【冷え性必見】体を長~く温めるホットドリンクランキング
寒い季節に欠かせないホットドリンク。飲んだ直後はどれも体温を上げてくれますが、体を温める効果の持続時間に差があります。
緑茶・コーヒー・紅茶・ココア・甘酒・しょうが湯。6種類の飲み物の中で、体を温める効果が最も長いのは一体どれでしょうか?
体を温め続けるホットドリンクはこれ!
体を温める効果の持続時間を調査するため、20~40代の冷え性に悩む女性6人に、同じ環境で60度の飲み物を200ccずつ飲んでもらいました。
平熱が上昇してから元に戻るまでの時間をサーモグラフィーで計測したところ…
「平熱に戻るまでの時間が最も長い=体を温める効果が長時間続く」飲み物はココアだとわかりました。
効果の違いは、どんな理由から生まれるのでしょうか?
ポイントはドリンクに含まれる成分!
1位:ココア
ココアに含まれる「カカオポリフェノール」には血行を促進させる効果があり、体を温める効果が高いと言われています。
実験でも平熱に戻るまでに約一時間と、長時間の持続効果があることがわかりました。
2位:紅茶
ココアの次に体を温める効果が長く続いたのは、紅茶。
紅茶には「テアフラビン」という成分が含まれており、血液の巡りを良くし、末端まで体温を高めてくれる効果があります。
3位:しょうが湯
しょうが湯には体の中から熱を作り出す効果がある「ショウガオール」が含まれ、急激に体温を上げて温めてくれます。しかし、急激に温まると汗をかくので、ココアや紅茶に比べて体温の上昇を持続できない点がデメリット。
4位:甘酒
甘酒は、体内に熱を発生させる「糖質」が豊富に含まれています。とろみもあるので胃にとどまる時間が長くなり、体を温める効果が持続。
しかし、ココア・紅茶・しょうが湯に比べて血行を促進させる成分が少ないため、より早く体温が下がってしまいます。
5位:緑茶 6位:コーヒー
体を長時間温める効果が低かったのは、緑茶とコーヒーです。この2つに含まれている「カフェイン」には体温を下げる効果があるので、身体を逆に冷やしてしまいます。
寒さが厳しくなる時期は、少しでも長く温まれるよう、飲み物も賢く選びましょう。
ちょっと気になる“差”を徹底調査
この差って何ですか?
(TBS系列火曜よる7時~)