「ITメディアビジネス」に掲載されたこちらの記事
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2509/17/news018.html
読んで驚きましたが、竹田恒泰の経営する株式会社前方後円墳は「古墳」という語を商標登録しているんですね。
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/c1801/TR/JP-2025-047714/40/ja
「古墳」という語は他にも前方後円墳の形をしたお菓子の名称として登録されたりはしていますが、「墓」そのものの用途で商標登録した上で、「三種の神器」のレプリカまで販売するなんて事は、少しでも皇室や歴史に畏敬の念を持つ者なら絶対にできないよなあ。
まあ、何らかの法律に反しているわけではないので、生まれながらの一般国民が持つ自由があれば勝手に行えるわけです。
竹田氏は、間違って皇族に生まれたりしなくて本当に良かったね!
ただ、この記事を書いたライターの窪田順生氏(Wikipediaはこちら)が、古墳を「日本国民統合の象徴」と記しているのには物言いをつけたい(元となった竹田講演では「大和民族の統合の証」だったらしいけど)。
「日本国民統合の象徴」という表現は、一般には言うまでもなく「現憲法下における天皇」という存在にしか用いられないもので、それを他の対象物に用いる事には、「窪田氏(最近の詳しい活動も載っているWikipediaへのリンクはこちら)は天皇・皇室への敬意を持ち合わせていないのかな?」と思ってしまいます。
さらに言えば、ともすると皇室利用と言われかねない自分のビジネスを紹介する記事でそんな表現が使われている事に平然としている人物にも尊皇心なんか1mmも無いんだろうな、と思うけど、そんな人物でも日本人・生まれながらの一般国民と認められるのだから、有り難い事ですね。
例えば、日本に大いなる誇りを持つと自称する人たちなんかは、この記事を読んで竹田氏や窪田氏(「裕仁天皇を二重橋を越えて殺してしまおうとした地下運動のチャンピオンだった」と豪語した「先生」が創始した団体との密接な関係も記載されたWikipediaはこちら)について、どう思うのでしょうか。