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【デジタル版限定】富士の麓から駆け上がれ⊿〈1〉

山梨県出身者として初めて乃木坂46に加入した鈴木佑捺さん

山梨県出身者として初めて乃木坂46に加入した鈴木佑捺さん

シングル曲「今、話したい誰かがいる」のミュージックビデオの撮影地である富士急行線谷村町駅=都留市上谷1丁目

シングル曲「今、話したい誰かがいる」のミュージックビデオの撮影地である富士急行線谷村町駅=都留市上谷1丁目

シングル曲「今、話したい誰かがいる」のミュージックビデオの撮影地である富士急行線谷村町駅=都留市上谷1丁目

シングル曲「今、話したい誰かがいる」のミュージックビデオの撮影地である富士急行線谷村町駅=都留市上谷1丁目

シングル曲「今、話したい誰かがいる」のミュージックビデオの撮影地である富士急行線谷村町駅=都留市上谷1丁目

シングル曲「今、話したい誰かがいる」のミュージックビデオの撮影地である富士急行線谷村町駅=都留市上谷1丁目

 日本レコード大賞を2度受賞している人気アイドルグループ「乃木坂46」に今年2月、6期生として、山梨県出身の鈴木佑捺さん(19)が加入した。同グループのメンバーで県出身者は初めて。小学生時代にグループのファンになり、「自分自身を変えたい」との思いからオーディションを受け、合格した。憧れのグループの一員となり活動をスタートさせた鈴木さんに、乃木坂46との出会いや山梨への思い、今後の抱負などを聞いた。6回連載。〈藤井駿伍〉

      ◇

 鈴木佑捺さんは2006年、3人きょうだいの末っ子として生まれた。「子どものころは、男の子と一緒にサッカーやおにごっこをして超活発で元気な子でした。暇な時間が嫌いで、放課後、友達に端から『遊ぼう』と声をかけていました。膝や腕は傷だらけ。走って転んで3回も手の指を折りました」と笑う。

 故郷である山梨のお気に入りの場所として富士五湖を挙げ、「お母さんの運転で、湖の周りをドライブしたり、お兄ちゃんと自転車で回ったりしていました。周辺は自然が多いのですごい好き」と語る。山登りが好きな祖父の影響もあり、「土日休みやゴールデンウイークには親戚で集まって山梨のいろいろな山に登っていました。瑞牆山や西沢渓谷にも行ったことがあります」

 乃木坂46との出会いは小学5年生の時。「お兄ちゃんが買った乃木坂46のCDを車の中で聞いたり、乃木坂工事中をお兄ちゃんと一緒に見たりして」、徐々にグループの魅力を感じていったという。

 乃木坂46は、アイドルグループ「AKB48」の公式ライバルとして11年に結成。翌年2月にCDデビューし、15年、紅白歌合戦に初出場を果たした。17年は「インフルエンサー」、18年には「シンクロニシティ」で、2年連続日本レコード大賞を受賞するなど、現在の日本の女性アイドル界をけん引する存在となっている。

 アイドル活動のみならず、モデルや舞台など多岐にわたって活躍するメンバーの中でも鈴木さんが強くひかれたのが、斎藤飛鳥さん(26)=22年に卒業=と、梅沢美波さん(26)の2人だ。斎藤さんは初期メンバーの一人として13歳でグループに入り、約10年半在籍。長年グループの中心メンバーとして活動し、シングル表題曲のセンターを5度務めた。梅沢さんは3期生として16年9月に加入。身長170センチの高身長を武器に女性ファッション誌の専属モデルも務める。現在、3代目キャプテンとしてグループを引っ張っている。「お二人ともライブなどのパフォーマンスではかわいらしさと格好よさの両方を見せていて、メンバーへの優しさもあると感じていました。アイドルとしてさまざまな『顔』を持っていることや、言葉の表現力にもひかれています」。

 グループを好きになってからは、2人のグッズ集めが趣味になったという。「タオルやペンライト、写真集、生写真など満遍なく買っていました。お小遣いや、親から使っていいと言われた分のお年玉は全部グッズの購入に充てていました」とほほ笑む。このほか、シングル曲「今、話したい誰かがいる」のミュージックビデオ(MV)の撮影地である富士急行線谷村町駅(都留市)や、シングル曲「命は美しい」のMVを撮った河口湖ステラシアターなどといった、県内にある乃木坂46の“聖地”にもたびたび足を運んでいた。

 ファンとして、グループを応援していた鈴木さんだったが、24年、6期生オーディションの開催が発表されると、気持ちに変化が生まれた…。

〈2〉につづく。