「恋がしたい」 ─それが、わたしの原動力だった─
恋がしたい
たったそれだけのことが、
わたしには、ずっと、叶わなかった。
わたしにとって、恋はあこがれだった。
肌のこと。
病気のこと。
そして、なにより、
自分自身のことを信じられなかったから。
「どうせ無理だ」
「おれなんかが好きになってもらえるわけがない」
「恋なんて、おれの人生には起きないことなんだ」
そうやって、自分に言い聞かせてきた。
いつしか、恋をしたいという気持ちすら、自分の中から消し去った。
でも、
本当はずっと、恋がしたかった。
手をつなぎたい。
目と目を合わせたい。
名前を呼ばれたい。
抱きしめたい。
その人の肌に、そっと触れたい。
まんこが見たい。
おしっこが見たい。
その人の全部を、ありのまま知りたい。
受け取りたい。
その奥まで、愛したい。
それって全部、
「恋がしたい」という、
まっすぐな願いの形だった。
恋がしたい
今日、その言葉が全身に響いた。
これは、わたしのすべての原動力だった。
今なら、言える。
今なら、堂々と願える。
おれは、恋がしたい。
これからの人生、恋し続けて生きていきたい。


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