ベルセルク 考察 最終回予想などV1.1(大幅更新

はじめに

ベルセルクの最新刊のネタバレや、単行本に収録されてない深淵の神②のネタバレがあります

ベルセルク世界の考察

地上
幽世
深淵 
この3層構造になってて、地上には一番低位の物質生命(人間とか)、幽世には高位の精神体(幻想種~精霊)、深淵は渦になっててそこに落ちたものはまた一番上の地上に生まれ変わる。

ところが、人間という精神力が異常な生命体が生まれ、この輪廻の渦構造に澱が貯まるようになった。その澱が集まって深淵に深淵の神を形成し、人間の総意を因果律を操作することで実現するようになった。そのしもべがゴッドハンドや使徒。

人間は訓練すれば魔女になって大精霊の力を借りられるくらいすげーやつだったので、その精神の澱から生まれた深淵の神も最も強いものとなった。本来唯一無二の存在はなく、多種多様な精霊達が輪廻する世界に人間の都合を造る神という存在を人間が生み出した。

そして人間たちはその精神力で幽世の幻想種を地上に召喚したりしていた。時々幽世を覗ける個体が生まれ、語り継がれることによって人間の総意が発生し、ケルピーやトロールは地上に引っ張り込まれ目撃されていた。

神は、人間の総意はそれら幻想を恐れた。恐れた時に人が取れる行動は2つに1つ。恭順するか消し去るか。人々は幻想種を、人類の恐怖を打ち払う鷹を幻想し、深淵の神によって鷹の御子は受肉した。(ここまでがベルセルクの構造)

深淵の神(人間)の望み

深淵と繋がるよう因果に定められた(結局あの反乱もグリフィスが言うように因果律の内だった)ガニシュカを切り開くことで、本来は地上→幽世→深淵の3層構造だった世界を切り開き、地上+幽世の一つの世界にした。そうすることで、幻想種は征服できる獣の一種に成り下がった。

伝説のトロールは倒せないから伝説のトロールなのであって、実際に武器で戦えるのであれば人はトロールを殲滅する。古くはネアンデルタールを滅ぼしたように。ニホンオオカミを滅ぼしたように。つまりあれは神の代理戦争で、深淵の神vs精霊の最終戦争が完全な世界なのだ。

グリフィスが「何者にも縛られない」という性分なのは、そんな深淵の神を生み出した人間こそが、運命に抗うという希望を持っているからだろう。人間のその精神の強さは、神を生み出し、そして神を否定したいと思っている。グリフィスがただ深淵の神の傀儡になるとは思えない。

つまり人類の総意は、「人の手によって未来は、運命は切り開くもの」なのか、「未来や運命は神の因果によって定められたもの」なのか、というのがベルセルクのラストバトルになると思う。そしてガッツがグリフィスごと神を倒す。まあそういう意味ではグリフィスに神が上書きされるのかもしれないが

ベッチーは誰の手に

人類は因果に抗うという象徴としても、ベッチーはガッツ一行の誰かの手で発動し、そして拒絶することで因果律を否定しないといけない。
それはその後の神殺しに繋がる。ガッツ一行の誰かが発動させたら、そいつは人類としてはじめて拒絶するだろう。(伯爵はすでに落ちてるからノーカンね)

あとは舞台装置としては法王猊下の手にベッチーが転がりこみ、信徒を全て捧げて神を受肉するのは、「神の因果を信奉する者たち」の結末として相応しい。ゴッドハンドに転生するのには覇王の卵が必要だが、ゴッドハンドが受肉する(完璧な世界の卵)にはノーマルベヘリットでいいとは実証済みだし、神も信徒全てを捧げれば受肉できそう。

断罪の塔でも、神に祈りを捧げるだけの者たちは全てスライムに溶かされ、もがく者たちだけが生き延びた。

最終話予想

グリフィスが受肉した目的は深淵の神の眷属(ゴッドハンドや使徒)とまつろわぬ神々(妖精や魔女達)の最終戦争だった。

グリフィス率いる新生鷹の団に対抗する妖精軍切り込み隊長ガッツ団。血みどろの死闘で新生鷹の団の幹部騎士は全滅し、妖精軍もボロボロ。生き残るのはキャスカとイシドロくらいかな。セルファル兄妹は死にそう。

精霊種の力が衰えたことで深淵の神が法王猊下を母体にベッチーを使って受肉降臨し妖精軍を滅ぼし、幻想種が世界から根絶される。パックもこの時消える。

降臨した深淵の神こそ全ての元凶であり倒すべき敵だということでグリフィスとガッツが共闘。グリフィスが止めて自分ごとガッツのドラゴン殺しで貫かせることで神殺しが成り、人は深淵の神の操作する因果から解放される。

グリフィスは最後に依代のガッツJrを返し、「ガッツ、お前だけが俺の友達だった」とか「楽しかった」とか一言と笑顔で消え去る。

喜びと怒りと困惑とあらゆる感情が入り混じった顔でガッツが「グリフィイイイイイイイス!!」でEND

解説

ガッツJrの体を依り代にしてる以上はガッツがグリフィスを殺すのはちょっとまずい。できない。

かといって、ガッツJrの体を依り代にしてるグリフィスと一緒にハッピーエンドもありえない。

そうするとグリフィスはガッツJrの体を返して消滅するしかない。ついでにグリフィスが敵を倒すために自分ごと貫かせることで「グリフィスにドラゴン殺しをぶち込む」という目的も達成

自由を求め、そのために神さえも踏み台にし真の自由を人類にもたらすグリフィスは、御子として相応しい。あるいは深淵の神もそうやって人の手で神殺しがなることが望みかもしれない。それが人類の深層意識なら。

また、そもそもこの話はガッツがあまり会話もせずにグリフィスを置き去りにしたことでここまでこじれたんだから、最後はグリフィスがガッツを説明なしに置き去りにするのが相応しい。

ゴッドハンド4人はガイゼリックのおっさんや魔女とか妖精王が相打ちしてるでしょ

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