久保史緒里

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書こうかどうしようか、迷いに迷ったけど、やっぱり書こう。

 

実は今年の神宮、二日目、初めて乃木坂を観に行った。

これまでAKBやももクロ、BABYMETALに至るまで、「ここが最高の時だ!」という時に、ライブに行った。

しかし乃木坂に関しては、結成して10年経っても、まだピンと来ずに、敬遠していた。

「乃木坂工事中」は観てたよ?

 

しかし今年、「遂に来た!ここが頂点だ!」と思い、神宮に足を運んだ。

 

ここが頂点、ということは、ここからは他のアイドル同様、緩やかな下り道を往く、ということだ。

 

その中でも特に気になったのが、久保史緒里。

5期の圧倒的な台頭で世代交代が進む中、3期生がぞろぞろ辞めていき、彼女はどうする?いや、そろそろだ、と予感したのだ。

これは僕の発言をはっきりと聞いたスタッフがいる。

 

だからこそ、彼女が去る前にライブに行っておきたかった。

悲願は叶った。

 

 

久保史緒里を意識したのは、彼女が宮城出身だというところからだった。

拙作『Wake Up, Girls!』では楽天モバイルパーク宮城で2014年、15年、16年と3年連続「WUGナイター」を催してもらい、始球式までやらせてもらえた。

その後WUGは木っ端微塵に散り、宮城・仙台からも去り、その後に颯爽と楽天の始球式に登場したのが久保史緒里だったのだ。

彼女は言わば「宮城・仙台の女神」「楽天の女神」となった。

別に僕は東北出身でもないのに、妙に親近感がわいた。

彼女の東北愛、楽天愛に心打たれた。

 

今はとにかく5期生が「無敵艦隊」を誇っているので推しメンと言えばいないが、一時期は久保史緒里が推しメンだった。

写真集も買った。

恐ろしく多忙なはずなのに「宮城・仙台 旅 しおり」という番組まで持ち、都度故郷へ帰り、本当に全身全霊、乃木坂と東北に捧げているのが解った。

頭が下がる思いだ。

 

グループ内での立ち位置も難しかっただろう。

「絶対的センター」齋藤飛鳥が去ってから、乃木坂は一種の空白状態に陥る。

どうも1期・2期のような核になる「スター」がいない。楽曲を出してもイマイチ伸びない。

レコード大賞も逃し続ける。

これは久保史緒里に限らず、3期全体が苦悩したと思う。

 

しかし、捲土重来、時代はまた乃木坂に微笑みかける。

彼女の好きな野球に例えるならば、昔の乃木坂が大砲揃いの「超重量打線」とするならば、今の乃木坂は大きいのは打てないが、打率2割8分ホームラン15本くらいの選手がずらり揃った「マシンガン打線」だと言っていい。

キャプテン梅澤も頑張ったが、久保史緒里も本当頑張った。

最近の「乃木坂工事中」では、梅の隣には必ず久保史緒里がいる。

グループとしては恐らく過去最高の結束力ではないだろうか?それを見届けるかのように、彼女は去る。

 

 

だから彼女の卒業を惜しむことはできない。

おおいに労いたい。

そして今、ひとつの時代の終わりをしみじみと味わいたい。

 

 

お疲れさまでした。

横浜アリーナ、行けるか??

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