佐賀県警DNA型鑑定不正、第三者委設置「必要ない」 本部長が答弁
佐賀県警の科学捜査研究所の40代職員が、DNA型鑑定で不適切な行為を行ったとして懲戒免職とされた問題で、福田英之本部長は17日、県議会本会議で「信頼を大きく損なう事案で、重く受け止めると共に、責任者として深くおわび申し上げる」と謝罪した。ただ、第三者による調査は「必要とは考えていない」と否定した。
福田本部長が公の場で謝罪するのは初めて。この日は一般質問の初日で、5人中4人が今回の問題を取り上げた。冨田幸樹議員(自民党)は、県警の「公判への影響はない」との見解を問題視し、第三者機関による調査を求めた。
これに対し、岸川美和子・県公安委員長は、委員会の定例会で計9回、県警から調査状況などの報告を受け、指摘や指導を続けたと説明。公安委員3人が法曹、経済、教育から選ばれているとして、「いわば第三者的な立場から県警を管理しており、第三者委員会の設置は必要ないと考えている」と答弁した。
福田本部長は「(不適切な行為は)実際には作業していないのにDNA型は検出されなかったとしたり、作業後に資料を紛失したり、作業の日付を書き換えたりといったもので、検出されていないものを検出されたとしたなど、鑑定資料自体に手を加えたものは一切認められず、捜査に影響はなかった。公安委員会が第三者的な立場から詳細に調査を確認している」などと述べ、第三者委員会の設置の必要はないとの考えを示した。
冨田議員は「検察も警察も同…
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