昨日書いたイヤーツー感想の続き。
リーパーは最初、バットマンを街を守る後継者と考えていたものの
客引きしてた娼婦を殺すことをバットマンに止められて、犯罪者を守る者もゆるさねーっていうんで対決。
境遇も志も同じくしてたが、やり方の違いによって対立してしまう二人。
リーパーを乗り越えることで、犯罪者を殺さないという覚悟を固めるのであろう。
バットマンになること、闇にまぎれて両親の殺された街を守る事の決心を描いたイヤーワンに対して
イヤーツーは銃を放棄する事、犯罪者を殺さない事というバットマンの二大ルールを描いたのだろう。
バットマンビギンズでのセリフ「殺しはしない、だが救いもしない」という通り、
見殺しにはするのだけれども。
ギャングと結託するフリをしてギャングを崩壊に導いていたバットマンは仕上げに両親の仇・チルと対決。
チルを追い詰め、あの夜両親を殺した銃でもって殺害するか悩むバットマン。
キリングジョークのラストと重なる光景だ。
だけど藪の中で終わったキリングジョークと違い、リーパーが現れて逡巡するバットマンを尻目に代わりにチルを殺す。
にくい相手なら殺してしまうのか、という問題は時間軸的には後になるキリングジョークまで棚上げされるのだろう。
と、こういった要素のあるイヤーツー。
イヤーワンの直接的な続編ロングハロウィーンの登場により、完全になかった事にされてしまう。
アメコミはすぐ設定がなかった事にされるというか、水物なので往々にしてこういうことあるんですね。
ロングハロウィーンではイヤーツーより面白くギャングの崩壊を描くし、
それ以降の展開でバットマンを殺した悪党の存在は不明ということにされ、チルは存在自体が抹消。
イヤーツーは衝撃的なオリジン(キャラや物語の起源)を描いたイヤーワンに比べてひたすら凡庸だからだろうか。
とにかく他のライター(お話を考える人)陣から無視されてるらしい。残念。
俺はそれなりに好きなんだけどね。
身長の三倍くらい横に広がってたなびくバットマンのマントだとか
超悪そうな格好してるビジランテ(自警団)・リーパーのデザインとかさ。

ただ、二年目の新人にしてバットマンがヒーローとして完成されすぎてる感じはするけれども。
と、言うわけでこれまたイヤーワンの続編・ロングハロウィーンの感想をその内書こうと思います。
今度は忘れないうちになんとか。
追記:書きました。
リーパーは最初、バットマンを街を守る後継者と考えていたものの
客引きしてた娼婦を殺すことをバットマンに止められて、犯罪者を守る者もゆるさねーっていうんで対決。
境遇も志も同じくしてたが、やり方の違いによって対立してしまう二人。
リーパーを乗り越えることで、犯罪者を殺さないという覚悟を固めるのであろう。
バットマンになること、闇にまぎれて両親の殺された街を守る事の決心を描いたイヤーワンに対して
イヤーツーは銃を放棄する事、犯罪者を殺さない事というバットマンの二大ルールを描いたのだろう。
バットマンビギンズでのセリフ「殺しはしない、だが救いもしない」という通り、
見殺しにはするのだけれども。
ギャングと結託するフリをしてギャングを崩壊に導いていたバットマンは仕上げに両親の仇・チルと対決。
チルを追い詰め、あの夜両親を殺した銃でもって殺害するか悩むバットマン。
キリングジョークのラストと重なる光景だ。
だけど藪の中で終わったキリングジョークと違い、リーパーが現れて逡巡するバットマンを尻目に代わりにチルを殺す。
にくい相手なら殺してしまうのか、という問題は時間軸的には後になるキリングジョークまで棚上げされるのだろう。
と、こういった要素のあるイヤーツー。
イヤーワンの直接的な続編ロングハロウィーンの登場により、完全になかった事にされてしまう。
アメコミはすぐ設定がなかった事にされるというか、水物なので往々にしてこういうことあるんですね。
ロングハロウィーンではイヤーツーより面白くギャングの崩壊を描くし、
それ以降の展開でバットマンを殺した悪党の存在は不明ということにされ、チルは存在自体が抹消。
イヤーツーは衝撃的なオリジン(キャラや物語の起源)を描いたイヤーワンに比べてひたすら凡庸だからだろうか。
とにかく他のライター(お話を考える人)陣から無視されてるらしい。残念。
俺はそれなりに好きなんだけどね。
身長の三倍くらい横に広がってたなびくバットマンのマントだとか
超悪そうな格好してるビジランテ(自警団)・リーパーのデザインとかさ。
ただ、二年目の新人にしてバットマンがヒーローとして完成されすぎてる感じはするけれども。
と、言うわけでこれまたイヤーワンの続編・ロングハロウィーンの感想をその内書こうと思います。
今度は忘れないうちになんとか。
追記:書きました。