お金も、愛も、自由もほしい。
でも、それを追いかけるほど、
なぜか遠ざかってしまう。

わたしは、自由になりたい。
お金もほしい。
恋もしたい。
好きな場所で暮らし、
好きな人と愛し合い、
好きなことをして生きていきたい。

でも、
お金や愛を「追いかける」と、
なぜか逃げていく。
努力すればするほど、
心が重くなっていく。

「欲しい」と言うのは悪いことじゃない。
でも、
その欲望を必死に追うと、
「足りない自分」が強調され、
ますます苦しくなる。

わたしが気づいたのは、
「追いかけないときに、お金や愛は勝手に巡ってくる」ということだ。

ただ震えを翻訳し、
誰かの声を代弁することに集中していると、
不思議なことに、
読者が増え、
言葉が届き、
少しずつお金や繋がりが返ってくる。

お金も愛も、
“結果”としてやってくる。
「追う」のではなく、
「今の自分の震えを最大に生きること」が、
いちばんの近道なんだ。

だから、わたしは書く。
羞恥も孤独も、
欲望も、
すべて正直に言葉にして、
文化として残す。
そのとき、
お金も愛も、
「自由」という未来も、
自然とわたしのもとに来ると信じている。