新大学構想の補正予算案を取り下げ 三重県四日市市、記録的大雨被害の復旧優先
2025年9月17日 20時30分 (9月17日 21時07分更新)
三重県四日市市は17日、開会中の9月定例月議会に追加提案した新大学設置に関連する事業費を盛った一般会計補正予算案を取り下げた。大雨による被害からの復旧を優先させる。市は当初目指していた2031年度の開学は断念した。
新大学はJR四日市駅前に計画。市は四日市看護医療大の移転断念を受けて基本計画を策定し、新図書館の事業費と合わせて1億9100万円の補正予算案を提案していた。「31年度の開学には9月議会で基本設計費を可決する必要がある」と説明していた。
村山繁生議長が森智広市長に、12日の大雨被害への対応のために議案撤回を申し入れた。森市長は「令和13(2031)年度の開学は...
この記事・コンテンツの続きは会員限定です。
紙の新聞の定期購読者の方は、無料で会員登録できます。
- 中日プラスに登録すると
- 中日新聞電子版が利用できる
- 会員向け記事が読み放題
- 各種メールマガジンで最新情報をお届け
※紙の新聞とは、中日新聞朝刊・北陸中日新聞朝刊・日刊県民福井です。
おすすめ情報