SPRING抗議アクションのコールで使用している「すでに共に生きている」という言葉について、ちょっと書き留めておきます
わかる人はわかると思いますが、反トランス差別ブックレット「われらはすでに共にある」からインスパイアされたものです
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内容も、自腹で1億冊買っていますぐ社会全員に配りたいくらいなのですが、タイトルが特に印象に残ってました
何らかのマイノリティ属性を持つ人を排除することに抗うと言う意味でSPRING問題とも連続性があるし、ぜひオマージュしたいなということで「すでに」を強調して前に持ってきて、「生きている」を追加するかわりに字数的にいったん「われら」を削りました
「われら」って言うのもおこがましいかな、っていう時もあるんじゃないかな、って
で、このコールを覚えていてくれた、一緒に別の運動をやっている友だちから、このフレーズを共に掲げたいとさっきいわれて、帰りの電車の中でこれを書いています
ときどき誰かがSPRINGのコールであることを明記せずに使ってますが、いちおうこういう経緯で作った思い入れのあるフレーズです
前のポストでも誰がSPRING抗議アクションを始めたのか書きましたが、自分の手柄を自慢したいのではなく、最初に始めた人が踏まれない社会運動が、絶対に必要だという思いから筆を取りました
スピーチでどんなに聞こえのよいことを言っていても、残念ながら、最初に始めた人を尊重できない人が少なくない数で存在します
メディアもそういう人に飛びつきます
尊重してほしい、と伝えると私が問題があるかのように受け取られてしまう……
どんどん書いていきます