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罵声や頭押さえ付け…三重県御浜町の特養で虐待2件認定 施設内部で隠蔽図ったか

2025年9月18日 05時10分 (9月18日 05時10分更新)
 三重県御浜町神木(こうのぎ)の社会福祉法人「エイジハウス」が運営する特別養護老人ホームで、職員が利用者の髪の毛をつかんで体を揺すったり、立ち上がろうとすると罵声を浴びせ頭を押さえ付けたりする行為があり、町がいずれも虐待と認定していたことが分かった。

三重県御浜町が2件の虐待を認定した特別養護老人ホーム

 町や施設によると、介護福祉士の男性職員が4月、入居している80代女性に入浴後に服を着せる際、暴れた女性に対し、威圧的な発言をして髪を引っ張るなどした。2024年9月には、別の男性職員が廊下を歩き回っていたショートステイ(短期入所)の70代女性を怒鳴りつけた上、ソファに押さえ付けて無理やり座らせた。
 こうした行為を内部の関係者が問題視したところ...

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