Yoshiteru Matsumoto

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Yoshiteru Matsumoto
@tsumatomo_0727
物理化学、レーザー分光、分子クラスター、ジャズ、サックス、ウィスキー Physical Chemistry, Laser Spectroscopy, Molecular Cluster, Jazz, Saxophone, Whisky 静岡大学理学部化学科 准教授
静岡市wwp.shizuoka.ac.jp/matsumotolabor…Joined December 2011

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現職に着任して12年目に入ります。新たな研究テーマを立ち上げて5年、実現不可能かと心折れたことが何度もあった中、私の思いに賛同してくれる優秀な学生たちのおかげで、少しずつ明るい兆しが見えています。ラボの夢を実現すべく、学生の能力を存分に引き出せる環境作りを続けたいと思います。
口頭発表をいいものにするには、練習を繰り返すという泥臭ささが早道だと思う。準備した原稿とスライドを使って何十回も練習しているうちに、「原稿を読む」から「内容を伝えたい」へと、モードが切り替わる瞬間が必ずある。私は今でも、その感覚を大事にしている。発表を控えてる学生さん、頑張れ。
量子化学の講義にて「試験の後の春休みにぜひ読んでみては?」と、3冊のブルーバックスを紹介してみた。 どれも化学研究の先端を垣間見ることのできる良書で、3年生に上がる際のモチベーションとなってくれれば…という思いを伝えた。数人が興味を持ってくれたみたい。よかった。
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講義履修した学生さんに向けてご挨拶動画を配信したら「元気が出た、講義が楽しみ」というメールをもらった。自分が必要とされていることが嬉しくて泣けてきた。 同時に、自分が想像するより何十倍も我々の講義が渇望されていると感じた。妥協した講義は許されない。全身全霊で教員は取組むべし。
ラボ選びの際にコアタイムが気になる方が多いようですが,私は興味がないので設定してません。研究は「効率の良さ」と「根気の強さ」を行ったり来たりする営みだと思うので,時間云々で研究が語られることに違和感を覚えるのです。それに時間の流れ方は人それぞれですから,皆自由にやればいいんです。
この新着論文が面白い。水の液滴中では有機分子が自発的に還元されるとのこと。単純明快な問題設定と、それを解明するための緻密な実験と議論に、感動のため息が出てしまう。さすがZare研だ。
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IUPACでの水素結合の定義を修正する提案。大変興味深い。水素結合を改めて再考察する機会としたい。 Hydrogen Bonding with Hydridic Hydrogen–Experimental Low-Temperature IR and Computational Study: Is a Revised Definition of Hydrogen Bonding Appropriate?
すごい分子、読了。芳香族化合物の奥深さを実感しながらあっという間に読み切った。中でもMOFによる結晶スポンジの話題は、心の中で感嘆驚嘆のため息。この本は今週の講義のときに、化学科B2生にぜひ推薦しよう。
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読了。この10年間に読んだ本の中でトップクラスで面白かった。もし人生をやり直すことができるなら、これを20歳台で読みたかった。 化学科の学生さん、これを読みながら量子化学を勉強したら面白さが指数関数的に増大するかもよ。超オススメ。
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講義後に提出してもらうコメントに「最近、量子化学が楽しい」と書いてくれてる学生さんがいた。最近いろいろ自信喪失気味だったので、嬉しくて泣けてきちゃった。もうこれだけで、今晩は美味い酒が呑める。
共同研究先のベルリン工科大学は、電子顕微鏡発祥の地として知られています。1931年に世界で初めてこれを開発したエルンスト・ルスカは、その功績が認められて後にノーベル物理学賞を受賞しました。写真は大学構内に展示されている開発当初の原器(と歴史解説ポスター)。
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「教員へのメールは平日9〜18時を目安に」とかいうメール送信のマナー云々がTLに見られますが… そんなマナーは私にはご無用。名前と件名さえあれば平日休日24時間いつでもOK。いつメールを読むかは100%受信側(私)に依存するので送信側が気にする必要なし。言葉使いも敬語より明快さ重視でOK。
「クラリネットをこわしちゃった」という童謡がある。ドとレとミとファとソとラとシの音が出ないという、究極的にポンコツなクラリネットの歌である。「どこまで雑に扱ったら、そこまでボロボロになるんだよ」と思わせる名曲であるが、よくよく考えると微かな望みが残っているのがわかる。(1/2)
質問箱か何かの投稿で「水素分子の結合距離はどうやって決定されるのか?」→「マイクロ波分光で得られる回転定数から求められる」みたいなやり取りを見たが、これ正しくない。永久双極子モーメントがゼロの等核ニ原子分子の純回転遷移は禁制。
読了.何度も読みたいと思わせる大変素晴らしい本に出会えました.特に第5章の英語構造と日本語の関係は論文の書き方の参考になり,そして終章は英語教育のみならず研究討議の方法論を考える機会を与えてくれました.若い時分に読みたかったと強く思ったので,学生さんへの推薦図書にしたいです.
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「タモリ学」の中でタモリが語る印象的な一文があった。概要はこんな感じ。「バカなものにある開放的、突飛性という得体の知れないものを楽しむには、知性がないとできない。どんなものでも面白がり楽しむには、知性が絶対必要。」科学や音楽などの創造を必要とする営みへの一つの啓示のように思える。
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すなわち、「C#、D#、F#、G#、A#」の五つの音(ピアノでいう黒鍵)はまだ生きているので、E♭ブルースはブリブリ吹けちゃうわけである。パッキャラマドパッキャラマドパオパオパパパ…とか言って動揺している場合ではないのだ。 童謡だけに。(2/2)
「我々大学教員の使命は、研究活動を通じて学生を社会貢献できる人材へと成長させること」元上司が常々仰っていた言葉だ。私にとって、卒業と進級を迎えるこの時期に必ず思い出す金言だ。この精神を忘れ去ったとき、自分はPIをやめるべきなんだろう。だから、強い意志を持ってこの仕事を全うしたい。
化学出身の自分にとって、量子力学は抽象的で高尚な学問であり、勉強してもモヤモヤした状態から抜けられずにいた。先日、何の気なしに本屋さんでこちらを購入したて読み始めたら、ページをめくる毎にモヤが少しずつ晴れていく感覚を覚えた。50の手習とはこのことか。谷村先生に感謝申し上げたい。
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ウィスキー好きの趣味として私的に読んでいたが、実は気液界面の分子間相互作用ど真ん中の話であることが分かり、SFG分光やってる方々を羨ましく思ったり。
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発表後の質問にうまく答えられなかったと自分を責める学生さんが多くいるけど嘆くことはないです。質問された時点でその発表には相当の価値があったということです。そしてどう答えるべきだったかを再検討する機会を自分自身でもったとすれば、それだけで研究の質を一段上げたことに相当するはずです。
シニアが審査する若手研究者の優秀講演賞に対抗して、学生が審査するシニア研究者の優秀講演賞を設けたら面白いことになりそう。
【お知らせ】静岡新聞で連載中の「科学者の本棚」では、静大理学部の教員が科学系の本をリレー形式で紹介しています。6月7日(月)は私が担当で、「探究する精神 職業としての基礎科学」について寄稿しました。紙媒体のみで閲覧可能とのことですので、ぜひ7日の静岡新聞をチェックしてみてください。
本当にそう思います。審査する側も真剣勝負です。
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Yasu Mizutani
@yasumizutani
修士論文発表会は、どれだけよい質問ができるかで教員の能力も評価される。
新配属の学生さんたちと論文を読むトレーニングを開始した。当然ながら読み方がたどたどしいわけだが、そんな姿も今は初々しい。私が懇切丁寧に教えるという現在の状態が、いつしか私にいろんな新着論文の情報を教えてくれるという状態に相転移する日が待ち遠しくて仕方がない。
日経サイエンスによる、ノーベル賞の受賞対象となった研究の解説がわかりやすい。これはぜひ学生さんに読んでほしいので、連続投稿しておきます。
プレゼンを良くする一つの方法は「えーと,あのー,えー」などの言葉を発しないよう意識的に努めること。この言葉があると持ち時間を相当にロスするし,そのロスは聴衆の時間を奪うことになる。この話法は練習で必ず上達するものであり,特別な才能を必要としないので,気軽に取り組むといいと思う。
量子化学の講義が本日で終了。続々と送られてくる授業コメントが温かいものばかりで、嬉しさのあまり朝から晩まで泣いております。流した涙でウイスキーの水割りを作れそう。
分光研究の最新号にて、メーザーとレーザーの生みの親であるTownes先生の研究足跡を、彼の共同研究者でもあった霜田光一先生がご執筆されている。 学会誌を読んで、ここまで興奮したことはない。後に、歴史的価値の高くなる手記ではないかと感じた。
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