は馬鹿になってしまったのでしょうか。これも、兄である私が勉強を押し付けられたせいで、弟の躾けを怠ったせいなのでしょうか。つまりは、これも両親のせいなのです。

まるでこの世界に、理性と知性を持つのは私だけのようでした。家の主人がベランダに避難しているというのに、それを気にもせず主人の持ち物を勝手に蹂躙する団地育ちの彼らには、知性も品格も存在せず、論理的思考力や判断力も足りていません。私に味方し助けるべき弟は、その役目を理解していません。

同じ集合住宅といっても、この田舎に唯一文化的である私のタワーマンション(20階立て以上がタワーマンションの定義です)と、公営の見窄らしい団地とでは、住む人間の質も、育ち方も、比べるべくもないのでしょう。これもまた、本能を抑えきれず性交した結果生み出された命なのでしょう。醜悪な連鎖。

こうして私は、小さき時にはすでに、毒親の両親だけでなく、私より下である弟にさえ、心を許すことができなくなってしまっていたのです。重ねて言いますが、このような一連の行為は犯罪的な虐待であり、私の両親が毒親であることは、疑う余地の無いものであります。

父親のせいで中学受験に失敗した私に割り当てられた校区は、悲惨なことに、団地住まい達の多いそれでした。私は、私のゲーム機で私のドラクエ5をクリアした貧乏人達の待つ学校に向かいました。むべなるかな、そこにはより一層の地獄が待ち受けていたのです。私でなければ、耐えられなかったでしょう。

私は、父親の妨害さえなければ、偏差値の高い中学校に合格していたはずなのです。それは後に、高校受験にて証明されました。この中学で私と話す資格を持つのは、あの子くらいだけだったはずなのです。ですから私は、自ら交友を断っていました。愚かさを伝染されるより、孤高であろうとしたのです。

孤高はむしろ私に読書の時間を与え、私の精神を崇高な高みへと導きましたが、あの子だけが気がかりでした。この中学において、あの子が付き合うべき異性は私に他なりません。よって、私はあの子を救出するために、一計を案じました。私はそれをオペレーション・サジタリウスと名付けました。

孫子にも、「敵を知り、己を知れば百戦危うからず」とあり、私は情報を集めることにしましたが、しかし、共通の知人が居ないので困り果ててしまいました。しかし、聡い私は別の方法を考えついたのです。弟が未だ通っている小学校には、私の同級生の弟妹達がいるはずです。貧乏子沢山と言いますからね。

弟もまた、チャンネル争いで私がこの中学校に落ちぶれる原因を作った1人であるのですから、私に協力する義務はあるのです。しかし、不遜にも渋々承知した弟は、私の真意を汲み取ることなく、直接に「私があの子についての情報を求めている」と聞いて回ったようなのです。なんと愚かなことでしょう。

弟はどうせ、未だに絵を描くことに没頭するほど暇なのですから、そのように直接的に質問するのではなく、相手の家に遊びに行くなどして、バレないように調べるべきでした。(なんと弟は、私のお下がりの色鉛筆を使い切って新品の色鉛筆までねだるほど、絵などという無駄なものに打ち込んでいました)

しかし、それもまた自分に課された試練であると受け入れた私は、次に自ら動くことにしました。オペレーション・サジタリウスに続く、オペレーション・ヘラクレスです。私は、学校であの子を観察しました。彼女はよく、昼休みに男子たちに混じって”大富豪”というトランプゲームに興じていました。

あいにく最新のゲーム機を買ってもらえる私は、トランプなどで遊ぶ必要がなかったため、その”大富豪”というゲームのルールがわかりませんでした。なので、Yahoo知恵袋で質問をし、ルールをきちんと暗記した上で、ある日の昼休み、私はその子に私も混ぜて欲しいと告げました。

彼女は、少し驚いたようですが、きちんと了承してくれ、私も混ざることになりました。しかし、なんということか、団地育ちのゲームを買ってもらえない貧乏人達は、私のゲームで遊ばせてもらった恩も忘れて、私の知る”大富豪”とは異なるルールを私に押し付け、私に嫌がらせをしてきたのです。

これはきっと、私の純真な恋心を察知したうえで、あの子の前で”大富豪に負ける私”という状況を生み出そうとしたに他ならないでしょう。そうは問屋がおろしません。私は毅然と、ルールがYahoo知恵袋で見たものと異なる事を説明し、その場を去りました。彼女とトランプで仲良くなることは失敗しました。

次に私は、彼女にGODIVAのチョコを贈ることにしました。使えない弟が仕入れてきた情報の中で、唯一使い物になるのが、「彼女の好きな食べ物はチョコである」というものでした。私は、最高の彼女に見合う最高のチョコを用意するべく、毒親への蟠りを捨て去って、父親に高級チョコをねだりました。

父親は、久しぶりに私が口をきいてやったことが嬉しかったようです、その週末にGODIVAのチョコを高島屋で買ってきました。(私は、中学受験の失敗から、できるだけ毒親との会話を避けるようにしていました。これは私の毒親に抵抗するためのストライキであったのです)

私がそのチョコを受け取り、(父親は気が利かず、ラッピングを店員に注文しなかったようです)自分の部屋に持ち帰ろうとすると、「なんだ、すぐ食べないのか、あんなに欲しがっていたのに」というので、「あとで大事に食べたいから」と言うと「そうか」と納得したようでした。

次の日、GODIVAをカバンに忍ばせて登校した私は、彼女に話があるからちょっと廊下に来て欲しいと言いました。素敵な贈り物が待っていると知らないせいか、渋る彼女に再度強く廊下に来て欲しいと言うと、承知して廊下についてきてくれたので、私はカバンからチョコを出して「ほら」と渡しました。

「これ何?」「GODIVAのチョコだよ、見たこと無い?」「そうじゃなくて、なんで私に?」「チョコが好きなんですよね?」「なんで知ってるの?」なんということでしょう、弟が堂々と聞いてまわったというから、彼女は当然私が調査していることを知っているのだと思っていた私は慌ててしまいました。

「その、チョコが好きって一緒だなって誰かに聞いてさ、俺もチョコ好きでよくこのGODIVAのチョコ食べるんだけど、美味しいよ。親父がよく買ってくるんだけど、賞味期限もあるしさ。ほら、チョコを食べすぎると鼻血が出るって言うじゃん?だから、食べずに捨てるのも、もったいないしさ」

「ふーん・・・じゃあみんなで食べるね」彼女は気恥ずかしかったのでしょうか、受け取ったチョコを私の前で食べず、友人との集まりに持っていきました。しかし彼女は確かに私の贈り物を受け取ってくれました。私はオペレーション・ヘラクレスの第一段階が成功した達成感に痺れました。

私は自分の席に戻り、彼女が私への感謝の言葉を述べるその時をまって耳をそばだてていました。「どしたのーこれー?」「んーちょっとね」「あっ美味しー!高級の味がする」「こっち美味しいよ!」どうやら私からの贈り物だと皆の前で言うのは恥ずかしかったようでした。

私からの、好きな食べ物で高級な贈り物を受け取ったのですから、次はいよいよ告白です。私はもう一度彼女を呼び出しました。「また?何?」「その、GODIVAどうだった?」「あ?うん、美味しかったよ、ありがとう」「また食べたい?」「え?あー悪いよ?」「好きです、付き合ってください」

「え?」「好きです、付き合ってください」「・・・」「小学校の時から好き」「・・・」「またGODIVA食べたくない?毎週持ってくるよ」「えっと、私好きな人他にいるから、ごめんね」そう言うと彼女は友人達のもとに戻り、数人でトイレに行ったようでした。(女は尿意を揃えてトイレに連れ立ちます)

私の純真な恋心はこうして裏切られ打ち砕かれました。GODIVAが高級なチョコであることは明白です。その贈り物の意図も当然彼女にはわかっていたはずなのです。しかし、卑しいあの女は、GODIVAを受け取っておきながら、その上で私の告白を虚仮にしたのです。

私は怒りを抑えながら、トイレから戻ってきた彼女達のところへ行き、「じゃあ、友達からってどうかな」と妥協案を提示しました。「ごめん、無理だから」私と彼女が話しているのに、関係のない第三者が口を出してきました。会話が成り立ちません。

「友達からならいいでしょ、チャンスはあるべきだし」返事をしない彼女にそう説明して聞かせると、また別の第三者が口を出してきました。「ほんと無理だから、キモい、エミリも無理って言ってるから」いきなり人権侵害です。何を考えているのでしょうか。いつ彼女の代理人になったのでしょうか。

こうも第三者が口を出すようでは、会話が成立しないのは明白です。彼女もそれで話しづらいのだと察した私は、自分の席に戻りました。口出ししてきたやつらがまだ「信じられない」「何あれ」などとやかましいので、机を力いっぱい叩きつけて声をあげ、黙らせました。

そしてもう一度彼女のもとに戻り、私はこう言いました。「友達からならいいでしょ?廊下で話そうよ」彼女は了承し、第三者が傲慢にも口を挟もうとするのを制し、廊下についてきてくれたので、私は「本当に小学校の頃から好きだったんだよ」と思いを告げました。

「ごめん、好きな人がいるっていったけど、もう前から付き合ってるんだ。だから無理だから、ごめんね」なんということでしょう。彼女は、真摯に告白した私に、嘘で答えていたのです。悔しさと悲しさで打ち震え、席に戻った私は放課後まで机に顔を突っ伏す他ありませんでした。

私に女を見る目がなかったのでしょうか?自分に問いかけてみましたが、そんなことはありませんでした。きっと、彼女は私からの告白よりも先に、悪い男と出会ってしまったのです。間男は誰なのか。改めて彼女の情報を集めることを固く誓い、オペレーション・サジタリウスを再始動することにしました。

間男から彼女を救う使命を遂行するため、私は全力を尽くすことにしました。これまで、理解する必要がないからと作らなかった団地育ちとも我慢して交流し、彼女の情報を集める事にしました。しかし、私が話しかけても、IQが20違うと会話が成立しないと言う通り、彼らは私の話を理解できないようでした。

貧乏な団地育ちで、日々猿のように振る舞っている奴らと異なり、私は両親と祖母からもらえるお小遣いで、本を読んだり、原宿や渋谷にでかけたことも有りましたから、私の話は彼らの知らない興味深い話であるはずなのに、です。本当にIQが20違うと会話が成立しないのだと愕然としました。

私はそれでも、彼女のために彼らに合わせてレベルを落とすことにしました。彼らは即物的でわかりやすく、私が飽きてもう遊ばないゲームをくれてやるというと、私の家に取りに来ると目を輝かせます。1人ずつ聞き取り調査を行って、根気よく間男の正体を探りました

私は正直に懺悔します。中高生の男子の頭は精子が詰まっていると言いますが、この時の私にも、彼女の肢体をほしいままにする欲望が少なからずありました。しかし私は、それをスポーツで発散するように、行動力に転換し、不屈の精神で調査を続けたのです。

これだけの労力をかけては、もう後に引くことなど出来ません。しかし、間男の正体もわからないまま、私のリソースは尽きてしまいました。毒親である両親は、あまりゲームソフトを買ってくれなかったからです。私は窮地に追い込まれてしまいました。

そして、ええ、私は本当に正直にこの手記を記していますが、やむにやまれず、母親(専業主婦という前時代的な存在でした)のスーパーでの買物を手伝うよと申し出て、その折に、母が無用心にも財布を置いて車から降りた際に、財布から必要なお金を一時的に賃借したのです。

それは悪魔のささやきでした。お金を勝手に借りてはいけないことは当然理解していました。しかし、私の彼女への思いはそれにも増して強かったのです。小心者の私は、一時的にお金を賃借したことで理不尽に責められる想像に苛まれましたが、どうやら母親は愚鈍で、気づかないようでした。

それならばと、私は大胆に必要な全額を一時的に借りることにしました。それがいけなかったのかもしれません。もっと複数回に分けて、細かく賃借するべきでした。一度に3万円も財布から抜いてしまったことで、母は私が一時的にお金を賃借したことに気づいてしまったのです。

なら、私にそう言ってくれれば、きちんと返しましたのに、母はあろうことか、私が”財布から金を盗んだ”、つまり犯罪をしたと、弟や父親の前で言い放ちました。なんと愚かな人でしょうか。親族間の窃盗は罪に問わないと刑法にもあります。知識が無いのでしょうか?酷い人権侵害でした。

父は私に「本当なのか?」と聞くのですが、母はそれを遮って「ポケットの中身を出しなさい」と言いました。いつから身体捜査権を与えられたのでしょう。しかし、大人の暴力で無理やりポケットから3万円を奪い取られ、何のために?と理由を問い詰められました。

これまでの経緯をどう説明すれば、その必要性を理解してもらえるか、考えあぐねいていると、父は「お前、まさかいじめられてるんじゃないだろうな?」と言い出しました。私がいじめられている?下等な団地育ち達から?酷い侮辱でしたが、しかし、言われてみればそうかもしれません。

母は「そうなの?学校の子よね?お金を持ってこいと言われたの?」と言います。私は、大富豪の時に私にルールを押し付けたのは、自分がいじめられていたかもしれない事に気づき、悔しくて涙がこぼれてしまっていました。母は「そうなのね?そうなのね!」と白痴のように繰り返しています。

私が涙のせいで声を出せないでいると、母は「明日、校長先生のところに行ってきます。きちんと調査してもらうように」と言いました。私は、大富豪のいじめ事件について調査が進むのであれば、彼女の誤解も解けるかもしれないので、異論をはさみませんでした。

しばらく経ったある日、担任が私を呼びに来て、校長室までついてくるようにと命令しました。何がなんだかわからずについて行き、部屋に入ると、私の同級生が数名と、母親がそこに居ました。しかし、このメンバーは大富豪で私をいじめたメンバーではありませんでした。

どこに立っていいか分からず、入ったところで私が固まっていると、担任が話しはじめました「君のお母さんから、君がいじめられているようだとの話があって、先生のほうで個別に聞き取り調査をしました。みんな、君の方からあげると言ってゲームやお菓子やジュースを貰ったという話なんだが、本当か?」

一体何の話なのか皆目わかりません。私がいじめられたのは、あの子の前で大富豪のルールを押し付けられ、私を除いたことです。オペレーション・サジタリウスは、私がいじめられたこととは全く関係ないことです。関係ない事を急に言われては、私が動転してオロオロとするのはしょうがない事でした。

何を勘違いしたのか、得心したように担任は続けます。「やっぱり、いじめられてたわけではないのか?お前が自分から配ったというのが本当なのか?」母親が横からヒステリックに叫びます「いじめられてたんでしょ!?口止めされてるんでしょ!?ちゃんとお母さんが守ってあげるから言いなさい!」

「しかしお母さん、先ほどもお話しした通り、個別に聞き取りをしても全員が、あげるからもらってほしい、そのかわりに調べてほしいことがあると持ちかけられたという話でして……」「本当のことを言いなさい!ねっ!ねっ!」母は狂ったように私の肩を掴んで力一杯揺さぶります。

どうやら、母親や担任は、全く荒唐無稽な思い込みをもとに、私がオペレーション・サジタリウスでくれてやったことを、いじめだと告発したと勘違いしたようです。しかし、誓って私はそんなことを言ったことはないのです。ここまで読んできてくださった読者の皆さんも、それはお分かりでしょう。

「そうじゃなくて、それは大富豪のことだよ、そこのそいつも混ざって、俺をルール違反だとか言って追い出した」私は犯人をまっすぐに指差し、睨みつけました。しかし犯人は慌てる風もなく、キョトンとしています。「ルールをきちんと覚えてきたのに、俺たちのルールはこうだとか言ってさ」

「大富豪?」「大富豪?」「大富豪?」「大富豪?」「大富豪?」「大富豪?」「大富豪?」「大富豪?」「大富豪?」「大富豪?」なんということでしょう。この部屋で、話し合うべき議題を理解しているのはどうやら私1人だったのです。そこからは、まさに苦難ともいえる試練でした。

「あのお、あれは群馬ルールなんだけど」「そんなことはこの際関係ないでしょ!!」彼らは自分の犯した罪を振り返る能力が全くに欠けていました。まさに時間の空費。私は焦りました。「つまり、やっぱりいじめはなかったんです、お母さん」予期した首尾ではありましたが、全身の力が抜けました。

残された手段は一つしかありません。ここに居る犯人達ではなく、きちんと真実を伝えられる証人を呼ぶことです。「ここにエミリさんを呼んでください。彼女もそのいじめの場に居ました」「なんのことかわからんが・・・おい、ちょっと呼んできてくれるか」「さっき教室にいましたよ」

彼女が来る間も私は必死に説明を続けました。しかし彼らは一向に理解しません。言葉は通じるのに話が通じないという、これは奇妙な恐ろしさでした。まるでドロ沼でもがき苦しむようなもどかしさとでもいうか。やはり、IQが20違うと話が通じないというのは真実でした。彼らは誤解を正そうとしません。

エミリが部屋に入ってきました。やっと、やっと誤解がとける。そう思っていると、横から誰かがこう言いました「ああ、そういえば、あれエミリと付き合ってる相手教えてくれって話で、そんなの誰でも知ってるのに。小林だよね。お菓子もらえるから教えるなって誰かに言われてて」

「えっと・・・呼ばれてきたんですけど・・・何の話ですか?」「ああ、なんかよくわからないんだけど、大富豪でいじめがあったとかいう話なんだけど、何か知ってる?エミリも一緒に遊んでたらしいけど」「いじめ?大富豪?・・・ちょっとわからないです・・・友達でたまに遊んでますけど」

私はこの時、いよいよもって人間がわからなくなりました。私1人がこの世でただ1人、まともな人間なのです。誤解すら正せない、一度勘違いをしたらそのまま突き進み、私は嘘のいじめ告発をしたことにされました。こうして、私は、本当のことを言わせてもらえない人間にされてしまったのです。

そしてエミリ、あのGODIVAをせしめた詐欺師の淫売婦。女は男の数倍難解でした。私には未だに理解できるものではありません。どうして、あの団地住まいで、私の友達を名乗り、何度も私の家におしかけた小林なんかと付き合うなんて。生まれて初めて他人が死ぬことを祈りました。

あまりにも私を理解しようとしない理不尽な糾弾に、私は癇癪を起こされてしまいました。何をしたか記憶はありませんが、担任に暴力で押さえつけられ、人の口から出たとは思えない人権侵害の言葉の数々を浴びせられました。何の役にも立たない母親は、誤解を説明することもなく、ただ泣いていました。

私は母親にゲームソフトを取り返してほしいと頼んだわけではありません。なのに、帰ってきて話を聞いた毒親達は、私が悪いとまた私をWICに閉じ込めました。たとえ犯人を取り逃がそうとも、冤罪を生むことなかれ。無実の罪での裁きは、最も醜悪で残酷な犯罪です。私の心は砕かれてしまいました。

なんという不運だろう。私はこの仕打ちを絶対に忘れません。いつか絶対に返さねばなりません。きっと、人並みより強靭な精神をもった人であっても、この時に壊れてしまうことでしょう。しかし私の精神はそれをこえてタフであり、より一層「なにっくそっ」と燃え上がりました。

この日から、私の中学生活は地獄となりました。文字通り地獄となったのです。学業は手につかなくなり、その後の学歴も、本来の私からは数段劣るものとなりました。毒親の言う京都大学に入学出来なかったのも、この時の母親の愚かさと、真相を理解しなかった父親と、あの淫売婦と、小林のせいです。

また、本物の、粘着質な”いじめ”もこのときからはじまりました。せっかく中学受験の失敗にもめげず、こんな底辺公立校でも、がんばって勉強していたのに、京都大学を毒親の言う通り目指していたのに、どれも水の泡。全て母親と父親と担任といった大人が、団地育ちの戯言を信じたからなのです。

私が遊びにまた混ざろうとしても「要らない」と言われ、混ぜてもらえません。これは差別です。また、私がまだあの淫売婦を信じて密かに思いを告げたことさえも、情報を流され、陰で嘲笑されているかもしれないと思うと、もはや誰も信頼することなどできません。

私の成績はズタズタ・ボロボロになりました。そんな私を嘲笑うかのように、弟は慶応中学に進学し、部活動と勉強を私と違い何の重荷も背負わずに楽しんでいます。夜に話し声がするので耳をそばだてると、どうやら彼女も出来たようなのです。私が得るべき幸せは全て弟に奪われたのでしょう。

こんな理不尽な目にあわなくちゃいけない理由を、私は生きているうちに何度も何度も考えてきました。しかし、この時も、思い当たることは一欠片もありませんでした。大声で誰かと電話する弟の会話が疎ましくて出たベランダから下を見下ろすと、自分の希死念慮に気づいてゾッとしたこともあります。

なぜ、あの毒親は、セックスしたのでしょうか。頼みもしないのに、私を生み出したのでしょうか。誰か具体的・論理的に教えてください。そうベランダから呟いてみましたが、ピューピューと風の音がするばかり。下を見下ろすと、あの貧乏そうな団地が見え、怒りがふつふつと湧き上がってきました。

きっと今ぐらいの時間、あの淫売婦と、貧乏人は不純異性交遊に励んでいることでしょう。そうすると、天才的なアイデアを閃きました。弊学の生徒心得には、「飲酒・喫煙・暴力・不純異性交遊・薬物乱用など、生徒にあるまじき行為は、断じて行わないこと。」とあります。

列挙されているものからいって、不純異性交遊は、中学生にして飲酒・喫煙・麻薬と並ぶほどの大罪です。しかし、貧乏で娯楽のない人間ほど、セックスに励むという記事を読んだことがあります。間違いなく、あの二人は退学に値する行為に日夜励んでいるはずです。

しかし、前回の誤解による糾弾からいっても、担任に私が直接訴え出ても聞く耳を持たない可能性があります。なので、私はまず、Yahoo掲示板に、「◯◯中学校の△△と□□は日夜不純異性交遊に励んでいるって本当ですか?」と書き込み、「どうやら本当のようですね、私も聞きました」とレスしました。

次の日の昼休み、私は放課後職員室へと行き、素知らぬ顔で「たまたまパトロールをしていて見つけたのですが、エミリと小林は退学するような校則違反をしてるみたいですよ。URLをメモってきたのでこれをみてください」とメモを渡して帰りました。ざまあみろ。きっと退学になることでしょう。

しかし、明けても暮れても一向に淫売婦と貧乏人は退学になりませんでした。あの担任は事実を握り潰したのでしょうか。そんな不正教師だったせいなのでしょう。担任は1年の夏休み前に、転任が決まりました。もっと田舎に行くといいます。ざまあみろ。望みは果たされませんでしたが、神は居るようです。

ところが、です。私のことを、面倒な仕事を増やそうとしたことで恨んでいたのでしょう。退任前に皆の前で挨拶として、1人ずつ言葉を贈るといって、やれ誰々は部活をがんばれとか、この担任だった男は興味のないことを話していたのですが、私の番でとんでもないことを言い放ちました。

「お前は、いちいち誰と誰が付き合ってるとかを先生に言いつけたりしようとせず、まず中身を磨いて、自分の彼女を見つけなさい」どうせ、私にも、勉強を頑張れとか、猿にでも言えることを言うと思っていたら、公衆の面前でとんでもないプライバシー侵害をされました。もはや名誉毀損です。

私はどうにもたまらなくなって、自分を抑えることができず、鞄も持たずに教室を飛び出しました。脚が勝手に駆け出していたのでした。どこへ行けば良いのかもわからないので、家に帰って、気がついたら、居間にあったテレビだったものの残骸がそこに転がっていました。

我に帰って、割れたテレビを見ていると本当に未遂したい気持ちになってきました。私は父親のネクタイを首に巻きつけで結び、手で軽く引いてみました。ネクタイは込めた力にきちんと答え、鏡の前で力一杯引いてみると、顔が鬱血して真っ赤に染まり、タコのようで、不意に笑いが込み上げてきました。

あとは一息に引けば未遂できるかもしれません。割れた画面の前でネクタイに手をかけ、決意が固まる時を待ち、これまでの人生を振り返っていました。京都大学に入るのだと、勉強させられてきた思い出しか私にはありません。何と悲惨な人生なのでしょう。こんな毒親の元に生まれてさえいなければ。

ふと気づくと、また母が私の両肩を持って揺さぶっています。どうやら悲しみのあまり、泣き疲れて眠っていたようでした。寝起きだったこともあり、学校で辛いことがあり、テレビを壊してしまったので、お詫びに死のうと思い、父のネクタイを首に巻いて手で引いていたら気を失ったようだと説明しました。

その夜の家族会議では、母がやっと私の話をまともに聞いてくれたのか、とりなしてくれ、あまり責められませんでしたので、私は黙っていました。そもそも、このテレビがあるせいで私は勉強が出来なくなったのですから、弟にもお下がりでなく新品を買い与えるくらいなら、テレビを2台買うべきなのです。

学校でのいじめはより一層ひどくなりました。私は何もしていないのに、私の家が裕福なのが妬ましいのか、常に私の周りから距離を取り、誰も私が話しかけても生返事しか返さず、取り合ってくれないのです。ここにきて、ついに私の人権は、否定されました。

私は暗い感情に包まれ、ヤフーニュースで見かけた米国の銃乱射事件のように、卑怯ないじめっ子達を改造銃で撃つ妄想をしました。しかし、それでも法律を重んじる私は、ヤフー掲示板で質問したところ、合法的に中学生が改造銃を手に入れる方法がどうやら存在しないことを知り、諦めました。

ええ、私はこんなに理不尽な目にあって、なお、法律を重んじる正義の人だったのです。ならば、いじめは犯罪にも当たると聞き、刑法についての調査を進めました。無知な弟にも、たとえば暴行罪と傷害罪の違い等の得た知識の一端を披露してやると、「兄貴ってすごいね」と感嘆していました。

完全に理論武装した私は、学校で卑怯者どもに、いじめが刑事罰に当たる犯罪であること、私が法的措置をとれば逮捕され、最大で21日間勾留されること、謝罪してこれまでの償いを求めると告げました。しかし彼らは、私の話を理解できなかったのか、「お前はえらい法律家になるよ」と笑うのです。

何ということだ!手をついて詫び、償って私と示談する最後のチャンスをやったのに!驚き呆れ果てましたが、ならば実行するだけです。私を無視し、示談も断ったことを後悔してももう遅い。新しい担任のところに行って、この学校が刑事事件に巻き込まれることになったと説明しました。

「前任の先生から、話は聞いてます。またお母さんを泣かせるのか?嘘でクレーム騒ぎをやりたいなら好きにしろ」あの、教師の風上にも置けない人間は、どこまで教育を踏み躙るのでしょう。こうやって話を聞く姿勢すら見せないのは、皆の税金で食わせてもらってる公務員としてあり得ません。

私は教師としての道を説いて聞かせましたが無駄でした。前の担任に聞いているの一点張りです。足元がガラガラと崩れるような錯覚に襲われ、またも私は癇癪させられたのです。これでよく教師を名乗れたものです。これでは、こいつらは、刑事裁判での証言の際に嘘をつくことは明らかです。

ここからの私の学生生活は空虚そのものでした。しかし、私は、常人なら何度も潰されているこの状態でもまだ、勉強に励みました。父親が私にお小遣いを出す条件として、京都大学を目指して勉強しろと言った事に従ってのことです。私は幼く、常識も分からず、これが虐待である事がわからなかったのです。

そんな私の救いとなったのは、ヤフー掲示板や質問板で知り合った人々でした。世代や職業を超えて、言葉を交わし、理解し合えた友人達です。まさに真の友人を私は得ていました。これが私の支えとなったことは確かです。学校では理不尽な仕打ちに耐え、ネットで友人達と語らう日々が続きました。

そんな折、父親からある一葉の写真を見せられました。そこには1人の、眼鏡をかけた女性が写っていました。父によると、これは韓国本国の人で、私の許嫁だと言うのです。しかし、好みのタイプではありません。当時私は欅坂にハマっていて、ファンクラブのアドバイザーとして活動していました。

後になってわかった事として、日本で成功した在日韓国人は、本国の、貧しく家柄の良い娘を支度金などで釣って許嫁にさせるのです。何と前時代で、人権を無視した考え方なのか。フェミニストになれた今ならわかります。私の人生は一から十まで親の言いなりになる地獄でありました。

父親の前では健気にも「頑張るよ、京都大学に入ってこの家を継ぐよ」と強がっていましたが、おそらく本心では違和感を感じていたのでしょう。私は前時代的な父親のせいで、勉強に身が入らず、改めて挑戦した高校受験では第一志望に落ちてしまいました。

大学にも落ちました。そうして、次の年も落ちました。毒親たちは私にこれまで求めたことを償いもせず、弟に京都大学を受けさせました。弟が京都大学を受けて、本人の希望で受けた工学部に受かりました。私は工学部よりも偏差値の高い法学部に落ちていました。

弟は京都大学に通うために下宿する事となり、実家を出ました。私が今一度、今度こそ弟より偏差値の高い合格するため勉強しようと思っていたら、毒親は信じられないことを言い出したのです。来年、もっと偏差値の低い大学でいいから合格したどこかに入学しろ、と。

続けてこうも言いました。「大学卒業までの学費と生活費は出してやるから、そのあとは自立しろ」と。責任を取らないなら何故セックスをした。なぜ京都大学を目指せと言った。今更何を言っているのか。大富豪のいじめを解決せず私のせいにした罪も忘れたわけではありません。

ここから、毒親のせいで、私の人生は急転直下、暗闇へと転げ落ちて行くのでした。ここまでが、私がまだ、かろうじて希望を持って人生を歩んでいた日々で、ここから先は、毒親や育ちの悪い団地住まいの貧乏人たちに狂わされた私の人生がはじまります。 第一の手記 了

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コメント

18
常盤葵
常盤葵

修正お願いします。
来年、もっと偏差値の低い大学でいいから合格したどこかに入学しろ、と
→来年、もっと偏差値の低い大学でいいから合格してどこかに入学しろ、と

nekomimilime
nekomimilime

道徳の教科書に載せてほしい

猫のルゥ
猫のルゥ

これはとんでもない大作。王のことを世界で一番理解しているのは家族でもなくえみりちゃんでもなく、作者であることは間違いない。

MSの呼吸
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ホリムル

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虚構戦記 第一の手記|暇空茜
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