毎月第3水曜日は「みやぎ水産の日」 石巻で水産物販売会

宮城県産の水産物をPRしようと、県は毎月第3水曜日を「みやぎ水産の日」としています。
これにあわせて石巻市でカツオのたたきや、クジラ肉などの販売会が行われました。

県は、東日本大震災で売り上げが落ち込んだ水産加工業者を支援しようと、毎月第3水曜日を「みやぎ水産の日」と定めていて石巻市では県東部地方振興事務所が定期的に水産物の販売会を行っています。

17日は、県の石巻合同庁舎に地元の水産加工会社などが集まり、金華山沖で取れた冷凍のカツオのたたきや市内で加工されたクジラ肉、それにさばのだしを使った「石巻おでん」などおよそ20点が販売されました。

庁舎を訪れた人や県の職員が次々と商品を買い求めていました。

庁舎で働く50代の男性は「店の人におすすめを聞いてクジラの肉を初めて買いました。職場近くで水産物が買えるのはいい取り組みだと思います」と話していました。

主催した県東部地方振興事務所の庄子拓臣さんは「県民の方に地元の水産物をPRできてよかったです。おいしく食べて元気になってもらえたらと思います」と話していました。

販売会は17日午後1時まで行われています。

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