3日目の行動はいろいろと考えた。阿武隈急行を乗り通すだけなら9時過ぎに仙台を出て、17時過ぎには新宿に着くが、その前にちょこっと仙石線に乗り、福島ではこれも途中までしか乗っていない福島交通飯坂線を乗り潰す。うまく遣り繰りすれば仙台市営地下鉄にも乗れるかも知れない。

25日の仙台は小雨がしょぼついていた。ホテルから駅まではアーケードがあるので、傘がなくてもほとんど濡れずに歩けた。

乗る列車は7:24発の快速石巻行き、仙石東北ラインとあるように東北本線経由で仙石線に入る。東北本線の塩釜~松島間、仙石線の松島海岸~高城町間は線路が接近している箇所があり、2015年、ここに連絡線を設けることで仙台から高城町以遠への所要時間短縮が可能になった。東北本線内は塩釜にしか止まらないので、仙台~高城町間は仙石線の45分程度に対して27分程度に短縮されている。

電気方式が異なる東北本線と仙石線を直通するため、HB-E210系が新製された。トイレ付きのHB-E211とトイレなしのHB-E212の2両でユニットを組む。HBというようにバッテリーを備えた電気式ディーゼルカーなのだが、座った位置が前寄りだったので走り出してもモーター音はほとんど聞こえなかった(連結面寄りの台車がモーター付き)。

塩釜を過ぎたら先頭にかぶりつく。通勤時間帯なので立ち客も多く、その隙間からカメラを構えた。渡り線に接近。

一旦停止することなく、40km/hくらいで通過。

右に仙石線の線路が見えてきた。

カーブが終わった所で仙石線に合流する。

7:45、高城町に到着。

発車を見送る。

7:52発の仙台・あおば通行きで戻る予定だったが、ちょっとした勘違いからこれを見送ることになった。仙石線用の205系は山手線の中間ユニットを転用したので、クハはすべてサハからの改造になる。この顔付きはなかなか悪くないと思う。

こぢんまりした駅舎。周辺は宅地でコンビニは見当たらない。

松島海岸へは一駅戻る。昼間の下り快速は概ね数分で上り列車に接続するダイヤになっている。

E131系の運転開始はこの冬から。205系も先が見えてきた。

駅名標。ここから石巻方面はデータイムに快速と普通が1時間に1本のローカル区間になる。

出発信号機は2種類。

8:10発の仙台・あおば通行きに乗る。東北本線への分岐点を通過。

東北本線との合流地点。

これは本塩釜のあたりで、観光船が見える。ここまで来たのは昭和50年頃で、鉄骨造り、単線の高架線があったのを覚えている。今はなんと東塩釜まで複線になり、コンクリートの高架線が続いている。

福田町、本塩釜で少し降車客があったが、それ以外は乗ってくる一方だった。

福田町~小鶴新田間に仙台車両センター宮城野派出所がある。205系は全部出払い、E131系が1本止まっていた。車内は中央線並みの混雑になり、苦竹で運転室仕切りに遮光幕が降ろされた。まだ仙台までにいくつか駅があるだろうにと思ったら、なんと陸前原ノ町は地下駅になっていた。仙石線は陸前原ノ町に車庫があり、そこから先は単線と思っていたから、私の頭は半世紀近く思考停止していたことになる。これからはもっと東北にも目を向けないといけないな。
8:56、仙台到着。9:05発の白石行きに乗るため地上ホームに急ぐ。1本前の8:38着なら改札脇の立食いそばで腹ごしらえができたはずだが、ここは乗継ぎが優先。仙石東北ラインに乗る前に菓子パンを1個かじっておいたから、なんとか飢え死にはしないですむだろう。
25日の仙台は小雨がしょぼついていた。ホテルから駅まではアーケードがあるので、傘がなくてもほとんど濡れずに歩けた。
乗る列車は7:24発の快速石巻行き、仙石東北ラインとあるように東北本線経由で仙石線に入る。東北本線の塩釜~松島間、仙石線の松島海岸~高城町間は線路が接近している箇所があり、2015年、ここに連絡線を設けることで仙台から高城町以遠への所要時間短縮が可能になった。東北本線内は塩釜にしか止まらないので、仙台~高城町間は仙石線の45分程度に対して27分程度に短縮されている。
電気方式が異なる東北本線と仙石線を直通するため、HB-E210系が新製された。トイレ付きのHB-E211とトイレなしのHB-E212の2両でユニットを組む。HBというようにバッテリーを備えた電気式ディーゼルカーなのだが、座った位置が前寄りだったので走り出してもモーター音はほとんど聞こえなかった(連結面寄りの台車がモーター付き)。
塩釜を過ぎたら先頭にかぶりつく。通勤時間帯なので立ち客も多く、その隙間からカメラを構えた。渡り線に接近。
一旦停止することなく、40km/hくらいで通過。
右に仙石線の線路が見えてきた。
カーブが終わった所で仙石線に合流する。
7:45、高城町に到着。
発車を見送る。
7:52発の仙台・あおば通行きで戻る予定だったが、ちょっとした勘違いからこれを見送ることになった。仙石線用の205系は山手線の中間ユニットを転用したので、クハはすべてサハからの改造になる。この顔付きはなかなか悪くないと思う。
こぢんまりした駅舎。周辺は宅地でコンビニは見当たらない。
松島海岸へは一駅戻る。昼間の下り快速は概ね数分で上り列車に接続するダイヤになっている。
E131系の運転開始はこの冬から。205系も先が見えてきた。
駅名標。ここから石巻方面はデータイムに快速と普通が1時間に1本のローカル区間になる。
出発信号機は2種類。
8:10発の仙台・あおば通行きに乗る。東北本線への分岐点を通過。
東北本線との合流地点。
これは本塩釜のあたりで、観光船が見える。ここまで来たのは昭和50年頃で、鉄骨造り、単線の高架線があったのを覚えている。今はなんと東塩釜まで複線になり、コンクリートの高架線が続いている。
福田町、本塩釜で少し降車客があったが、それ以外は乗ってくる一方だった。
福田町~小鶴新田間に仙台車両センター宮城野派出所がある。205系は全部出払い、E131系が1本止まっていた。車内は中央線並みの混雑になり、苦竹で運転室仕切りに遮光幕が降ろされた。まだ仙台までにいくつか駅があるだろうにと思ったら、なんと陸前原ノ町は地下駅になっていた。仙石線は陸前原ノ町に車庫があり、そこから先は単線と思っていたから、私の頭は半世紀近く思考停止していたことになる。これからはもっと東北にも目を向けないといけないな。
8:56、仙台到着。9:05発の白石行きに乗るため地上ホームに急ぐ。1本前の8:38着なら改札脇の立食いそばで腹ごしらえができたはずだが、ここは乗継ぎが優先。仙石東北ラインに乗る前に菓子パンを1個かじっておいたから、なんとか飢え死にはしないですむだろう。