チョコプラ・松尾の「失言」はなぜSNSユーザーの導火線に火をつけた? 信頼回復のために必要なこと #エキスパートトピ
お笑いコンビ・チョコレートプラネットの松尾駿がYouTube内で「素人が(SNSで)なに発信してんだ」「芸能人とアスリート以外はSNSをやるな」と発言したことへの反発がやまない。
同発言は、アインシュタイン・稲田直樹のSNSアカウント不正アクセスをめぐるもの。SNSユーザーが稲田に誹謗中傷を浴びせたことを問題視した発言だったが、芸能人やアスリート以外を「素人」とし、見下すニュアンスがあったことが多くの人の導火線に火をつけた。
松尾は今どう対応すべきか、そしてSNSユーザーはどのように向き合うべきか。
ココがポイント
松尾さんの発言が選民意識や傲慢さを感じさせる(中略)SNSは芸能人だけでなく一般の人も自由に意見を発信し交流する場
出典:Yahoo!ニュース オリジナル THE PAGE 2025/9/16(火)
松尾は「最悪だよ。(犯人は)一生、電子機器を使えない生活にしてほしい」と憤り(中略)ここまでは多くの視聴者も共感
出典:AERA DIGITAL(アエラデジタル) 2025/9/16(火)
芸能人とかって上流階級の人なのかな SNSとかネット配信ってチョコプラの松尾が言う一般人が元々やっていた世界
出典:smartFLASH 2025/9/16(火)
「ヒルナンデス!」(日本テレビ系)に出演(中略)「炎上」状態となっていることから、「大丈夫なのかな」など心配する声
出典:J-CAST ニュース 2025/9/16(火)
エキスパートの補足・見解
芸能人とそうではない人の区分けでよく知られるのが、昭和ののど自慢や演芸会。プロではない出場者を「素人」と位置付けたことが挙げられる。
松尾は相方・長田庄平に同調する形で、誹謗中傷者に対する怒りも込め「素人」と呼んだが、そこは説明不足。そして芸能人とアスリートを特別視し、「それ以外はSNSをやるな」としたのは持論の暴走だ。
「素人」は決して芸能人になりたくてもなれなかった存在ではない。社会には、夢を叶えて働く人、目立たなくても必要な職業に就く人らがいる。SNSはそうした人々が自由に発信する場でもある。同発言の問題は、そうした存在を「素人」とひとくくりにして周縁に追いやるニュアンスがあった点。選民思想に近い意識を含んでいたことだ。
松尾が今おこなうべきことは「言葉足らず」を認め、意図や背景を補足すること。該当動画非公開だけでは炎上が一人歩きする。補足説明することで、影響力を持つ著名人としての責任を果たし、信頼回復の契機にもなる。
そうした反省があった際には、SNSユーザーも攻撃ではなく理解に努めることが大切。炎上を「叩き合い」で終わらせないことが、芸能人と様々な社会に生きる人たちが歩み寄るきっかけになるのではないか。
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