「問診票は男女二択のみ」…性的マイノリティーの3人に1人が医療サービス利用に困難感じる
性的マイノリティーのおよそ3人に1人が医療サービスの利用時に困難を感じていることが分かりました。
認定NPO法人ぷれいす東京が1500人以上の性的マイノリティーを対象に行った調査によりますと、医療機関における性的マイノリティーに関する知識や配慮のなさなどから、医療サービスの利用に困難を感じたことがある人は39.1%でおよそ3人に1人が困難を感じているということです。
また過去1年間で「医療を受ける必要があると感じたのに、実際に受けなかった」という人は、37.5%にのぼりました。
調査では、性的マイノリティーの人から「問診票は男女二択で異性愛前提」、「プライバシーが守られず、カミングアウトを強いられることもある」などの声がありました。
また、医療機関側に配慮を求める以外にも、同性婚の場合は入院や救急時にパートナーが家族と扱われないなど、制度上の課題も感じているといいます。
調査団体は、性的マイノリティーの人が安心して受診できる医療現場を拡充させるためには、医療従事者や医療の現場を目指す学生が、性的マイノリティーについての理解を深めることができる教育環境が必要であるとしています。