トランプ大統領に近い著名な保守系政治活動家チャーリー・カーク氏が銃撃され死亡した事件で、タイラー・ロビンソン容疑者(22)が殺害数時間後、同棲相手のトランスジェンダーの恋人に対し、殺害を自白するメッセージを送っていた。米紙ニューヨーク・ポストが16日、報じた。

 16日に提出された起訴状によると、9月10日の殺人事件から3時間もたたないうちに、ロビンソン容疑者は、当局が「女性への性転換中の男性」と説明した同棲相手に「1週間前から殺人を計画していた」と告げたという。

 ユタ州オレムのユタバレー大学の屋上からカーク氏を撃った後、ロビンソン容疑者は恋人に「やっていることをやめてキーボードの下を見て」とメッセージを送った。

 恋人はロビンソン容疑者が残した「チャーリー・カークを殺す機会があったが、それを利用するつもりだ」と書かれたメモを発見した。

 恋人は、すぐにロビンソン容疑者にテキストメッセージを送り、「何かひどい冗談ではないか?」と尋ねた。

 容疑者は「愛しい人、僕はまだ大丈夫だけど、もうしばらくはオレムに閉じ込められている。家に帰れるのもそう遠くないと思うけど、まだライフルを回収しないといけない。正直に言うと、このことは老衰で死ぬまで秘密にしておこうと思っていたんだ。巻き込んでしまってごめんね」と返信したとされている。

 恋人がロビンソン容疑者に「カークを殺したのは自分か?」と直接尋ねると、容疑者は「そうだ。ごめんね」と返信した。

 その後のメッセージで、容疑者は、茂みの中に、祖父が所有していた狩猟用ライフルを隠していたことを明かした。引き返してそれを回収するつもりだったが、警官がその場所を封鎖していたという。

「おじいちゃんのライフルを返さなかったらおやじがどうするか心配だ…おやじにそれをなくしたことをどう説明すればいいんだ」と書いたとされる。

 恋人は罪に問われておらず、当局は「捜査に協力している」と述べた。

 ロビンソン容疑者は「愛しい君のことばかり心配しているよ」と、警察に出頭する前に恋人に手紙を書いた。

 ロビンソン容疑者は16日、合計7件の訴因のうち、加重殺人、重傷を負わせた銃器の発砲、司法妨害の3件で起訴された。

 検察は、容疑者が有罪となった場合、銃殺刑による死刑を求刑するとみられる。