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ハンターハンター(HUNTER×HUNTER)考察 クロロについて

記事まとめ


クロロを簡単に言い表すと、分析型の天才だ。だから他人の発を収集し、”分析”する。ルールや仕組みを分析することや、適切なルールを設計し運用することがクロロの在り方だ。

何故か。クロロはおそらく、念能力を覚えた時に発を作る事ができなかった。発は人生の目的に沿ったものとなるがクロロには自分がない、人生の目的がない。クロロは念能力で自分の能力(発)を生み出せなかったのだと思う。

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クロロは生きる目的がないから、いつ死んでも別に構わないとは思っている。ただ無駄に死ぬ必要性も感じないし、何か自分の目的が見つかるかもしれないから役目に殉じて生きている。

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だから、綿密に対策され負けを宣告されても「自分が認めた強者と闘う」という生きる目的に忠実なヒソカを羨ましくも思ったのだろう。

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インドアフィッシュの強制解除攻撃、オーダースタンプによるギャラリーフェイク使用や「壊せ」命令、サンアンドムーンで爆弾化したときに切り離した頭部も爆発すること。おそらくは元の持ち主で知らなかったことまで仮説を立てて分析したクロロは分析の天才だと言える。何故クロロが分析の天才かというと、自分の目的がなく、それを渇望しているからだ。「自分(の人生の目的)を知りたい」がクロロの本質であり、スキルハンターやダブルフェイスはそのための「道具」にすぎない。


クロロは幻影旅団のリーダーに「望んでではなくなり、決まったことだから頑張っている」という。クロロにとって最優先事項はクモの存続で、ヒソカとの対決はおそらくサシだと負けると思ったのだろう。だから、サシで闘うという約束を破り、集団でヒソカを始末しようとした。幻影旅団の維持のために。

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クロロは幻影旅団のルールに厳格だし、そこに感傷はない。初期メンバーであるウボォーギンを倒した鎖野郎を、当初はルール通りスカウトしようとしていたくらいだ。(作中100%の的中率を誇るマチの勘)

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クロロには二重人格説がある。冷酷でルールに厳格な団長と、飄々としたダンチョー。これについては、俺はクロロの額の入れ墨が出ているかでON/OFFされていると思う。つまりあの額の入れ墨は、「冷酷でルールを徹底する縛りを付与する刻印」で、バンダナを巻いている時は仲間思いの本来のクロロだが、バンダナを外して刻印を出すことで「旅団のルールを徹底する団長」クロロになるというわけだ。

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団長のときは「ウボォーギン」だが、バンダナクロロのときは、「ウボォーさん」と呼んでいる。仲間の死と死後の鎮魂を思い涙を流す。これこそ本来のクロロだろう。

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おそらく旅団発足時、この時点で刻印を刻んで人格を変えている。だからマチは「あれ・・・クロロ?」と違和感を持ったのだ。バンダナには巻き方におそらく秘密があり、特殊な巻き方をしないと封印することができないと思う。サブとバラはおそらくこの封印法を知らない。

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バンダナを外してヒソカを共闘でハメたのも、旅団の頭としての判断であり、バンダナクロロ(バトル好き)ならヒソカと本当にタイマンをしてあげたかもしれない。

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しかし、クロロは原則的には団長クロロが優先される。そもそも、ダンチョークロロは、BW号に乗るまで、「団員の前では見せていない」のだ。ダンチョークロロを見たのは、俺じゃなきゃさんと、ネオンと、ゼノシルバだけだった。

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ダンチョークロロは、ヒソカを憎んでいる。自分の手で殺りたいと。

それでもバンダナを外して自分に制約を課さなければ、仲間達に、ヒソカを命がけで狩ってこいとは命令できなかったのだ。俺が始末をつけるとか、感傷による不合理な命令を出しそうになったのだろう。

何故、仲間思いで、旅団としての命令は制約刻印を使わないと出せないような心優しいクロロが、旅団の頭を刻印を入れてまでやっているか。それは彼が最もその能力が高く、応用力を持ち、彼がそうしないと、旅団が壊滅してしまうから。そう"分析"したんじゃないかと思う。仲間思いだからこそ、仲間のために、非情になる刻印を刻んだのがクロロだろう。

読者からの質問


sakuoli

26 分前
ボマー組のサブとバラの入れ墨はカウントダウンの為の成約なんじゃないかと思いますけどね。グリードアイランドでレイザーの部下の瞬間移動パンチを打つボクサーがリングに紋様を描いてましたが、これをツェズゲラは念能力を補助する為の神字と解説し、瞬間移動パンチはその念を込めた文字の書かれたリング上限定の能力と説明してました。念能力者の入れ墨もおそらく神字のタトゥーで、それを入れるのはこうしたリングの紋様と同じく能力向上のテクニックの一つなのでは。モラウのキセルにも紋様があつたり、ノブが瞬間移動ゲートを作る時もオーラで紋様を書いてましたしね

悪くない仮説だとは思います。ただ、神字はGIの指輪や箱がそうであるように、かなり複雑な紋様を描かないと効果がありません。これは字で念を再現するには、オーラをこめてかなり複雑な紋様を描く必要があると理解できます。オーラを生み出す模様や、それを変換する模様など、一つの電気回路のようなものです。それに対し、クロロ、サブ、バラの紋様はとてもシンプルです。これは、入れ墨を彫り込んだ人間のオーラを使って効果を出す部品であると考えられます。つまり、シンプルな命令、クロロの場合は人の心がなくなる、サブやバラの場合は同性愛が消されるとかの模様ではないかと思います。額などの見えるところに意味のある紋様の墨をいれるというのは、犯罪者に対して行う入れ墨なわけですが、それがあの世界ではたとえば「同性愛が禁止の国でそれが見つかって同性愛剥奪の入れ墨を入れられる」みたいな世界になってるのかなあと。そんな風に僕は思います

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コメント

6
ジュテーム小村
ジュテーム小村

自分を持たないクロロですが、マチの言う「本好き」は本当に本が好きな気がするんですよね。盗賊の極意にも使ってるくらいですし。
彼にとって「本」は、他者になりきる、他人の人生や考え方を擬似体験することの象徴なんですかね。

暇空茜
暇空茜

マチは基本的に100%本当のことを言うので本好きも事実でしょうね。他人を知りたいクロロが本が好きなのは自然かと

ジュテーム小村
ジュテーム小村

お返事ありがとうございます!(しつこくてすみません……汗)
好きな物や大切な仲間、やりたいことがある人は「自分を持たない人間」ではないので、本だけは他人の分析の象徴ということで例外的に好きだとしても、本性のダンチョークロロが仲間想い、バトル好き、自分の手でヒソカを始末したいというのは、何か別の見方があるかもしれません。
そもそも自分を持たないクロロが、なぜ旅団を必要とするのか……?

根拠の薄い妄想ですが、素のダンチョークロロの人格自体が、自分以外の団員12人(初期メン12人?)の人格を観察してミックスした物だったら面白くないですか。
もし団員が入れ替わるたびにダンチョーの人格も変わるとしたら、旅団がなくなる=クロロの死(クロロ自身が物理的に死んでも旅団が存続すれば、概念的にはクロロも生き続ける)なので、外敵のヒソカを絶対殺したくなるのも辻褄が合いますし。
バトル好きもウボーとかの人格模倣だとしたらしっくりきますし、ウボーへの鎮魂歌の大暴れも団員の宿願の疑似体験とも考えれます。
現時点では私の妄想でしかないので、ちょっと原作読み返してみます。

暇空茜
暇空茜

旅団結成前はバンダナクロロだったから、旅団結成時にマチが違和感を持ってるので、バンダナクロロは元のクロロでしょう

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