今朝、夜勤明けで知りましたが、咳喘息も治っていないのに、今度は帯状疱疹を患われたとの事。

さぞかし、お辛いことでしょうと普通なら心配になるところ、昨日の夕方に受診し、処方された軟膏が素晴らしく即効性があり、塗って直ぐ随分楽になったみたいで良かったですね。


何よりも驚いたのは、こんなに毎日体調不良なNさんの主治医は、咳喘息の治りも、この上なく遅く、免疫力が恐ろしく低下した患者様に対して、抗ウイルス薬の処方をしていない事。

Nさんが仰っている、帯状疱疹の水疱が出来た範囲は、背中〜脇腹下の肋骨までの広範囲(ご本人は範囲が小さいと言ってますが)なのに、あの軟膏の画像を見る限り、少量に見えたので、素晴らしく即効性がある軟膏は、もう無くなってるかもしれないですね。


『幸い飲み薬も処方されませんでしたし、塗り薬も使い切りましたので、今日は張り切って、お習字に行ってきます』


・・・そんな感じでしょうか?

ですが本当に帯状疱疹なら、どうか外出は控えて下さい。

帯状疱疹ウイルスは、水ぼうそうウイルスと同じなので、他人に感染させる恐れがあります。

現に私は、今も足に跡が残る程酷い水ぼうそうを幼い頃に患いましたが、大学病院に入って直ぐに全ての抗体検査をし、低い値が出た項目に関しては、再度ワクチン接種が基本だった為、年月を経て水ぼうそうの抗体が低くなっていた私は、再度ワクチン接種をし、抗体が上がった事を確認するまで、帯状疱疹で入院されてる方の部屋には入れませんでした。

Nさんが、通われているお気に入りのカフェ等には、常連のおじさま方が多くいらっしゃる様ですのて、移してしまったら大変です。

どうぞ、家でジッとしてクリームシチューでも召し上がってて下さい。(アフィリエイトは結構です)

コーヒーも控えて下さいね。


私が内科に勤務してた頃は(残念ながら20年も前ですし大学病院の第3内科で内蔵疾患専門の診療科なので、帯状疱疹に対しての知識が乏しいかもですが)65歳で帯状疱疹に罹患された事に気付かず、『暑い!暑い!と文句を言いながらも毎日、外食三昧、お料理教室にも行けて、フラダンスまで踊っちゃう』患者様にお会いした事は無かったです。


ご高齢に、なればなるほど免疫力低下が懸念されるので、抗ウイルス薬の点滴をされてる方が多かった様に思います。


この20年で、ご高齢の方の体力、免疫力が一気に上がり、帯状疱疹ウイルスが弱毒化したのでしょうか?

だとしたら大変喜ばしい事だと思いますが、そんなわけないです。


帯状疱疹は、帯状に水疱が出来、その水疱は神経の分布に沿って出来てしまう為、痛みを伴うので、入浴時『痛くてボディータオルでは洗えない』『ボディーソープを手に付けて優しくしか洗えない』『シャワーするのも痛い』と患者様が仰っていたのを思い出し、身体に痛みが出る水疱が出来ても、自分で気付かない人が居る事にも驚きました。


入浴やシャワーしない人、パパが居ない人は、帯状疱疹の水疱が沢山出来ても、気付かないのです。

パパは居なくても、これからは毎日、お風呂には入らないと、ですね。


そして最後に私の素朴な疑問ですが、あの『チラリとお見せした』画像はNさん御本人の脇腹なのでしょうか?

毎日の自撮りが加工され過ぎてて、本来の皮膚が全く分からないですが、あの画像の貼付け方と言い、皮膚(私が実際目にして来た65歳前後女性の脇腹の皮膚)の感じと言い、別人に思えてなりません。

あくまでも一般人の素朴な疑問です。



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