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トランプ氏、自分を批判するテレビ局は免許取り上げられるべきかもしれないと 人気トーク番組の放送中止で
アメリカのトランプ大統領は18日、自分に批判的な内容ばかり放送するテレビ局は放送免許を取り上げられるべきかもしれないと発言した。イギリス国賓訪問から帰国する大統領専用機の機内で記者団に話した。 アメリカのドナルド・トランプ大統領は18日、自分に批判的な内容ばかり放送するテレビ局は放送免許を取り上げられるべきかもしれないと発言した。イギリス国賓訪問から帰国する大統領専用機の機内で記者団に話した。
トランプ氏、英国境管理に軍を使うよう提案 スターマー氏との会談で
アメリカのトランプ大統領は18日、国賓として訪れているイギリスでスターマー首相と会談し、同国が不法移民の阻止で軍を利用することを提案した。
タリバン、女性の著書を排除 アフガニスタンの大学から
アフガニスタンのイスラム主義組織タリバンによる政府は、女性が書いた本を、大学教育システムから排除した。人権やセクシャル・ハラスメントについて教えることなどを違法とする新たな禁止令の一環。
バーチャルのK-POPスターめぐる発言でも名誉毀損は成立 韓国の裁判所が賠償命令
韓国の裁判所は、バーチャルの男性K-POPグループの名誉を毀損(きそん)したとして、ソーシャルメディアのユーザーに50万ウォン(約5万3000円)の支払いを命じた。
英MI6がダークウェブに専用ポータル開設、ロシアなどでスパイ募集
イギリス対外情報部(MI6)はこのほど、新たなスパイをインターネットで勧誘するため、ダークウェブ(暗号化などでアクセスを制限したインターネットコンテンツ)上に専用ポータルを開設する。
【解説】温かな関係示すも影響力はなく……トランプ氏のイギリス国賓訪問
アメリカのドナルド・トランプ大統領は17日から18日にかけ、イギリスを国賓訪問した。気さくな2度目の訪問は英米の強い関係を示したが、どの同盟国もトランプ氏の考えを変えることはないだろうと、BBCのサラ・スミス北米編集長は指摘する。
ビデオ, トランプ氏の訪英に「意味はあったのか?」 BBC編集長らの見解は, 所要時間 0,56
BBCのクリス・メイソン政治編集長とのサラ・スミス北米編集長が、トランプ大統領の2度目のイギリス訪問を解説する。
ビデオ, 自分の批判ばかりするテレビ局の免許は……トランプ米大統領が不満述べる, 所要時間 1,04
アメリカのトランプ大統領は18日、自分に批判的な内容ばかり放送するテレビ局は放送免許を取り上げられるべきかもしれないと発言した。イギリス国賓訪問から帰国する大統領専用機の機内で記者団に話した。
【解説】 アンティファとは? なぜトランプ政権の標的になっているのか
トランプ米大統領は18日、保守系活動家チャーリー・カーク氏の殺害事件を受けて、「急進左派」を標的とする取り組みの一環として、「アンティファ(Antifa)」を「主要なテロ組織」に指定する意向を示した。極右や人種差別主義者、ファシスト団体に反対する分散型の左派運動であるアンティファは長年、トランプ氏から敵意を向けられてきた。しかし専門家らは、指導者や会員名簿、組織構造を持たないアンティファを、トランプ氏が実際にどのように標的にするのかと疑問を呈している。
話題のニュース
ビデオ, 米人気司会者の番組中止……歓迎するトランプ氏は放送免許取り上げに言及 批判と抗議の声も, 所要時間 2,23
米ディズニー傘下のABCテレビは17日、人気の深夜トーク番組「ジミー・キメル・ライブ!」の放送を無期限で休止すると発表した。トランプ大統領はABCの発表直後に、その決定を歓迎した。一方、言論の自由が侵害されており、容認しがたい殺人事件を保守派が批判勢力の検閲に悪用していると批判する声も出ている。
韓国人エンジニアら、「体を縛られ銃を向けられた」 米工場で拘束された衝撃をBBCに語る
米ジョージア州にある韓国・現代自動車の系列工場で今月、米移民当局の強制捜査によって韓国人労働者300人以上が拘束された件で、解放され帰国した労働者らがBBCの取材に応じ、当時の衝撃や、今なお続く影響について語った。
イスラエル軍、戦車でガザ市の主要住宅地区に進入 地上作戦2日目
イスラエル軍がパレスチナ・ガザ市で開始した地上作戦の2日目の17日、市内の主要住宅地区にイスラエル軍の戦車や軍用車など数十台が進入した。住民や目撃者らが話した。
チャールズ国王とトランプ大統領、英米の特別な関係を称賛 国賓訪英の晩さん会
イギリスのチャールズ国王は17日、国賓として訪英中のアメリカのトランプ大統領をロンドン郊外のウィンザー城に迎え、晩さん会を開いた。国王はスピーチで、「世界で最も難解ないくつかの紛争に解決策を見いだす」ことへのトランプ氏の個人的な取り組みをたたえ、「専制国家」と戦うウクライナへのアメリカの支援を呼びかけた。これを受けてトランプ氏は、米英両国の特別な関係を称賛し、「『特別』という言葉ではとても言い尽くせないほどだ」と述べた。
米ABC、人気の深夜トークショーを放送中止に カーク氏殺害事件めぐり
米ディズニー傘下のABCテレビは17日、人気の深夜トーク番組「ジミー・キメル・ライブ!」の放送を無期限で中止すると発表した。同局の広報担当者は、「『ジミー・キメル・ライブ!』の放送は無期限で差し替えとなる」と声明で述べた。右派活動家チャーリー・カーク氏の銃撃事件をめぐるキメル氏の発言を受けての決定とされている。トランプ大統領はABCの発表直後に、その決定を歓迎した。
「トランプ氏と関係を築いていない」 ブラジルのルラ大統領、BBCインタビューで話す
ブラジルのルラ大統領が、BBCの独占インタビューに応じ、アメリカのトランプ大統領とは「関係を築いていない」と語った。
イスラエル映画賞、パレスチナ少年描いた作品に 文化相は助成金打ち切ると脅す
イスラエルの米アカデミー賞と呼ばれる「オフィール賞」の最優秀作品賞に、海に行くことを願う12歳のパレスチナ人少年を描いた「ザ・シー(The Sea)」が選ばれた。イスラエルの文化相は、この賞への助成金を打ち切ると脅している。
ビデオ, 壮麗な式典、抗議デモ……トランプ氏の国賓訪英の初日を1分半で振り返る, 所要時間 1,30
アメリカのトランプ大統領は16日、2度目となる国賓訪問のためイギリスに到着した。公式行事初日の翌17日には、チャールズ国王がウィンザー城でトランプ氏を歓迎した。壮麗な式典が行われる一方で、ロンドン中心部には推定3000人が集まり、トランプ氏に抗議した。
ビデオ, カーク氏殺害事件の容疑者が初出廷、ビデオリンクで, 所要時間 0,56
米右翼活動家のチャーリー・カーク氏が射殺された事件で、検察当局は16日、タイラー・ロビンソン容疑者(22)を加重殺人など7件の罪状で訴追した。ロビンソン容疑者はこの日、ビデオリンクで初出廷した。BBCのナダ・ターフィク記者記者が、この日の法廷での注目点を解説する。
中東危機
EU、対イスラエルの貿易制限や制裁措置を提案 ガザでの戦争めぐり
欧州委員会は17日、イスラエルとの貿易を制限し、イスラエル政府の極右閣僚に制裁を科す計画を提案した。採択されれば、パレスチナ・ガザでの戦争をめぐる欧州連合(EU)の最も厳しい対応となる。
「常軌を逸した爆撃」 イスラエルのガザ市攻撃、住民は避難急ぐ
イスラエル軍が16日、パレスチナ・ガザ地区北部のガザ市での地上作戦を開始した。これは、同市の占領を目的とした大規模攻勢の一環だ。こうした中、数千世帯の人々がガザ市からの脱出を試みている。
ビデオ, 「ガザから出して」と住民訴え 国連が「ジェノサイド認定」もイスラエルは攻撃拡大, 所要時間 2,37
国連人権理事会の調査委員会は16日、イスラエルがパレスチナ・ガザ地区のパレスチナ人に対してジェノサイド(集団殺害)を行っていると認定する報告書を発表した。一方で、北部ガザ市の占領を目指すイスラエルは、地上戦の拡大開始を発表。ガザ住民は新たな攻撃を「地獄」と表現している。
【解説】 イスラエルはガザめぐり「アパルトヘイトを放棄した南アフリカ」的瞬間に直面しているのか
パレスチナ・ガザでの戦争が長期化する中、イスラエルの国際的孤立が深まっている様子だ。イスラエルは、かつて南アフリカがアパルトヘイト政策の放棄を迫られた時のような、「南アフリカ的瞬間」に近づいているのだろうか。ポール・アダムス外交担当編集委員が検討する。
【解説】国連のジェノサイド報告書、ガザでのイスラエルの行動を率直に糾弾
国連人権理事会の調査委員会が16日に発表した報告書は、イスラエルがガザでジェノサイドを行っているとする証拠を提示する、詳細かつ厳しい内容となっている。報告書は、イスラエルが1948年に設立されて間もない国際連合で採択されたジェノサイド条約に違反していると主張している。「ジェノサイド」という言葉と、それを犯罪として定義したこの条約は、ナチス・ドイツによるユダヤ人600万人の虐殺を直接のきっかけとして成立したものだ。
国連の独立調査委、イスラエルがガザで「ジェノサイド」行ったと認定
国連の調査委員会は15日、イスラエルがパレスチナ・ガザ地区のパレスチナ人に対してジェノサイド(集団殺害)を行っていると認定した。2023年にハマスとの戦争が始まって以来、国際法で定義される5件のジェノサイド行為のうち、少なくとも4件が行われたとしている。
スペイン首相、イスラエルの国際スポーツ大会出場禁止を呼び掛け ロシアと同じ措置必要と
スペインのペドロ・サンチェス首相は15日、パレスチナ・ガザ地区でのイスラエルの行動を理由に、同国を国際スポーツ大会から除外するよう求めた。サンチェス首相はイスラエルについて、2022年にウクライナへの全面侵攻を開始したロシアと同様に扱われるべきだと主張している。ロシアは全面侵攻以降、国際オリンピック委員会(IOC)をはじめとする国際スポーツ大会から資格停止処分を受けている。
ロシア・ウクライナ戦争
ロシアとベラルーシが合同軍事演習を公開、欧州へのメッセージか
ベラルーシとロシアの部隊が合同演習を行っているボリソフスキー演習場に、BBCをはじめ各国の報道機関が招かれた。23カ国の代表も招かれた。その意図は、透明性実現というほかに、西側への、特に欧州へのロシアの警告かもしれないと、現場で取材したスティーヴ・ローゼンバーグBBCロシア編集長は指摘する。
ビデオ, ロシアとベラルーシの合同演習場から……これは欧州へのメッセージか BBCロシア編集長, 所要時間 1,30
ベラルーシとロシアの両軍部隊が合同演習を行っているボリソフスキー演習場に、BBCをはじめ各国の報道機関が招かれた。ロシアのドローンがポーランドとルーマニアという北大西洋条約機構(NATO)加盟国の領空を侵犯する事態が続く情勢なだけに、合同演習とその公開の目的は西側への、特に欧州へのロシアの警告かもしれないと、現場で取材したスティーヴ・ローゼンバーグBBCロシア編集長は指摘する。
東欧ルーマニア、領空でロシア製ドローン検知と発表 NATO加盟国で2例目
ルーマニア政府は14日、ロシア製のドローンが同国領空に侵入したと発表した。北大西洋条約機構(NATO)加盟国によるロシア製ドローンの領空侵犯の報告は、これで2例目となる。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、「ロシアによる戦争の明白な拡大だ」と述べた。
NATO、東側の防衛を強化 ロシア・ドローンのポーランド領空侵犯で
ポーランドの領空にロシアのドローンが侵入したことを受け、北大西洋条約機構(NATO)加盟の数カ国が、兵士、大砲、防空システムをNATOの東側の国々に送り、安全確保に力を入れる姿勢を示している。
【解説】 故意か偶然か……ロシア無人機によるポーランド領空侵犯 NATOにとっての試練に
ロシアのドローンが10日、ポーランドの領空に侵入したことを受け、同国政府は戦闘機を緊急発進させ、緊急会合を招集した。この事態は、ヨーロッパおよび北大西洋条約機構(NATO)がロシアに対して示す決意が、試練に耐えられるものではないかもしれないとの懸念を呼んでいる。
ポーランド、領空侵犯したロシアのドローンを撃墜と発表
ポーランドは10日未明、上空でロシアのドローンを撃墜した。ポーランド軍が発表した。ロシアによるウクライナ全面侵攻以降に、ポーランドがロシアから飛来した物体に軍事対応したのは初めて。
読み物・解説
アメリカ映画界の象徴的存在、ロバート・レッドフォードさん死去 89歳
アメリカ映画界を代表する存在だった俳優で監督のロバート・レッドフォードさんが16日、米ユタ州の自宅で亡くなった。89歳だった。 ¥
米右派活動家カーク氏殺害事件、容疑者を拘束と知事発表 家族の友人が通報と
アメリカの右派活動家で、トランプ大統領の熱烈な支持者だったカーク氏(31)がユタ州の大学のイベントで銃撃され死亡した事件で、ユタ州知事は12日朝(日本時間同日夜)、記者会見を開き、容疑者を拘束したと発表した。これに先立ちトランプ氏が同日朝、保守派FOXニュースの情報番組で、容疑者が拘束されたと聞いたと発言していた。
ブラジル最高裁、ボルソナロ前大統領に禁錮27年3カ月の判決 クーデター未遂罪など
ブラジルの最高裁は11日、大統領選挙の結果を覆そうとしてクーデターを企てた罪などに問われていたボルソナロ前大統領(70)に有罪判決を下し、禁錮27年3カ月の刑を言い渡した。
南アフリカ、夫が妻の姓を名乗れるように 憲法裁が禁止を違憲と判断
南アフリカの憲法裁判所(最高裁判所に当たる)は10日、夫が妻の姓を名乗ること禁じる法律を違憲と判断した。憲法裁はこの法律について、「植民地時代に持ち込まれたものであり、性別に基づく差別に当たる」と判断した。
ビデオ, 【検証】屋上の人影と銃声、そしてパニック……米右翼活動家への銃撃事件はどう展開したのか, 所要時間 1,55
アメリカの右翼活動家でトランプ大統領の盟友だったチャーリー・カーク氏が、ユタ州の大学での講演中に射殺された。BBCヴェリファイ(検証チーム)は、事件を時系列でつなぎあわせた。
アルゼンチン軍政下で行方不明になった家族を探し……活動家ロイシンブリットさん、106歳で死去
1976年から1983年にかけてアルゼンチンを支配した軍事政権に家族を拉致され、多くの被害者を探し続けた「5月広場の祖母たち」の一人、人権活動家のローサ・ロイシンブリットさんが6日、亡くなった。家族や同団体が発表した。106歳だった。
【解説】 プーチン氏とネタニヤフ氏、トランプ外交における二つの困難
イスラエルによる、イスラム組織ハマスのドーハ事務所への空爆と、ロシアのドローンによるポーランド領空侵犯は、ホワイトハウスにとって大きな頭痛の種となっている。これらはまた、トランプ大統領の権威に対する重大な侮辱とも言える。
【解説】外交は破綻……イスラエルがカタールでハマス幹部を攻撃 BBC国際編集長
イスラエルがカタール・ドーハを攻撃したことは、あらゆる方面で強硬な軍事手段に出て攻勢を強めていくという、ネタニヤフ政権の方針を示すものだと、ボウエンBBC国際編集長は解説する。