米黒人学生の変死体、検視結果は自殺 南部の大学構内で発見

[ワシントン 18日 ロイター] - 米南部ミシシッピ州の警察当局は18日、同州の大学構内で木にぶら下がった状態で死亡していた黒人大学生について、検視結果から自殺と判断したと発表した。 もっと見る
デマートラビオン・リードさん(21)の遺体は15日早朝、ミシシッピ州クリーブランドにあるデルタ州立大学の構内で発見された。
公民権活動家らは、ミシシッピ州には19─20世紀にリンチや人種差別的暴力が行われた歴史があるとして、徹底的かつ透明な捜査を求めていた。
地元検視当局は、リードさんが生前に暴行などを受けたことを示す証拠はないとしていた。
クリーブランド警察は18日、ミシシッピ州検視局が17日に検視を実施し、「結果は当初の捜査と一致した。死因は自殺による首つりと判定された」と発表した。ただ、毒物検査の結果は出ておらず、数週間かかる可能性があるという。

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Kanishka Singh

トムソン・ロイター

Kanishka Singh is a breaking news reporter for Reuters in Washington DC, who primarily covers US politics and national affairs in his current role. His past breaking news coverage has spanned across a range of topics like the Black Lives Matter movement; the US elections; the 2021 Capitol riots and their follow up probes; the Brexit deal; US-China trade tensions; the NATO withdrawal from Afghanistan; the COVID-19 pandemic; and a 2019 Supreme Court verdict on a religious dispute site in his native India.