カーク氏銃撃事件、容疑者が交際相手と犯行認めるやりとり 検察公開

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サンフランシスコ=市野塊
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 トランプ米大統領に近い右派の政治活動家チャーリー・カーク氏(31)を殺害したとして、殺人罪などで訴追されたタイラー・ロビンソン容疑者(22)は事件後、同居する交際相手に犯行を認めるメッセージを送っていた。検察当局が16日に公表した訴追資料で明らかにした。

 米メディアは交際していた同居人がトランスジェンダーの女性だと報じている。ロビンソン容疑者は銃撃事件があった10日、交際相手にキーボードの下にあるメモを見るようメッセージを送った。メモには「チャーリー・カークを始末する機会があった」「それを実行するつもりだ」などと書かれていた。

 このやりとりが始まったのはすでに事件が発生した後だとみられ、交際相手が「何?冗談でしょ?」と送信すると、容疑者から「正直、老いて死ぬまでこの秘密は隠しておきたかった。あなたを巻き込んで申し訳ない」などと返信があった。

「交渉で解決できない憎しみもある」

 交際相手が「あなたがやった…

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この記事を書いた人
市野塊
サンフランシスコ支局
専門・関心分野
気候変動・環境、医療、テクノロジー
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