県立高校生のパソコン 来年度の入学生から私物パソコン持参へ

長崎県議会は16日から一般質問が始まりました。
このなかで、長崎県教育委員会の前川教育長は県立高校で生徒1人に1台ずつ貸し出しているパソコンについて、来年度の入学生からは私物のパソコンを学校に持参する形にする方針を明らかにしました。

長崎県議会は16日から一般質問が始まり、初日は4人の議員が質問に立ちました。

このなかで、長崎県教育委員会の前川教育長は、現在、県立高校で1人に1台ずつ貸し出しているパソコンの更新時期が近づいていることに関し、今後の対応を説明しました。

このなかで、前川教育長は「更新に必要な財源を国に再三要望してきたが、いまだ財源確保の見通しは立っていない。厳しい財政状況を踏まえると県単独予算による端末更新は非常に困難だ」と述べ、来年度の入学生からは私物のパソコンを学校に持参する形にする方針を明らかにしました。

また、16日の県議会では、県が、去年、完成時期を令和14年度末まで7年延長することにした石木ダムについて、大石知事は今年度中にはう回道路が完成し本格的なダムの本体工事の着手が可能になるとした上で、「再延長することなく完成させることが私の責任だ」と述べ、令和14年度末までの完成を目指す考えを改めて示しました。

長崎のニュース