製造業DXやスマート工場を進めるには、確かに「標準化」と「インフラ整備」が必要。
まず前者の標準化。
様々な記事で「標準化、標準化」と漠然と言ってるけど、もっと具体的に述べて欲しい。
「機械が繋がる共通言語+データの書式+業界語彙+セキュリティ基盤+工程参照モデル」の、これらの「標準化」が必要となるわけだが、更にそこで使われる技術についても触れて欲しい。
そして、どうやって進めていくかについては、国の主導が不可欠だと思う。国や業界団体が主導しないと、結局は工場ごとの独自仕様となり、繋がらないスマート工場になってしまう。
次に中小企業のDX。
中小企業は、設備投資するだけの資金とマンパワーの余力は無いので、サプライチェーン全体で中小を巻き込む仕組みが必要だと思う。中小単独のDXではなく、「大企業+業界プラットフォーム参加」というビジネスモデル。
実際にドイツは、中小企業コンピテンスセンターを全国に設置し、無償ワークショップやデモ工場を提供している。投資余力のない中小でも「試して学べる」環境が整備されている。
中国も国家レベルで共通プラットフォームを整備しているので、中小は低コストでサブスク的に参加することが可能になる。
まとめると、
中小企業のDXまで考えると、大企業がサプライチェーン全体の共通プラットフォームを整備する必要がある。とはいえ、大企業はそこまではやってくれない。放っておくと、中小企業に対しDXの圧力を掛けるだけ。よって、国が旗を振り、国家レベルの施策としてやらないと。
Quote
とき@engineer
@toki_engineer
こういう記事を過去に腐る程読んだけど、どれも似たりよったりで、踏み込んだ事が書かれてないんだよなぁ。
もっと、「何故」の部分と「その為には具体的にどうすれば」を掘り下げて欲しい。
 shuchi.php.co.jp/article/12638 @php_shuchi