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松阪市民病院を巡る背任事件、検察側が懲役3年求刑 名古屋地裁公判

2025年9月17日 17時48分 (9月17日 17時53分更新)
名古屋地裁

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 松阪市民病院(三重県松阪市)の物品購入を巡り、背任罪に問われた元職員岡本貴江(きえ)被告(39)の公判が17日、名古屋地裁であり、検察側は懲役3年を求刑した。24日に最終弁論を経て結審する見通しで、判決言い渡しは12月の予定。
 検察側は論告で「院長秘書として自己の判断で発注業務ができる立場を利用し、公金を還流して利益をほしいままにした。病院の信頼を裏切る悪質で常習的な犯行だ」と指摘。被告側の無罪主張を「不合理な弁解で反省が希薄」と非難した。
 起訴状などによると、被告は呼吸器センター長から院長に就いた男性医師の秘書だった2021~22年、呼吸器疾患の予防啓発や病院PR用の広報物を、自身が個人事...

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