Pinned井山弘幸 Literature&Music, Epicurism, Improvization@brunnenberg1955·Jan 15, 2020別れの非在証明。出会ってないものと別れることはない。見知らぬ人から暇乞いをされることはない。ところが出会ったものには永遠に別れは来ないと谷川俊太郎は言う。死さえ二人を別つことはないという。あなたはそこに。ことほどさように、絶筆の後も作品は生成を続ける。言葉との邂逅は喪失を見ない。747427
井山弘幸 Literature&Music, Epicurism, Improvization@brunnenberg1955·Nov 29, 2023読まずに溜めた本から責め立てられる「四面楚歌」状態の書斎。大学の旧研究室のこれの倍ほどの分は山荘に移すか処分したけどまだほぼ同冊数の趣味本が廊下と階下にあって引退後2年でも収拾がつかない。なのにAmazonで買いまくる。このまま古書店を開業すべきだろうか。まるで何処かの国の赤字国債だ。242561.4K118K
井山弘幸 Literature&Music, Epicurism, Improvization@brunnenberg1955·Dec 3, 2021Replying to @latina_samaネタが増えました。有難うございます。梅毒の呼名もそうですね。唐毒(日本)フランス病(英独)ナポリ病(仏)スペイン病(伊蘭)。でもトルコのクリスチャン病は笑っちゃいます。ペルシャではトルコ病で帳尻が合う。伝播の経路が名前の由来でしょうか。3951.4K
井山弘幸 Literature&Music, Epicurism, Improvization@brunnenberg1955·Nov 10, 2022哲学は何の役に立つのか、と問う人は、有用でなければならぬという強迫観念に囚われていて、自分にその有用性があるのか不安でならない。学芸を嗜む者の心底には優れたものや美しいものへの尊崇や憧憬の念がある。有用性はヴィクトリア朝時代の科学者の組織的な就職活動の宣伝文句として発明された。158211
井山弘幸 Literature&Music, Epicurism, Improvization@brunnenberg1955·Sep 24, 2022町田の家の縁の下で生まれ育った猫たち。三代にわたってミオと猫元気を縁側で食べてきた。君たちさ、もういいじゃないか、家族になろうよ。猫部屋もある。猫写真集も充実だ。警戒しないで入っておいでよ。僕のお腹の上は気持ちいいぞ。ペローやコレットを読んであげよう。ポーのはちょっと怖いけどね。39111
井山弘幸 Literature&Music, Epicurism, Improvization@brunnenberg1955·Dec 21, 2024科哲の院では高度に専門的な勉強をすると思っていたが駒場牧場の異名があるくらいで院生はほったらかし。先生達はご自分の稼業で忙しいので基本独学独習。講義に出ずとも文句の一つ言われないが、就職の世話などして貰えない。村上陽一郎先生の御姉様のピアノの会の門下生になったのが一番の僥倖だ。1211414K
井山弘幸 Literature&Music, Epicurism, Improvization@brunnenberg1955·Mar 5, 2023語彙力という表現は言葉の力を誤解させ、無益な暗記や陳腐な片言の言い回しに人を迷走させる。語彙が乏しかろうと言葉の力は万人に宿る。てふてふの二文字で見事に心象を披瀝した詩人もいる。相手をしっかと見据え沈思し薬籠のなかの僅かな葉片で癒しの言葉を紡むまで辛抱しよう。誰にもできることだ。2141084.1K
井山弘幸 Literature&Music, Epicurism, Improvization@brunnenberg1955·Oct 11, 2020Replying to @pishi12a昔のイグノーベル賞で遠心分離機で難産の女性の出産を促す研究があったことを思い出しました。志願して被験者になった妊婦は頭痛がしたり吐気がしたりで散々。Gをかけて結石を吐き出させる方が現実的ですね。ただGをかける方向が心配ですけど。2192
井山弘幸 Literature&Music, Epicurism, Improvization@brunnenberg1955·Feb 16, 2023人の心には「知られたい」と「知られたくない」の相反する動因があり、二つの境界で揺らぐ半透性の個我があるがこの個我は伸び縮みして落ち着くところを知らない。知られ過ぎると虚無に陥り、知られず闇に置かれると孤独に沈む。友愛は知ると同時に知らずにいることで成り立つ距離の加減の芸当である。210934.2K
井山弘幸 Literature&Music, Epicurism, Improvization@brunnenberg1955·Jan 4問いには答えはあると限らない 学校の授業で使う問題集は巻末に答えが載っていて、問いに答えがあると決めてかかる習性が根付いてしまう。人生の問いの殆どに答えがないと早く知るべきだと思う。詰将棋もたまには不詰を入れよう。(原稿料が貰えないから嫌だと作家の弁)。朝のサラダには正解がない。149526K
井山弘幸 Literature&Music, Epicurism, Improvization@brunnenberg1955·Jan 25, 2022哲学病の諸症状 煙草を吸うと思索してる気分になる 枕元に難解な本を積み上げ読まず アウフヘーベンとか言いたくなる 役に立つ、の新しい意味の創造 ラーメンが無性に食べたくなる エポケしたまま無為に過ごす 眼前にコップが存在するか自信がない 先哲のことを友達みたいに語る ポイント貯まると喜ぶ11590
井山弘幸 Literature&Music, Epicurism, Improvization@brunnenberg1955·Apr 27, 2023深夜に母から電話。ホームに預けた理由を説明すると私は何も悪いことしてないのに何故こんな目に遭うのか、を延々と繰り返す。脳血管性認知症で現実が理解できない。悪いことばかりしてご免なさい、と返事。こんな時は「くまのプーさん」を声色を変えながら読んでくれた往時の母を思い出し自らを慰む33903.4K
井山弘幸 Literature&Music, Epicurism, Improvization@brunnenberg1955·Aug 9, 2022絵本二冊との出会いはこの Twitter 。イカの忍術道場も十匹の悪戯猫もどちらも話の展開にルールがあることと、恐らくストーリーが先に出来てから絵が描かれた点が似ている。イカが蟹を食い、猫が犬に襲いかかるという自然のルール無視も共通で面白かったです。絵を見て物語を想像する方が好きだけど。2885
井山弘幸 Literature&Music, Epicurism, Improvization@brunnenberg1955·Apr 29, 2022板書しながら寝る ラテン語の試験中に答えを教えてしまう 授業が延びると学生に詫びて笹団子を配る コンビニ袋にモツ煮が弁当 鞄替わりにコンビニ袋でホームレスに見まがう 長岡駅で漬物のために特急を遅らせた スキーは上手で教え方は「私についてきて下さい」と言いただ滑るだけ 赤澤先生の逸話補遺Quote山内志朗@yamauchishiro·Apr 28, 2022新潟大学の赤澤計真先生は、ベルト代わりにズボンを荒縄で締めていた。「枕元に縄しかなかったので」と言い訳していたが、当然、フランシスコ会士の風体を真似していた。周りは気づかなかったか、気づいても怖くて言えなかった。酩酊してベンチで夜中に最終バスが出た後も寝ている先生でした。1486
井山弘幸 Literature&Music, Epicurism, Improvization@brunnenberg1955·Apr 21, 2023買って封ビニールを取るまでは 開けて金のくちばしを得るまでは 森永製菓から景品が送られてくるまでは 届いたおもちゃの缶詰を開けるまでは... 本当に毎日が充実していた。息子が笑顔を輝かせながら缶詰を開ける瞬間が歓喜の絶頂だった。 人生には永遠に開けることのない缶詰が必要だとつくづく思う。57852.9K
井山弘幸 Literature&Music, Epicurism, Improvization@brunnenberg1955·May 6, 2022御代田の山荘は半年ぶり。築52年。東京には家が持てないだろう、テントでもいいからと、月見草の生える火山灰地を安値(坪五千円!)で買ったら、村の隣人が破格の費用で建ててくれた。家族六人の内四人が教師で大勢の学生が訪れた。亡き父を偲ぶ御霊屋。今日も木洩れ日を浴び天を仰ぎながら父と会話す。683
井山弘幸 Literature&Music, Epicurism, Improvization@brunnenberg1955·Jun 15, 2024古今東西の博学者にまつわる逸話や伝説を時代順に語った歴史学者の書。告知が出ましたので訳者からもお知らせします。著者ピーター・バークさん、ご本人が大層な博学者です。訳者は浅学菲才の懈怠の徒。来日された時も気後れして会うのを躊躇した程。でも面白い本。女性博学者が大勢いて吃驚でした。Quote左右社@sayusha·Jun 14, 2024【近刊】ピーター・バーク(井山弘幸訳)『博学者 知の巨人たちの歴史』6月末刊行。 レオナルド・ダ・ヴィンチからスーザン・ソンタグまで。幾度の社会的・文化的危機を乗り越え、博学者はいかに生き残ったか?Show more523865.9K
井山弘幸 Literature&Music, Epicurism, Improvization@brunnenberg1955·Aug 15, 2023Cafe Ouest のきのこカレー 40年も通い続けるウェストのカレーだがコロナ禍もあって一年ぶりの来訪。あら辛口野菜カレーじゃなくてきのこ?何かラジオで催眠術をかけられたみたいで。先生、痩せたわ~。でしょうまたグレープフルーツで?否まともに運動でね。身体は痩せるけど心意気は痩せないよ。25843.2K
井山弘幸 Literature&Music, Epicurism, Improvization@brunnenberg1955·Dec 18, 2023老母が八十歳の頃に小学生時代を思い出し描いた画文集のなか昭和十年代の「小金井の家」(右)と通学途中に遭遇した「マントの作家」(左)。後で太宰治だと知る。知人の印刷所に妹が頼み36頁の私家版を製作したら母は殊のほか喜んでくれた。施設の人は健筆に吃驚していた。往時の記憶を聞けばもっと驚く。28841.9K
井山弘幸 Literature&Music, Epicurism, Improvization@brunnenberg1955·Apr 17, 2023白岩英樹「講義アメリカの思想と文学」 成熟するとは自分の内側に多くの人の生、多くの人の声を取り込んでいくこと。内面化された超自我、ムルソーの虚無の声、アダム・スミスのimpartial spectator の声、きけわだつみの声。こんな授業を受けられた学生は幸せだこの鶏塩拉麺は声が聞こえないぞ18813K
井山弘幸 Literature&Music, Epicurism, Improvization@brunnenberg1955·Dec 10, 2022大学教育から何を得たのか分からぬ者でも老広東の料理から忘れえぬ慰めと恵みを貰った学生は大勢居ることだろう。麻婆豆腐も酢豚も仕方なく値上げして七百円程。今日は並んで待った。御夫婦の献身と勤行にいつも感謝を忘れないけど、彼是二十年以上もその気持ちを十分に伝えることができずもどかしい。1978
井山弘幸 Literature&Music, Epicurism, Improvization@brunnenberg1955·Oct 17, 2022税務署から電話。緊張が高まる。修正申告しに行ったけどどこか不備や誤記があったかな。はい紛れもなく私ですが何か?大切な忘れ物?いや身に覚えないですが。当てて見ろって、焦らさないで下さいよ。はい、ラーメン巡りのスタンプ帳、あと六杯でコンプリートの…ああ良かった、明日取りに伺います。1376
井山弘幸 Literature&Music, Epicurism, Improvization@brunnenberg1955·Feb 2, 2023昨日の昼は息子と老広東に行った。カウンターからマスターの鍋捌きが見える。これを一日五十食×週六日で繰り返す。リズミカルな動きに行者のような集中力。見ていて惚れ惚れしつつ感謝の気持が沸き上がる。この姿を見ると自分は自分なりに最善の仕事をしようと厳粛な気分に。この酢豚飯百回は食べた。16756.2K
井山弘幸 Literature&Music, Epicurism, Improvization@brunnenberg1955·Aug 23, 2024小学生の私が帰宅し自転車を引き保育園の妹二人と弟を迎えると家は真っ暗。母の置手紙「冷蔵庫を見てご覧」。中には四本に更に手紙が…「ほかにもまだあるよ」。嬌声を上げ走り回る妹達。暫くして仕事から戻ると遅い夕食。狭い家でも楽しかった用賀時代。四人の子達はもう老人だね。94歳の母永眠す。221793.9K
井山弘幸 Literature&Music, Epicurism, Improvization@brunnenberg1955·Feb 20, 2023オムライスを食べる時ひとは思い出を食べている。チキンライスだけでも贅沢なところ栄養価満点の卵が天蓋のように覆い被さりケチャップがだめ押しのアクセントを加える。初体験の興奮が甦る。オムライスだけで幸せを感じる、そんな大人になれよと亡き父に言われた。父はこれにソースをかけていたけど。13751.4K
井山弘幸 Literature&Music, Epicurism, Improvization@brunnenberg1955·Jun 24, 2024蔵書を探す手立てとして思いつくたびにこうして写真を撮るが棚の奥行のためこれらの背表紙の裏にもほぼ同冊数のB面が隠れている訳で前後の入替え作業後にまた撮らねばならないと思うも嗚呼それならAmazonでと横着なことを考えてしまう。かくして「世界ユーモアSF傑作選」を送って貰う。大学時代の本。35762.5K
井山弘幸 Literature&Music, Epicurism, Improvization@brunnenberg1955·Mar 21, 2021小学校の時、牛乳の蓋を蒐集していた…ことを半世紀経て思い出す。と言うか何故このスクラップが研究室に眠っていたのか?棄て難かったんだろう。にしても汚い字だ。よく見ると未使用の蓋も。そうだ!全国の牛乳工場にあどけない子供が拙い字で、送って下さいってお願いしたんだ。牛乳飲めない子がね。3770
井山弘幸 Literature&Music, Epicurism, Improvization@brunnenberg1955·May 27, 2023優れた人間を尊敬し幸運な人を祝福する者に、嫉妬は無縁な感情だ。所有を煩わしいと思えば羨む対象にはならないし、ハリウッドの豪邸の住人を嫉妬することなどない。世界中の数学者の畏敬を集めた流離人ポール・エルデシュの持物は鞄一つだったことを思え。病んだ自己愛と想像力の乏しさが嫉妬を生む。35722.2K
井山弘幸 Literature&Music, Epicurism, Improvization@brunnenberg1955·Jan 19, 2023横浜生まれなのにナポリタン。茹で時間8分パスタとソーセージを沸騰水に入れフライパンでニンニクと玉葱を炒めホウレン草と賞味期限が昨日のハムは後から。茹で湯でブイヨン顆粒を溶かしトマトピューレを加え全体を絡め仕上げにパセリを…こういう時に限って見つからない。まあいいや。息子の朝食。13701.4K
井山弘幸 Literature&Music, Epicurism, Improvization@brunnenberg1955·May 7, 2023古賀俊江「戦争があった そして今」。戦中戦後の窮乏生活は著者と同様空襲体験のある私の母から聞かされた話と重なることが多い。皆栄養失調だった、防空壕を掘った等。敵性語の英語が好きで苦労したことも。平和で食べる物と寝床のある生活への感謝を忘れないため後世に古賀さんの体験を伝えたい。110721.8K
井山弘幸 Literature&Music, Epicurism, Improvization@brunnenberg1955·Oct 30, 2023宮澤賢治「なめとこ山の熊」回想 町の荒物屋に搾取される熊撃ち淵沢小十郎 小十郎に撃ち殺される母熊 いのちを喰いものにして生きてゆくことの業の深さ 里に出没する熊を駆除する猟友会、熊駆除への抗議電話の報道。絵本の世界であれ熊を如何に描くかが問われるのか。プーさんだって牙も鉤爪もあるし6701.9K