東京物語2025夏 後編
最終日はほぼ東京じゃない
気が付けばもう2週間前の話。夏の東京お出かけ日記の後編です。
4日間のうち先の3日間はこちらをそれぞれご覧ください。
4日目 東京から千葉へ、そして横浜、再び東京
2日目から続いた東京豊洲万葉俱楽部での日々もいよいよ最終日。変な時間に起きて、5時に朝風呂して6時に朝食という健康的な生活も今日でおしまい。次はハトヤ万博2025(11月に開催予定のオフ会)かな~
と言う訳で朝食執行。メニューは先日とほぼ一緒ですが近江牛のすき焼きが何とか豚の生姜焼きに変わってました。生姜苦手やねん…!
食って、動画見て、ダラダラしたらいよいよ出発。
東京駅から特急に乗車するスケジュールだったので、昨日の様に東京BRTで新橋経由も考えましたがゆりかもめと有楽町線を乗り継いでいくことにしました。
実は:有楽町線豊洲のエスカレーターが面白かった
有楽町線の豊洲は築地支部と呼ばれるいつもの東京滞在オフで良く訪れるのですが、エスカレーターの違和感に気付いたのは今回が初めてでした。
2人乗り…上り
1人乗り…下り
という感じで、2機のエスカレーターが並んで設置されているのですが、よーく見たら・・・
微妙に違います。
有楽町線有楽町のエスカレーターもまた面白い
実は開業当時からのエスカレーターが現役です。
ここからは
Y線有楽町➡東京国際フォーラム➡東京駅のルートで五位堂。
コインロッカーに荷物を預け、もういっちょ大丸東京店視察したら…
夢の国へ行く人への嫌がらせスポット
京葉線に乗るのであの連絡通路を久々に通りました。
一時期の旅行オフで東京(京葉線)⇔八丁堀⇔築地という馬鹿馬鹿しいルートを多用していたことがあったので何処かなく懐かしさもありましたね。
京葉線連絡通路でもエスカレーターの違和感が
八重洲口➡京葉線のルートだと登場する下りエスカレーターが増設されたのか、他のエスカレーターと機種が違うのに気づきました。人の少ない時間帯に再履修したいですね…
暴走特急
初めての京葉線走行特急です。舞浜通過が見てみたい~と思ったんですが僕の大っ嫌いなAE●N本社のある海浜幕張に止まることを知らなかったのでたぶん次はありませぬね…
そんなこと言ってたら予約していた座席のカーテン故障により代替え席となり、席ガチャ大外れに格下げされました。もう乗らん
蕎麦
「そが」が「そば」に聞こえる~~~なんて一昔前の車内英語放送で感じたことがありました。今はアクセント変わったのでどう聞いてもソガです。
お乗り換えだけです。続きましては…
という事で実は初めての千葉駅周辺散策が幕を開けました。
千葉ねぇ…夢の国と船橋、あとは柏くらいしか手付れていなかったんですよね。
塚本大千葉ビルに残る東芝A形エスカレータ
むしろこれが見たくて千葉まで飛んできたり、研究費という名目で特急券相当の賄賂Cashを受領するレベルのエスカレーター。それが駅前にある塚本大千葉ビル4階~6階のエスカレーターです。
かつてはそごう千葉店があったとされるフロアに、東芝が初めて制作したエスカレーターの形式「A形」が現役で残っています。
ちなみに…東芝のエスカレーターはA形から順にアルファベットで振られており、最初に出たのはA形・B形・C形の3形式で、この塚本大千葉ビルに現存しているのはこの中のA形です。A形は東芝科学館に保存されている初号機からモデルチェンジを経ているので同所の初号機と異なる形式と勘違いされるオタクがいらっしゃいますが、これは紛れもないA形です。(出展:東芝エレベータサービス二十年史)
ちなみに…
A形B形C形共通事項として、乗降部のパネルがこんなタイプ(何種類か存在するようですが、現役でなおかつ形式特定できたものはこの2種類のみ)
ガラスが丸っこくて、透明部と照明部が混在➡A形
全てが丸っこいガラス➡B形
※画像のもの、乗降部は原型ではない
これ➡C形
C形は名鉄百貨店にしか現存例がなく、A形もこの塚本大千葉ビルと東芝科学館の静態保存機しか残っていませんが、B形はよく似た「B1形」というのか全国各地に僅かながら残っています。
B1形は最も解りやすい違いとして、乗降部の模様の違いがあります。これだけで簡単に区別がつきます。
という事で、急きょエスカレーター講座を開設してしまいましたが、他にも
4階を境目にエスカレーターのメーカーが混在していたり、
エレベーターもなんだかおかしなことになっていたり。
十合
せっかく千葉駅前に来たならば絶対に寄っておきたいスポット2つ目。
そう、そごう千葉店です。
圧巻の6機分昇降路
致死量のエスカレーターを摂取…
こんなのもいますね。旧豊田そごうを思い出す…
お時間があっという間に過ぎて、出発のお時間。
ここからは便利な乗り物で一気に移動します。
津 田 沼 通 過
という事で横浜に参りました。
十合(2回目)
本日2店舗目のそごうです(そごう横浜店)
またも致死量のエレベーター・エスカレーターを摂取…
取材を終えたら相鉄側を視察したのち、みなとみらい線でみなとみらいへ。
みなとみらい
色々散歩したのち、”義務”を遂行…
67階宿泊した時は「別に風景見てもなぁ」と断念してしまったあの場所へ向かいます。
景色なんか二の次。
日本最高速エレベーターが最大の目玉である!
常に流れる「不思議な空気」
もちろん、景色もGood
さらさらっと、景色を見たら帰ります。
帰りは”あの乗り物”を経由
そこからは、桜木町➡石川町➡元町・中華街
この時クレカタッチ決済で入場してそのまま副都心線に突っ込んでしまいパニックに…(東京メトロでのタッチ決済乗車は開始前)
711円のご精算でした。高くたって一本で行けるんだからヨシ!
伊勢屋の丹治
そう、これが「伊勢丹」の名の由来(らしい)。
新宿三丁目にやってまいりました。
KTT形エスカレーター
知ってる限り伊勢丹新宿店でしか見たことないエスカレーター。
ボディや原型はK形エスカレーター
櫛部はD形(L形)エスカレーター
プレートはJシリーズエスカレーター
3種類の形式特徴が融合した
超絶特異エスカレーターなのです…
エスカレーターの配置が「変」
なぜ上りと下りの間に柱が???
ちなみに:これら項目は調査中です。
実はこの場所にエスカレーターが設置されているのだ。
店が無くなっても痕跡は残…
元新宿三越の痕跡も探りに行ってました。
新宿駅、東京駅。そして帰路へ…
同行も見送り、ひとり中央快速線で東京駅へ。
新大阪着いたものの…?
終電チャレンジ…とまではいかんだろ~と思っていたのですが、御堂筋線の始発を待っていたりしたら結局大国町の乗り換えは北加賀屋行き。終電である…
という事で無事に4日間に渡る関東旅行が無事に幕を下ろしました。
本当の闘いはこれからだ
4日間で収穫してきた情報を、見返して、学んで、研究に生かす。
これが、これから迎える本当の闘いでもあります。
次の関東までに、結果を出す。出せなかったものをもう一度現地で学び直す。
こうして、めいはちは進歩を続けていくのです。
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