ジャンク品だけでPCを作ろうと思ったら予想外のところで詰まった話(解決済み)
こんにちは!ひよりです。
今回は表題の通りなのですがハードオフのジャンク品だけで自作PCを組もうとしたところ予想だにしないところで詰まったので、忘備録もかねて似たような状態に陥っている方の為に簡単に書き残しておこうと思います。
Ivy BridgeのCPUを手に入れた、そうだ自作しよう。
事の発端は秋葉原に遊びに行った際にCPUガチャを回したこと。
500円で1回できるガチャを2回回し、Core i3-3220とCore i5-3470を引き当てることができました。両方ともIvy Bridge世代のCPUですね。
当初は何の気もなしに持っておこうかな~くらいにしか思ってなかったのですが、後日ハードオフに行った際ふとLGA1155に対応したマザーボードが安く売られているのを見て、
一度はやってみたかった「ジャンク品だけでPCを組み立てる」ということが出来るのではないか?と思い立ったんです。
そしてその場で一応PCが動作できる部品をすべてジャンク品として購入。
詳細は省きますが、今回の記事の主役というかメインはマザーボードです。
ECSというメーカーのH61H2-M5 (V1.0)です。
軽く調べたところマウスコンピューターのBTOに組み込まれていたりバルク品として安価で売られていたマザボみたいですね。
名前が示す通りインテルのH61チップセットが搭載されていてIvy Bridgeが動かせるマザーボードになります。
ダメです!動きません!
出オチ
そうなんですよーーーー最小構成で動作できなかったんです。
i3ではファンは回るものの画面表示ができず、i5に至ってはファンがすぐに止まってしまいます。
すべてジャンク品で揃えている以上原因の切り分けができず悩みました。
が、全部書いてもアレなので紆余曲折試したところ、動かない原因はやはりCPUにあることがわかりました。
CPUが壊れている可能性が十分考えられたのですが、まずはマザーボードについて情報収集を行いました。
BIOSアップデートでいけるらしい
そこで得られた情報は
「工場出荷時のBIOSからアップデートするとIvyBridgeに対応できる。」というもの。
つまりアップデートしていない状態ではSandyBridgeにしか対応していない、ということですね。
というわけでBIOSアップデートを試みるためにもSandyBridge世代のCPUを入手しなければいけませんでした。
サンディを手に入れて、ついでにCPUの動作確認をしよう
今回僕は会社でCADしか使ってない、スタンドアロンで動いているCore i7-2600が正常稼働するPCを借りることが出来ました。
…そしてそのPCに2枚のCPUを搭載、ここでi3、i5ともに正常に動作することが確認できたのです。
会社PCから取り外したSandyBridgeを今回のマザーボードに搭載したところ…
無事に画面が出力されました!
というわけで最終的な原因がBIOSバージョンにあることが判明しました。
全部ジャンクだけど、ジャンクじゃなかったぞ…!!
やはりBIOSが原因だった
幸いにもマザーボードの商品ページやドライバーのリンクは生きており、そこから暫定で最新に見えるBIOSをダウンロード。
09/02/2011、という表記のあるものです。が、
まあ待ってください。リンクをクリックするのは早いです。
ここで結論を申しますと、解決策はBIOSアップデートなのですが、ほかのBIOSアップデートがあったんです。
そうなんです。このBIOSファイルを当ててもIvyBridgeを認識してくれることはありませんでした。
…正確に言うなら、Core i3は認識しましたが、Core i5だけは認識しなかったのです。
アップデートでは動作せず…実は別のBIOSアップデートがあった
上記商品ページには「サポート」という項目があり、そこには適合するCPUなどの情報がリスト化されています。
そこには今回入手したCore i5-3470がしっかり記載されているのですが…
右側の日付は対応するBIOSのバージョン…というか更新日が記載されています。
ここでおかしい、と思ったのが、ドライバダウンロードページにあったBIOSが2011年9月版までだったのに対し、こちらは2012年2月の表記がありました。
2012年版のBIOSなんてなかったんですよね。
ここでさらなる情報収集を行った(というか検索語句を変えた)結果、似たような症状を訴えていた方の情報が断片的に見つかってきました。
それらの情報をまとめると
IvyBridgeに対応した、チップセットのファームウェアアップデートが過去に公開されていたことが判明。
そのページは現在リンクが切れていたため、ダウンロードに成功したWaybackMachineのリンクを記載しておきます。
「H61H2-M5(V1.0) 03/06/2012」の記載を確認してダウンロードして、ZIPを解凍するとCPUEVO.EXEというファイルが出てきました。
このファイルをインストールするのですが、マザーボードのME_UMLOCKという端子にジャンパピンを被せておく必要があるようです。物理的なプロテクトがかかっているみたいですね~面白い。
先ほどはしれっとすっとばしましたが、FreeDOSを導入したUSBメモリのルートディレクトリにCPUEVO.EXEをコピーし、USB2.0端子にUSBメモリを挿入、(USB3.0ではブートできませんでした。)
FreeDOSが起動し、キーボードの種類を選択するとコマンド入力ができますので以下のコマンドを実行。
C:>\CPUEVO.EXEそうするとこういう画面になります。
CPU EVO v1.0.962.0
Upgrade your Sugarbay platform to support Ivybridge processors
Diclaimer:Do Not abort the apgrade after starting it.
Start to upgrade your Sugarbay platform(y/n)?_アップデートしてIvy使えるようにするで~途中でやめんといてな
みたいな当たり前のことが書いてあります。
まあこれ失敗するとオシャカになるので…一応慎重にやりましょう。
キーボードでYを押すとインストールが始まります。
緑文字で進捗表示が出てきますが…インストールが完了すると自動でコンピューターがシャットダウンするので特に何もすることはないでしょう。
BIOSアップデート完了!そして…
無事に認識できましたとさ!!!
いやーーーーーーーーーーーーー長く苦しい戦いだったなあ
ここまでCPU認識できただけだけど。
ジャンク品で自作PCする、という至極単純な目的だったんですけど、まさかこんなところで足止めをくらうとはなぁーっていうお話でした。
ジャンク品っていうだけに何か様子がおかしいと原因の切り分けが難しいのでしんどいですが、まあこれもジャンクの醍醐味でもありますからね。
自分自身もこんなトラブルがあるということも経験がなかったので今回がんばって対処できてジャンク力がまた少し上がりましたよ。ジャンク楽しい!
というわけでこのPCはWindows7か8.1が快適に動作するような環境で作っていきたいなぁなんて思ってます。
このエントリーが少しでも誰かの役に立てればいいなと思います。
それでは!


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